薬物<く>



   
 グアバ(グアバ)
=フトモモ科。ブラジル原産。果実は食用、葉はお茶に。
リコピンがトマトの4倍。
■グァバ茶の抽出方法
1997年の備前化成(岡山県赤磐市)が国内特許を出願(特許4109731)



 クィーンズライト
  【学名】Stillingia sylvatica
  【英名】Queen's delight、queen's root、yawroot
  【使用部位】根(2年以内の)
  【成分】精油(4%以下)
苦味不揮発性油
      苦味樹脂(シルバクロール)
      タンニン
      シュウ酸カルシウム
      青酸配糖体
      デンプン
  【効能・効果】
     唾液の分泌を促す:偽膜性喉頭炎
     刺激性痰薬
     緩下薬(少量で)
     利尿薬(少量で)
下剤・吐剤(多量で)
     血液浄化薬:皮膚病に
  【注意】
     多量に服用すると、粘膜を分泌する膜に炎症を起こす。



 クエ
「クエ」とはどのような魚か。(都内;男性)
ハタ科に属し、長崎県や佐賀県などでの郷土料理として有名なアラ料理(「クエ」の魚は「アラ」とも呼ばれるため)に用いられます。この魚は、多くの魚にみられるような群をつくることなく、昼は岩の割れ目などに単独でじっと潜み、夜は餌(魚)を求めて動き回ります。なお、老成魚は「モロコ」と呼ばれ、磯の大物釣りの対象として人気があるようです。
◎偽物・・・「アブラボウズ」が使われている。アブラボウズはギンダラ科の魚で、冷水を好む。一方、クエはハタ科で暖水を好む。




 クコ(枸杞)
   ⇒「枸杞子」「枸杞葉」「地骨皮」
   ◎果実・枝葉・根皮を煎服すると、(果実酒でもよい)
     ①解熱作用
     ②強壮作用
     ③強精作用がある。
  【効能・効果】
     ○胃腸病:
     果実・枝葉・根皮を煎服するor果実酒にして飲む。
     ○陰痿:
     果実・枝葉・根皮を煎服するor果実酒にして飲む。
     ○肝臓病:
     果実・枝葉・根皮を煎服するor果実酒にして飲む。
     ○強精剤として:
        「枸杞子5g、カチ栗10g、大棗8g」煎服。
     ○血圧の異常:
     果実・枝葉・根皮を煎服するor果実酒にして飲む。
     ○口内炎:
     果実・枝葉・根皮を煎服するor果実酒にして飲む。
     ○神経痛:
     果実・枝葉・根皮を煎服するor果実酒にして飲む。
     ○腎臓病:
     果実・枝葉・根皮を煎服するor果実酒にして飲む。
     ○せき:
     果実・枝葉・根皮を煎服するor果実酒にして飲む。
     ○糖尿病:
     果実・枝葉・根皮を煎服するor果実酒にして飲む。
     ○動脈硬化:
     果実・枝葉・根皮を煎服するor果実酒にして飲む。
     ○乳腫:
        「クコ茶・ハブ茶・ハブソウの茎葉」煎服。
     ○寝汗:
     果実・枝葉・根皮を煎服するor果実酒にして飲む。
     ○肺結核:
     果実・枝葉・根皮を煎服するor果実酒にして飲む。
     ○ハゲ:
       「枸杞子・トウガラシ」ゴマ油で煮る。そこへ豚指・黄を加え軟膏に作        り、患部に塗布する。
     ○不感症:
     果実・枝葉・根皮を煎服するor果実酒にして飲む。
     ○不眠:
     果実・枝葉・根皮を煎服するor果実酒にして飲む。
     ○便秘:
     果実・枝葉・根皮を煎服するor果実酒にして飲む。
     ○眼の充血:
        葉の煎汁or果汁で洗う。
     ○リウマチ:
     果実・枝葉・根皮を煎服するor果実酒にして飲む。
     ○淋病:
     果実・枝葉・根皮を煎服するor果実酒にして飲む。



 クサウラベニタケ
   =イッポンシメジ科。
    夏~秋、コナラ・クヌギ・シイなどの広葉樹林やマツの混じった林内地上に群生。
   ◎中毒症状:
      食後15~30分して、激しい吐き気・嘔吐・腹痛と伴わない下痢。
      死亡することはまれ。
      1~3本で中毒する。
   ◎有毒成分:コリン
         ムシカリジン
         ムシカリン


 クサガメ

クサギ
クサギ色素
(クサギの果実から得られた、トリコトミンを主成分とするものをいう。)   クサギ クマツヅラ科クサギ(Clerodendron trichotomum THUNB.)の果実より、室温時含水エタノールで抽出して得られたものである。主色素はトリコトミンである。青色を呈する。 着色料 Kusagi colour


 クサグモ
   ◎毒:分子量4000~5000のププチド。
      カルシウムチャンネルを阻害する。
   ◎ヒナタクサグモ(学名:アゲレノプシス・アペルタ)から、米国カリフォルニア    大学のアダムス博士らは、『アガトキシン』と総称される一群の神経毒を分離し    た。
<1>ω-アガトキシンⅣAと名付けられた毒素は、48個のアミノ酸からなるペプ      チドであり、小脳や海馬などに存在するカルシウムチャンネルをふさぐ作用      がある。
◎コクサグモ(学名:アゲレナ・オプレンタ)の毒から、東京大学薬学部・荻原健    一氏が、35個のアミノ酸からなるププチドを分離し、『アゲレニン』と命名した。
昆虫のシナプスには微量で働くが、脊椎動物には無効。


