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携帯型抗ガン剤注入ポンプ

ウイスキーの小瓶のような平型のポンプで、胸ポケットに入る。

ガンの切除後や再発したガンに対する投薬量法で使う。

プラスチック容器の中のバルーンに、抗ガン剤を注入する。

チューブを通して46時間かけてゆっくりと、抗ガン剤を体内に送り込む。

電気は使わない。

2004年に登場。

このポンプは通常、針を刺す場所を確保するため、鎖骨あたりに皮下に「CVポート」と呼ばれる機器を埋め込んで使う。

患者は日常生活や仕事もできる。

2016年、東レ・メディカルは香川大学医学部の辻晃仁教授やオーベックスと共同で開発したのは、たばこの箱より一回り大きいサイズで、胸ポケットに入る。

インフューザーポンプは、主に大腸ガンやすい臓ガンの患者に

 

2017年01月17日

夢遊病

近江大津の人、某が先生を訪ねてきて、同室の人を他室に退け。こっそりと先生に相談した。

 

私に1人の娘があります。歳は18で、某家と婚約をしています。ところで妙な変わった病気があって、毎夜のこと辰己の時刻になって、家人が熟睡すると、こっそり起き上がって舞をまいます。その舞は消妙閑雅で、ちょうど才妓の最も秀でた者が舞うのに似ています。

その舞は寅の刻を終わる頃になると止み、それから床につきます。私が時々、その舞をのぞいてみますに、毎晩、その曲が違っていて、曲が異なるたびに、その奇妙なことに、まことに名状出来ません。


ところで翌朝の動作、飲食は平常とちっとも違いません。また自分でもそのことを知りません。そこで、そのことを本人に話してもひどく驚いて、不思議がって信用しません。


これは鬼か、狐か、狸が化かしているのではないでしょうか?もしこれを婚家で知ったなら、結婚解消になると思います。

そこで神に祈ったり、おまじないをしたりしていますが、一向に効きません。先生は奇妙な病気の治療がお上手だということを聞きましたので、どうぞ御診察をお願いいたしますと。


先生はこれにこたえて、それは孤惑病というものであろうと、診てみるに、果たしてその通りであった。よって甘草瀉心湯を与えたところ、数日もたたないで、夜間の舞踊が自然に止み、某家に嫁して子供が生まれた」《生々堂治験》

 

 

2017年01月14日

血糖値を下げすぎると脳卒中のリスクが上がる

血糖値の管理には

過去1~2ヶ月の平均血糖値を反映する「HbA1c」を呼ばれる指標が使われる。

一般成人患者が
動脈硬化や目・腎臓などの合併症を防ぐには、HbA1cを7%未満に抑えるのが望ましいとされている。


日本糖尿病学会と日本老年医学会の合同委員会が2016年5月に公表した糖尿病管理指標は、

75歳以上:
(上限値)8%未満に緩和
(下限値)7%に設定


血糖値を下げすぎると、高齢者には(7%未満だと)重症低血糖が増えるとみられ、有害な場合がある。


「J-EDIT」研究
2001年~平均6年間、高齢者1000人あまりを追跡した研究。


東京都健康長寿医療センターの荒木厚・内科総括部長らが、そのデータを解析した結果、

 

HbA1cが7%~8.4%だと脳卒中の発症は少ないが、それより低くても高くても発症リスクが上がることが判明した。

 

 

2017年01月14日

免疫システムが、ガン細胞を攻撃するには2つの方法がある

①1つは、NK細胞 が直接攻撃する方法

②もう1つは、
ガン細胞を樹状細胞が食べて消化し、がんペプチドの情報をキラーT細胞などに渡して攻撃させる方法。


NK細胞もキラーT細胞も、ガン細胞を自滅に導く物質を渡す

 

NK細胞(ナチュラルキラー細胞)はつねに体内を循環して攻撃相手をさがしている。

 

NK細胞はガン細胞を見つけると、自滅に導く反応を引き起こす物質を渡す

 

樹状細胞とキラーT細胞の連携
樹状細胞は常に体内を循環しており、キラーT細胞はリンパ節などに多く存在する細胞。


まず、未熟な樹状細胞が、弱ったガン細胞を食べる。
食べられたガン細胞は、未熟な樹状細胞の体内で消化され、細かい断片になる。

ガンの細かい断片(ガンペプチド)は、細胞内の通路を通って細胞の表面から、タンパク質でできた「手」に乗って出てくる。

やがて、樹状細胞は成熟し、近くにあるリンパ節などに移動する。

体内の細胞も自分自身の一部をのせた「手」を表面に出している。

ガン細胞も、表面上に「手」を持っていて、ガンペプチド(ガン細胞自身の一部)を手にのせている。

 

キラーT細胞は自分の表面上の「手」を使って、樹状細胞からでているガンペプチドを認識する。そして、徐々に増えて、血液やリンパ液の流れにのってガン細胞を探す。

 

キラーT細胞はガン細胞の表面のガンペプチドを認識して、それが以前に、樹状細胞から出ていたものと同じであると知ると、攻撃相手であると理解する。そしてガン細胞に自滅に導く反応を引き起こす物質を渡す。

 

患者のガン細胞のどれだけの「手」がでているかを調べる方法の1つに「免疫組織染色検査」があります。

 

しらべた結果、「手」がほとんど無い場合にはNK細胞が治療に使われる。

反対に、手がたくさんあれば、樹状細胞やキラーT細胞を使う。

2017年01月13日
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