 クサスギカズラ
   =「天門冬」
   ◎塊根(天門冬)を煎服すると、
     ①滋養作用
     ②強壮作用
     ③強精作用
     ④解熱作用
     ⑤鎮咳作用
     ⑥去痰作用
     ⑦止渇作用
     ⑧利尿作用
  【効能・効果】
     ○強壮剤として:
       「天門冬松ヤニ」作末し蜜丸にして飲む。
     ○精力減退:
        塊根5~15g/日煎服する。
     ○喘息:
        塊根5~15g/日煎服する。
     ○糖尿病:
        塊根5~15g/日煎服する。
     ○吐血:
        塊根5~15g/日煎服する。
     ○肺結核:
        塊根5~15g/日煎服する。
     ○疲労回復:
        塊根5~15g/日煎服する。
生塊根を酒に入れて薬酒ににて飲む。
        生塊根の煎汁に麹を加え天門冬酒として使う。(血液循環を改善)




 クサノオウ
【基原】ケシ科クサノオウ属
【学名】Chelidonium majus
【英名】Swallow wort(ツバメ草)。
【成分】21種類のアルカロイドを含有する。
ケリドリンchelidonine・・・モルヒネに似た中枢神経抑制作用
プロトピンprotopine
ベルベリンberberine
ケレリスリン・・・・局所刺激作用
   =「白屈菜」
◎薬学書「マテリアメディカ」紀元1世紀。
「古代ギリシャで最も古く、権威のあった薬学書によれば、クサノオウの根をアニスと一緒にワインに入れて飲めば効く、とある。葉や茎をちぎったときに黄色い汁が出るのだが、その汁にベルベリンという肝臓に効く成分が含まれているらしいからだ。つい最近まで、イギリスの民間療法でも、肝臓病に処方されていた。」
◎死亡
「1936年、ドイツで4歳の男児がクサノオウを食べて死亡した事故があった。すぐに病院に運ばれたが、胃に大量出血を起こし、血液のリンパ系や循環器系がひどく犯されていた。
イギリスでは、ウシや馬などの家畜の中毒が起こった。最初の症状は、大量の涎を流し、やがて眠気をもよおしたり、失禁したりして、腸の働きがマヒし、足元がふらついていたという。そして、近づいて触れようとすると、ものすごい暴れ方を、最後には激しい下痢のすえ脱水症状で死んだ。」
   ⇒つぼみの頃に根元から刈り取り、数日間乾燥。
   ○全草を煎服すると、消炎性鎮痛剤となる。
  【効能・効果】
     ○胃潰瘍:
        乾燥した全草2~5g/日煎服する。
     ○胃痛:
        乾燥した全草2~5g/日煎服する。
     ○イボ:
        茎葉汁を塗布する。
     ○インキンたむし:
        生茎葉の液汁を塗布する(著効)。
     ○魚の目:
        茎葉汁を塗布する。
     ○黄疸:
        乾燥した全草2~5g/日煎服する。
     ○疥癬:
        生茎葉の液汁を塗布する(著効)。
     ○かぜ:
        乾燥した全草2~5g/日煎服する。
     ○肝臓病:
        乾燥した全草2~5g/日煎服する。
     ○切り傷:
        茎葉汁を塗布する。
     ○湿疹:
        生茎葉の液汁を塗布する(著効)。
     ○ジフテリア:
        乾燥した全草2~5g/日煎服する。
     ○胎毒:
        茎葉汁を塗布する。
     ○打撲:
        茎葉汁を塗布する。
     ○毒虫の刺傷:
        茎葉汁を塗布する。
     ○腫れ物:
        茎葉汁を塗布する。
     ○腹痛:
        乾燥した全草2~5g/日煎服する。


 クサリヘビ(VIPER)
   ◎種類:
<1>カーペットバイパー
<2>サンドバイパー
アスブクサリヘビ
ガブーンバイパー
ツノヨコバイクサリヘビ
トゲクサリヘビ
ナイトアダー
ナマクアヒメアダー
ヨーロッパクサリヘビ
ライノセラスバイパー
ラッセルズバイパー



 クジラ(鯨)
高知県では肉といえば、クジラ
串カツ・・・クジラ肉を使う
■食糧
「おい、何だこれは」
「ミンククジラが何を食べているかを調べるため、昨夏、甲板で解体作業をしていた政府の第2期北西太平洋鯨類捕獲調査(調査捕鯨)の藤瀬良弘調査団長と田村力生物調査酒積調査員は思わず息をのんだ。
日本鯨類研究所によると、鯨類は約80種類を数え、体長30mのシロナガスクジラから体長1mのコガラネズミイルカまで大きさや生体も様々だ。一般に、体長が4mより大きいものがクジラと呼ばれ、
ミンククジラなどのオキアミや小魚をヒゲで濾して飲み込むヒゲクジラと
イカなどを歯でとらえて飲み込むハクジラに大別される。
藤瀬さんを驚かせたのは、クジラの消化液特有の激しい異臭が漂う中、胃袋を引き裂くとミンククジラが余り食べないと思われていた、大量のスルメイカが目に飛び込んできた。他のミンククジラからは丸飲みされたサンマ・スケトウダラ・カタクチイワシも見つかった。
昨年、今年と2年連続で北西太平洋で行われた調査捕鯨などを通じ、人間が食べている魚介類をクジラも食べていることを示す“証拠”が多数収集された。」2001.11.6《読売新聞》
   ■ツノシマクジラ
「農林水産省所管の水産総合研究センターなどの研究チームは2003年11/19、1970年代にインド洋などで捕獲されたクジラや1998の山口県角島で漁船に衝突して死んだクジラが、ヒゲクジラ類の新種だったと11/20付けのネイチャーに発表した。
 新種と断定したクジラの和名は発見した場所から『ツノシマクジラ』、学名はクジラ研究の第一人者だった故大村秀雄博士にちかんで「オームライ」と命名した。
 最初に調べたのは1970年代に特別捕獲調査でインド洋と太平洋の熱帯海域で捕獲された8頭。いずれも外観がナガスクジラに似ていたものの、体長はナガスクジラが約25mなのに対し8頭は最大でも11m前後と小さく、独特のヒゲもあった。その後1998年に角島でクジラ1頭が漁船に当たり死んだ。この1頭の体形や骨格と、9頭のDNAなどを詳しく鑑定。ヒゲクジラ類「ナガスクジラ属」の新種と断定。
 調査捕鯨対象になっているミンククジラもナガスクジラ属の仲間。
 また、ナガスクジラ属のなかで分類が不明確だったニタリクジラに2種あることも判明。その結果、ナガスクジラ属は8種になった」2003.11.20《日本経済新聞》
■料理
「東京浅草の鯨専門店「勇新」。出てきたのは美しく盛りつけられた9つの小皿。オバイケ(関西ではオバケ)は尾びれを茹でて脂抜きしたもの。
山口県下関市にある鯨問屋「マル幸商事」。同社の直営料理店「魚餐」。社長の吉田さんは、日本の鯨食はもともとイワシクジラやナガスクジラなど大型の鯨が中心。国際的な捕鯨禁止から、ここ30年の間に、味は落ちるが小型のミンククジラに取って代わられた。
しかし近年、調査捕鯨でイワシクジラが捕獲されるようになり、また、30年ぶりにナガスクジラが捕獲されるようになる2005.12.17《日経》
■水銀
「2008年10/16、主に和歌山県で捕獲されている「ゴンドウクジラ」の肉を食べる機会が多い人は、毛髪中の水銀濃度が高い傾向があった。
和歌山県太地町の住民50人を対象にした北海道医療大学、第一薬科大学などのグループによる調査でわかった。
水銀は食物連鎖によって濃縮されるため、クジラやイルカに蓄積されやすい。




 クズ
   ◎「Pueraria mirifica」:
     タイ北部で回春なども目的で用いられていた民間薬。
     成分:イソフラボンに由来するミロエストロールで、エストラジオールやスチ        ルベステロールなどに匹敵するエストロゲン(女性ホルモン)作用を示し        たが、副作用として倦怠、頭痛、嘔吐などがみられ、医薬品としての開        発は成功しなかった。
(講談社「天然毒」p30~31)

 クスノキ
  【学名】Cinnamomum camphora
  【英名】Camohor
  【使用部位】カンファー(樟脳)、精油
  【成分】サフロール
      アセトアルデヒド
      テルピネオール
      オイゲノール
      フェランドレン
      ピネン
  【効能・効果】
     リウマチ痛(外用)
  【参考】
     樟脳は、過去数百年にわたり、この植物から蒸留抽出されてきた。


 グックル guggulu
【植物学名】Commiphora mukul Engl. (樹脂は没薬)
    【科名】Bursaraceeae. カンラン科
    【英名】Myrrh.
【中国名】Mo-yao.
     ○グックルは、2.75cmぐらいの低木である。幹は太く、そこから不規則で節      のある多数の枝が延び、さらに細かい密集した小枝になる。この小枝は直角      に分枝し、先端部はトゲとなって終わる。それらの短い小枝には、1~1.5cm      大の3枚葉と、細かい若葉がつく。末端の方は、1cmぐらいの小判形になる。      滑らかな葉である。樹脂が自然に樹皮から放出されたり、樹皮を傷つけると      そこから放出される。この植物は熱帯地方の玄武岩を好む。春に桃赤色の花      が咲き、夏に結実する。挿し木で増やし、生育には少量の水のみを必要とす      る。
   ◎適応
・骨折
・潰瘍
・関節痛
・浮腫
・肥満
・高コレステロール血症
・リンパ節炎(リンパ節の腫脹と炎症)
・甲状腺腫
・皮膚病
・寄生虫症
  ◆アーユルヴェーダでの応用◆
【味】 Rasa:辛性。
    【薬力源】温性
    【消化後の味】辛。
    【作用】1.カパを鎮静させる力とアーマを減弱させる力が強い。
故に脂肪も減少させる。
        2.油性樹脂なので、ヴァーユも鎮静させる。
        3.若返り作用。
        4.強心作用。
        5.余分なものを消耗させる。
    【適応症】  骨折
           関節痛
           リンパ節炎
浮腫
尿の異常
肥満
高コレステロール血症
甲状腺腫
皮膚病
寄生虫病

◆中国医学での応用◆
【性味】味:苦。 性:平。
    【帰経】肝経。
    【主成分】
    【使用量】3~15g。
    【薬理作用】1.活血。
          2.血を去る。
          3.止痛する。
    【応用】1.外傷痛。2.リウマチ。3.膿瘍。4.潰瘍。5.胸痛。
        6.無月経。7.月経困難症。8.腹痛。
    【処方例】
       没薬丸《証治準縄》
        「没薬・乳香・当帰・川・蜀椒各15g、桃仁(打砕)30g、自然銅()7.5g         を作末し、蜜60gで梧子大の丸剤。1日1丸服用。」
◎西洋医学で
強心剤(果実)
(葉)



 くちこ
   ◎能登名産。
    成熟した寒ナマコの卵巣を干し固めたオレンジ色の三角形。
ナマコ50~60匹でやっと1枚できる。
■石川県和倉温泉
(干くちこ)
ナマコの卵巣は口先にあるので「くちこ」と呼ばれる。
炙って食べる
「なまこや」



 クチナシ⇒「山梔子」参照
   ■アルツハイマー治療に道
    「北陸大学薬学部の毛利哲郎教授(生化学的薬理学)研究グループは2/20まで     に、漢方薬として使われるクチナシの実の成分に、脳細胞の死滅を防いでアル     ツハイマー病の進行を抑える作用があることを、動物実験で突き止めた。
毛利教授らは、実に含まれる『ゲニピン』と呼ばれる成分が記憶力を高める     作用があることを、これまでのマウス実験で突き止めており、アルツハイマー     病の治療にも応用できるのではないかと実験を進めてきた。
毛利教授らは、マウスの脳神経細胞を取り出してシャーレに培養、それにア     ルツハイマー病の原因タンパクとされる『β-アミロイド』を投与して、細胞     の変化を顕微鏡で観察した。
その結果、ゲニピンを投与した場合、3日経過しても約6割の細胞が生き残     っていたのに対し、ゲニピンを投与しなかった場合は、ほぼすべての細胞の死     滅が確認された。さらに、細胞が死滅したことを裏付ける特殊なタンパクの量     を測定した結果も、ゲニピン投与の有無で大きく異なることが分かった」
1999.2.21北国新聞
クチナシ青色素
(クチナシの果実から得られたイリドイド配糖体とタンパク質分解物の混合物にβ-グルコシダーゼを添加して得られたものをいう。)   クチナシ
クチナシ色素 アカネ科クチナシ(Gardenia augusta MERRILL var.grandiflora HORT.,Gardenia jasminoides ELLIS)の果実より、微温時水で抽出して得られたイリドイド配糖体とタンパク質分解物の混合物に、β-グルコシダーゼを添加した後、分離して得られたものである。青色を呈する。 着色料 Gardenia blue
クチナシ赤色素
(クチナシの果実から得られたイリドイド配糖体のエステル加水分解物とタンパク質分解物の混合物にβ-グルコシダーゼを添加して得られたものをいう。)   クチナシ
クチナシ色素 アカネ科クチナシ(Gardenia augusta MERRILL var.grandiflora HORT.)の果実より、微温時水で抽出して得られたイリドイド配糖体のエステル加水分解物とタンバパク質分解物の混合物に、β-グルコシダーゼを添加した後、分離して得られたものである。赤色を呈する。 着色料 Gardenia red
クチナシ黄色素
(クチナシの果実から得られた、クロシン及びクロセチンを主成分とするものをいう。)   カロチノイド
カロチノイド色素
カロテノイド
カロテノイド色素
クチナシ
クチナシ色素
クロシン アカネ科クチナシ(Gardenia augusta MERRILL var.grandiflora HORT.,Gardenia jasminoides ELLIS)の果実より、室温時水若しくは含水エタノールで抽出して得られたもの、又はこれを加水分解して得られたものである。主色素はクロシン及びクロセチンである。黄色を呈する。 着色料 Gardenia yellow



 グドゥーチー Gudūcī  (イボナシツヅラフジ)
=蔓性の多年生。湿度が高く、日陰の生け垣などに生育する。
イボナシツヅラフジの苦い白いデンプンが慢性の発熱、特に結核のような熱に有効。
◎適応
マラリア
灼熱感
痔核


 クニマス
■確認
「2010年、かって秋田県の田沢湖にのみ生息し、環境省のレッドリストで「絶滅」種に指定されている日本固有の淡水魚「クニマス」が山梨県の西湖で約70年ぶりに確認された。
京都大学の中坊徹次教授らの調査で分かった。
中坊教授は“田沢湖で絶滅する5年ほど前に、放流のためにクニマスの卵が西湖や本栖湖、琵琶湖に運ばれた記録がある。このときの卵を元に繁殖をくり返したのではないか”と話している。
クニマスは体長約30cm。1940年頃田沢湖に強酸性の水が入り、死滅したとされていた。
中坊教授が2月、テレビで活躍する東京海洋客員准教授「さかなクン」にクニマスの絵を描いて欲しいと依頼。さかなクンが特徴の似た西湖の「ヒメマス」を取り寄せたところ、クニマスと煮た黒っぽい色のものが交じっていた。
中坊教授が独自に西湖から取り寄せた魚と合わせ計9匹を分析。エラや消化器官の構造がクニマスと一致し、遺伝子解析でヒメマスとの交雑種でないことも分かった。
さかなクンは“クニマスを二度と滅ぼすことがないように、自然、生き物の尊さをしっかり考えていきたい”とコメントを寄せた。


 クマ(熊)
◎クマに遭遇した時:
 <1>有効な方法:
クマと目を合わせた状態で、声を出さずに、ゆっくり後ずさりする。
<2>無効な方法:
死んだフリをする。
大声を上げる
逃げ出す
木に登る。
◎クマはガソリンが大好き。揮発性のあるものが好き。ペンキの塗り立て。
石油系はかじってしまいたいようだ。灯油なども。
  【効能・効果】
     ○胃潰瘍:
         熊胆を水に溶かし飲む(著効)。
     ○痔:
         熊胆を水に溶かし塗布する。
     ○シャックリ:
         熊胆を水に溶かし飲む。
     ○小児の五疳:
        「熊胆・使君子末」各等分を蜜丸にし、服用。
     ○神経痛:
         肉を焼くor煮て食べる。
     ○胎毒:
         熊胆を水に溶かし飲む。
     ○つわり:
         熊胆を水に溶かし飲む(著効)。
     ○疔:
         熊胆を水に溶かし塗布する。排膿口が早く開く。
        「熊胆・反鼻末各等分」糊で練って塗布する。
     ○テンカンの発作:
         熊胆を水に溶かし鼻孔or耳の中へ入れる。
     ○脳膜炎:
         熊胆を水に溶かし飲む。
     ○耳だれ:
         熊胆を水に溶かし鼻孔or耳の中へ入れる。
     ○癰:
         熊胆を水に溶かし塗布する。排膿口が早く開く。
■捕獲
「2006年4月~11月までに国内で捕獲された熊は5059頭にのぼり、その9割が駆除された。熊に襲われた人的被害も141件で、前年の2倍以上。」



 クマザサ
   ■葉緑素損なわず
「化学ベンチャーのシクロケム(神戸市、寺尾啓二社長)は、クマザサに環状オリゴ糖を混ぜることでクロロフィル(葉緑素)を劣化させずに粉末にする製法を開発した。水に良く溶け、食物と一緒に摂取すると体内に脂肪が吸収されるのを抑制する効果も確認した。
 食品素材製販のケンテック(富山市、米田憲司社長)と共同開発した。クマザサ抽出成分にエタノールとミズ、環状オリゴ糖を合わせ、真空状態で蒸留して粉末化する。東京海洋大の実験では、クマザサ粉末を混ぜたエサを食べたマウスの中性脂肪吸収率はエサだけ食べた場合に比べ5割以上抑制された。血中コレステロール値も3割減少した。1kg\14000で販売、2004.4.21《日経産業新聞》






 クマツヅラ
   =「馬鞭草」
   ⇒地上部を刈り取り乾燥。 (参照→「バーベイン」)
   ◎地上部を煎服すれば、
     通経作用
     発汗作用
     利尿作用
     強壮作用
  【効能・効果】
     ○おりもの:
        乾燥した地上部を5~15g/日煎服する(著効)。
     ○かぜ:
        乾燥した地上部を5~15g/日煎服する(著効)。
     ○月経困難:
        乾燥した地上部を5~15g/日煎服する(著効)。
     ○月経不順:
        乾燥した地上部を5~15g/日煎服する(著効)。
     ○睾丸炎:
        乾燥した地上部を5~15g/日煎服する。
        乾燥地上部の煎汁で洗浄or生葉汁を塗布する。
     ○魚の中毒:
        乾燥地上部の煎汁で洗浄or生葉汁を塗布する。
     ○産後の回復:
        乾燥した地上部を5~15g/日煎服する(著効)。
     ○湿疹:
        乾燥地上部の煎汁で洗浄or生葉汁を塗布する。
     ○ジフテリア:
        乾燥地上部の煎汁で洗浄or生葉汁を塗布する。
     ○にきび:
        乾燥地上部の煎汁で洗浄or生葉汁を塗布する。
     ○乳腺炎:
        乾燥地上部の煎汁で洗浄or生葉汁を塗布する。
     ○腫れ物:
        乾燥地上部の煎汁で洗浄or生葉汁を塗布する。
     ○浮腫:
        乾燥した地上部を5~15g/日煎服する(著効)。
     ○耳だれ:
        乾燥地上部の煎汁で洗浄or生葉汁を塗布する。



 クマムシ
=地上最強の
國枝武和・東京大学助教は、常識外れのクマムシを通じて生命の謎に迫る。
干からびた丸い粒に水を垂らすと、水を吸って膨らむ。体の輪郭が現れ、足がピクッとすうr。まるで長い眠りの後のような伸びをした後、クマっぽくノッソのっそと動き出す。
普段は水の近くで暮らす、大きさ1㍉㍍に満たない微生物で、乾燥などで環境が過酷になるとあえて干からびてモノになってやり過ごすクマムシ。生命活動は止まるが仮死状態でもなく、かといって生きているわけでもない。
モノだから、酸素も要らないし凍結させても大丈夫、宇宙空間に出されても平気で、9年間モノだったクマムシもいる。
乾燥耐性は細胞を守るトレハロースの蓄積によるというのが長年の定説だったが、國枝らの研究によってトレハロースの関与は少ないことが分かってきた。
■7万5千気圧でも生存
「堀などの身近な水中に生息する緩歩動物『クマムシ』は、7万5000気圧という超高圧を加えた後でも生き残ることを、小野文久・岡山大学教授(物理学)と三枝誠行・准教授(生物学)が確認し、2007年7/24発表した。
クマムシは体長1mm以下で、8本の足があり、マイナス250℃以下の極低温や乾燥、放射線などの環境条件に耐える。
7万5000気圧は地球内部の上部マントルで地下180㌔付近の圧力に相当する。小野教授らによると、クマムシは乾燥すると体内の水分がほとんど無くなり、休止状態になる。この状態のクマムシ20匹に7万5千気圧をかけて実験。6時間後に水に戻すとすべて生存し、12時間後では5匹が生き残った。
通常、動物の細胞は3000気圧以上で死滅するとされている。
世界中に生息。
8本の足でクマのようにゆっくり歩くことからクマムシと名づけられた。「緩歩動物」という独自のグループに属する。約750種が生息し、道ばたのコケの中にも潜む。
欧州宇宙機関(ESA)の実験では、宇宙空間に直接さらしても死ななかった。国立曲池研究所によると、南極の氷に20年間とじ込められた状態でも復活した。弱点は紫外線だけだ。
クマムシは水分を失うと、体が樽のような形に収縮する。「乾眠」と呼ぶ状態で、呼吸など生命活動はしない。東京大学の国枝武和助教は「生きているのでも、死んでいるのでもない第3の姿」と話す。この状態で放置しても、水をかけると甦って歩き出す。
乾燥に強い動物はアフリカにいる蚊の一種「ネムリユスリカ」のように、乾期になるとトレハロースという糖を大量に合成して細胞が死ぬのを防ぐ。
しかし、クマムシはトレハロースをほとんど蓄積しない。未知のメカニズムが働いている可能性が高い。
約15000個の遺伝子の働きを他の生物と比べたところ、「ほぼ半分が新規の遺伝子とみられる」(国枝助教)ことが分かった。
不思議なことに、水にすむクマムシは乾燥に弱い。



クマヤナギ
  【効能・効果】
     ○胆石:①クマヤナギ(8g)カキドウシ(4g):煎服。
     ②クマヤナギ(8g)カキドウシ(4g)ウラジロガシ(12g):煎服。



 クマーリー Kumārī (アロエ種)
=アロエの種類は多い。アロエは太古の昔からインドで使われていた、またギリシャでは少なくとも、紀元前400年以後には使われてた。
【学名】Aloe barbadensis Mill.
Aloe vera L. var. chinensis Haw.
Aloe perryi baker
Aloe ferox Mill.
【科名】Liliaceae.ユリ科
【英名】Aloe
◎作用:
緩下作用
肝臓の強壮作用
利尿作用
通経作用
少量の蠕動運動を調節する
◎応用
駆風作用で、胃中にあるガスを下方に導く
潰瘍
浮腫
リンパ腺炎




 クミン
(参照→「ジーラカ」)
  【学名】Cuminum cynimum
  【英名】Cumin (カミン)
  【和名】なし。
  【分類】セリ科、1年草。
  【原産地】エジプト
  【使用部位】種子。
  【成分】精油(2.5~4%):
         アルデヒド25~35%
         ピネン
  【利用】料理用
  【効能・効果】
     食欲増進剤
     鎮痙作用:鼓腸、下痢
     強壮剤:心臓と神経系に作用する。
   ◎精油は、
     ①種子を蒸留して抽出されます。初めは無色ですが、徐々に黄色くなります。
②成分:クミノール(35~50%)
         シメン
         ピネン
         テルピネオール
     ③皮膚感作を起こすことがあるので、コリアンダーの使用がおすすめ。



 クモ(蜘蛛)
    (参照→ジョロウグモ:クサグモ:クロゴケグモ:コガネグモ、「シドニージョ     ウゴグモ」)
   ⇒クモの糸は、グリシンとアラニンという2種類のアミノ酸が結び付いた構造。ク    モの糸は鉄の数倍強く、ナイロンより2倍しなやかで、耐水性・伸縮性に優れる。
   ◎神経毒を持つクモ:<1>ゴケグモ
             <2>ジョロウグモ
             <3>タナグモ科クサグモ
  【効能・効果】
     ○牙疳の口臭を治す。
       「蜘蛛を殺して作末し、臙脂と麝香を入れて貼る。」
     ○吹乳と乳癰。
       「蜘蛛3、紅棗3を、棗のなかに蜘蛛を入れて炒熟し、かじって焼酎で送        り込む。」
     ○大人・小児のと孤癌の主治剤。
       「蜘蛛14枚を炒って肉桂5銭と同時に粉末にして、大人1銭・小児5分        を空腹時に、酒or蜜で丸めて服用。」
     ○小児の丹毒・遊腫に良い。
【処方】黒聖散
■ハエトリグモ
「少年時代、故郷横浜でハエトリグモ(方言でホンチ)を闘わせる遊びに我を忘れた。ホンチは2本の前脚を振り相手に接近し、大相撲顔負けの格闘技を演じる。
1cmに満たぬクモを求めてぼくらは春野の山を跋渉し、成虫になる前の幼虫ババ(方言)を捕らえて紫斑のホンチ箱に収め、生きたハエや自分のツバを与えて飼い、懐で温めて脱皮を促した。褐色のまだらのババが一皮むけると、漆黒に輝く雄グモのホンチになる。
千代紙を貼ったホンチ箱は関東大震災の翌年、木型職人の加藤光太郎氏が考案したもので、第二次大戦後一時期は年間60万個も生産された。悪童どもが出会えば自慢のホンチを出し合い、マッチ箱に入れ、ガラスで蓋をして土俵で闘わせる。クモは自分を誇示しつつ回り込んだり、駆け引きをする。力が互角なら「地取り」と呼ぶ休止期が5分、7分と続く。
互いにスキを伺う緊迫した時が流れて、やがて阿吽の呼吸で激しいもみ合いが再開される。上から相手の尻(腹部)を爪で引っ掻くと、引っ掻かれた方はたまらず退散する。
クモの遊びといえば、江戸時代にハエトリグモにハエを捕らせる競技が流行し、そのクモを「座敷鷹」などと呼んだ。
クモの格闘技では、鹿児島県加治木町の年中行事「くも合戦」が有名だ。加治木のくも合戦では、大型で円網を張るコガネグモ(薩摩弁でヤマコッ)のメス同士を横棒に這わせて相撲させる。
ハエトリグモを闘わせる遊びは横浜や房総半島の一部に限られていたが、三浦半島ではコガネグモ、ジグモ、ネコハエトリ、カバキコマチグモという4種類のクモを使っていた。伊豆半島~南九州までの沿岸部ではほとんどがコガネグモだった。(斎藤慎一郎・日本蜘蛛学会会員)
■キムラグモ(小野展嗣・国立科学博物館動物研究部昆虫第二研究室長)
「生物の多様性の主薬は昆虫で、100万種以上と言われています。蜘蛛は昆虫と違い歩くための足を8本持っていますが、名前が付いている種は少なくて3万ほどです」
日本は面積の割には蜘蛛の種、数とも多く、その約90%、1400種ほど分かっています。未解明のものもいるわけで、私も多いときで年間10ほどの新種を見つけています。
●主な研究の対象にしているハラフシグモは昔の蜘蛛の特徴を残しているとか?
「ハラフシグモ科は腹部に板状の節を持っているのが特徴で、東アジアにしかいません。日本では大正時代に見つかり、九州の南半分と沖縄県にいるキムラグモが知られています。3億年ほど前の蜘蛛がそのまま現代に生きている生きた化石で、カブトガニやシーラカンスの蜘蛛版です」
●形態などの特徴を調べるのは根気のいる仕事ですね?
「足の長さや呼吸器、生殖器、出糸管などを近縁種と比較します。捕獲のため東南アジアなどに行きますが、巣を張らない土蜘蛛の仲間なので見つけるのにちょっとしたコツがいります」
「ハラフシグモを研究することで進化の道筋や生物の多様性のナゾを解き明かすことが目的です。ベトナムとタイでは見つかる亜科の分布が違うことなどから、この地域の生態系の成立過程の違いが分かるかもしれません」
●昔の博物学は動植物の形態を見ることから出発しました。今は遺伝子を調べる方法も様変わりです
「欧州が源流の博物学ですが、今は生理学や遺伝学などの多面的な検討が求められています。自然史学といってよいでしょう」
「ただ、欧州は博物学などの歴史の積み重ねがあるので、基準標本がたくさなります。自分たちが見つけた動植物が新種であるかどうかを正確に調べるには、基準標本と比較する必要があります」
■クモの糸
「クモの糸は同じ太さの鉄のワイヤよりも強く、ナイロンよりも伸縮性があり、夢の新素材として世界中で研究が進んでいる、大崎茂芳・奈良県立医科大学教授は、コガネグモの糸を約19万本束ねたひもを作ってぶら下がり、クモの糸の強さを証明した。
“クモの糸とは髪の毛の1/10ほどの太さですが、糸を束ねて直径1cmぐらいで飛行機もつり上げられる計算です”“クモの糸はどれも同じように見えますが、巣の中心部から放射状に伸びるタテ糸やエサを捕らえるための粘着物質がついたヨコ糸など7種類の糸をおなかの管から吐き出しています。研究しているのは主に獲物に飛びついたり、逃げるときに出す命綱です”
○命綱に隠された仕組みとは?
クモの糸の強度には、糸がバネのように伸び縮みできるギリギリの強度(弾性限界強度)と伸びきって切れてしまう強度(破断強度)の2種類あります。弾性限界強度を調べると、クモの体重の2倍あることが分かりました。なぜ2倍なのかと思って、糸を電子顕微鏡で観察してみると2本ありました。1本の糸が切れても、もう1本でクモを救える訳です。クモは4億年かけて命綱の安全性を確保する構造を獲得したと考えられます。
○クモは紫外線を利用している?
カイコの絹糸に紫外線を当てると、すぐに強度が落ちます。そこでクモの巣に紫外線が当たるとボロボロになって獲物が捕れなくなるのではないかと思い、タテ糸とほぼ同じ成分である命綱に紫外線を当ててみました。すると、命綱の強度は増大した後、徐々に低下し、2日でほぼ元通りの強さになりました。またジョロウグモは1日に半分づつ2日かけて巣を張り替えていました。
■クモの糸をヴァイオリンの弦に
2012年、世界で初めてクモの糸でヴァイオリンの弦を作製した奈良県立医科大学の大崎茂芳特任教授(生体高分子学)が、クモの糸の弦をヴァイオリンの一般的な弦よりも強く、深みのある柔らかい音が出ることを解明。
4/13のフィジカル・レビュー・レターズに掲載
大崎教授は2010年、直径約8マイクロ㍍(8/1000㍉)のクモの糸約1万本から1本の弦を作るのに成功。プロのヴァイオリニストが名器ストラディバリウスに弦を張って演奏する機会があり「今までにない音色で、表現の幅が広がる」と絶賛。
大崎教授は、その音を解析。ナイロン製やガットの弦と比較すると、周波数が複数のオクターブに及ぶ「倍音」の数が多く、豊かな音色を奏でることが分かった。




クラゲ
   ◎毒針(針胞)に刺されたときの治療法
     「毒が回る前に水から上がって、刺されたところに水分を軽くふき取り、ポツ     ポツと赤くなったところにガムテープを当てて、この毒針を抜き取ると、後が     とても楽になります。この毒素はタンパク質らしく、果物のパパイヤに含まれ     るキモパパインというタンパク分解酵素がよく効きます。
ある年、日本海でカツオノエボシが大発生し、漁師さんがパパイヤジュース     を船に積んでいるのを見たとがあります。」(橘滋国著「シビレを感じたら読     む本」)
◎アカクラゲ








■発光クラゲ・・・生物発光
「チッソは、発光クラゲ由来のタンパク質『イクオリン』を使った試薬を開発した。
イクオリンは微量の[カルシウムイオン]に反応して、瞬間的の強く発光するため、環境検査や臨床検査などでの精度を高めることが出来る。
イクオリンは微量のカルシウムイオンと結合して青色の光を発する性質がある。発光によって光源を検出する手法としては、これまで発光酵素と発行基質を利用する「化学発光」が主流だった。
■エサにする
福井県ではクラゲをエサにカワハギを獲る。おとりカゴの2カ所にクラゲ(エチゼンクラゲ)をくっつけ、カワハギが食べつくす前にカゴを引き上げる
■粘液の分析
「2009年、理化学研究所と千葉大学のチームは異常繁殖で話題になったエチゼンクラゲなどが持つ粘液を解析、抗菌作用を持つ粘液の詳しい構造を突き止めた。
粘液に含まれる糖タンパク質の一種『クニウムチン』をNMR(核磁気共鳴装置)で解析した。
バリン・トレオニン・アラニンなど僅か8個のアミノ酸がひも状の構造に、糖鎖が枝のように結合していた。ヒモ同士がからみあって粘性を保っていた。このヒモから枝分かれした糖鎖が、細菌やウイルスの表面にある分子に結合する。ねね期はクラゲの体の他、ほ乳類の目や呼吸器、消化器の表面にある。
刺激に弱い粘膜を乾燥や細菌感染から守っている。」
◎エチゼンクラゲ
を食べるもの→ズワイガニとウマズラハゲ
■自然海岸
瀬戸内海でも1980年代、コンクリート護岸や堤防ができて、ミズクラゲが発生した。“瀬戸内海でも自然海岸が残っているところではあまりいない”と上真一・広島大学教授。
ポリプを捕食する魚・エビ・貝類・ウミウシなどが乱獲で減少するとクラゲが増えることも分かってきた。
全長30cmのカワハギは自分の体重の20~30倍の大形クラゲを食べる。
■ベニクラゲ
今のところ、地球上の140万種の生き物のうち若返ることが出来るのはベニクラゲとヤワラクラゲだけ。
最初の若返りクラゲはイタリアで偶然発見された。
日本で見つけたのは久保田信・京都大学瀬戸臨界実験所准教授。1匹のベニクラゲが繰り返し何度も若返ることを初めて実験で実証した。普通のクラゲは年を取ると溶けて海に消える。ところがベニクラゲは消えずにタネ状に丸まって改訂に根を張る。そこから植物のように茎を伸ばし花を咲かせ、たくさんの小さなクラゲが出て若返る。わずか3日の出来事。2ヶ月に一度のペースで若返る。


 グラニュー糖
   ◎蔗糖の含有が多い。
      蔗糖は肉を柔らかくする。
      卵白の泡立ちを良くする。
      蔗糖が含まれていない糖⇒オリゴ糖


 グラベルルート
  【学名】Eupatorium purpureum
  【英名】gravel root、joe-pye weed、queen of the meadow、purple boneset、kidneywort
  【使用部位】根茎・根。
  【成分】フラボノイド(ウエパトリン):抗ガン作用
  【効能・効果】
泌尿器の感染症や結石
     生殖器の機能を正常にする
         前立腺の炎症
         骨髄の炎症
生理痛
     体内に過度に溜まった尿酸を排出する
         リウマチ
         痛風



 クララ  SOPHRA ANGUSTIFOLIA
   ⇒根を採集し、水洗し茎・細根を除き、そのままorコルク層を除いて、輪切りor    縦割りして乾燥する(苦参)。
  【別名】ウジゴロシ
  【生薬名】苦参
  【効能・効果】
     ○あせも:
        生葉汁or 煎汁で洗浄or湿布する。
     ○黄疸:
        葉or乾燥根を煎服する。
     ○回虫駆除:
        乾燥根を3~10g/日煎服する(著効)。
     ○疥癬:
        生葉汁or 煎汁で洗浄or湿布する。
     ○肝臓病:
        葉or乾燥根を煎服する。
     ○強壮作用:
        乾燥根を3~10g/日煎服する(著効)。
     ○毛じらみ:
        生葉汁or 煎汁で洗浄or湿布する。
     ○口内炎:
        葉or乾燥根を煎服する。
     ○こしけ:
        葉or乾燥根を煎服する。
     ○子宮内膜炎:
        葉or乾燥根を煎服する。
     ○酒渣鼻:
        「苦参・当帰」各等量を作末し、酒・飯糊で作丸し、飲む。
     ○消化不良:
        乾燥根を3~10g/日煎服する(著効)。
     ○小児の疳:
        葉or乾燥根を煎服する。
     ○心臓病:
        葉or乾燥根を煎服する。
     ○腎臓病:
        葉or乾燥根を煎服する。
     ○食中毒:
        乾燥根を米酢で煎じて服用。
     ○たむし:
        生葉汁or 煎汁で洗浄or湿布する。
     ○脱肛:
        葉or乾燥根を煎服する。
     ○脱毛防止:
        生葉汁or 煎汁で洗浄or湿布する。
     ○毒虫の刺傷:
        生葉汁or 煎汁で洗浄or湿布する。
     ○床ずれ:
        生葉汁or 煎汁で洗浄or湿布する。
     ○乳腺炎:
        生葉汁or 煎汁で洗浄or湿布する。
     ○熱性下痢:
        葉or乾燥根を煎服する。
     ○腫れ物:
        生葉汁or 煎汁で洗浄or湿布する。
     ○腹痛:
        乾燥根を3~10g/日煎服する(著効)。
     ○水虫:
        生葉汁or 煎汁で洗浄or湿布する。
     ○リンパ腺炎:
        生葉汁or 煎汁で洗浄or湿布する。
     ○瘰癧:
        葉or乾燥根を煎服する。
     ○有毒植物として、以下の用途に用いられる。
       <1>農業用殺虫剤
       <2>家畜の皮膚病
       <3>便所のウジ殺し
  【毒性】
     「大量に飲むと脈拍や呼吸が速くなり、重症になると呼吸が麻痺する。」
◎キノリチジンアルカロイド含有。
    「アメリカ各地の牧場、たとえばモンタナ州のヒツジの放牧場では、美しい紫色     の花を咲かせる[ルピナス]を食べたヒツジたちが次々に中毒して斃れ、大きな     被害があったことが報告されている。ヒツジたちは神経をやられ歩行困難とな     り、あるときは逆上状態を示して仲間のヒツジにつっかかたり、呼吸困難・脈     急迫・流涎・ケイレン・昏睡を経てついには死亡した。
      このような症状はルピナスに含まれる何種類かのキノリチジンアルカロイド     によるものであり、この種のアルカロイドはルピナスの他にも
        [エニシダCytisus]
        [ヒトツバエニシダgenista]
        [クララSophpra]などマメ科各属の植物に含まれる。」
      (講談社「天然毒」p17)


 クラリセージ clary sage
  【学名】Salvia sclarea
  【英名】Clary sage(クラリセージ)、
  【和名】オニサルビア
  【分類】シソ科、多年草。
  【原産地】ヨーロッパ南部
⇒クラリセージ(Salvia sclarea)はアロマテラピーでは[セージ(Salvia officinalis)]よ    りも頻繁に使用されます。
◎精油は、
     <1>すばらしいナッティな芳香があり、心地良いものです。
<2>ドイツでは「ムスカテラーザルバイ(マスカットセージ)と呼ばれる。それはマスカ      ットワインの味に似ているから。
<3>クラリセージ油を使うときは、アルコール飲料はダメ。この2つが組み合      わさると極端にひどい悪夢を見ることがあるからです。
クラリセージだけでも夢を引き起こす。
  【効能・効果】(精油)
    ◎鎮静・鎮痙作用がある。
     ①リラックスし、眠気を誘われる。
          ②パワフルな筋肉弛緩剤。
          ③喘息
          ④月経痛
          ⑤無月経or少量月経
          ⑥強力な強壮剤:病気の回復期
                  抑鬱的なとき
                  産後の回復期
          ⑦過度の発汗を防ぐ:寝汗
          ⑧催淫作用:気まずいカップルにもおすすめ。



 クラーレノキ
【基原】マチン科ストリキノス属
【学名】Strychnos toxifera
【英名】Curare Poisn Nut
【成分】クラリンcurarine
トキシフェリンtoxiferine
【作用】呼吸マヒ、筋弛緩作用
   ◎クラーレ=狩猟用に使用する矢毒の総称。
「クラーレには幾種類もあり、ギアナだけでなく、ブラジル、コロンビア、エクアドル、ペルーなど、アマゾン河水系の流域に住む様々なインディオたちが、部族ごとに異なる植物と異なる複雑なレシピを持っていた。呼び方も『ウラリ』とか『クラーラ』とかさまざまだが、いずれも「鳥殺し」を意味している。代表的な主原料はコンドデンドロン属とストリキノス属の2つの植物。コンドデンドロン属は南米の熱帯雨林に8種~10種あり、ブドウのような実をならせ、つるは樹木のように大きく、そこからしだれる小枝に小さな花を無数につける。コンドデンドロンという名前の語源は、小さなイボイボがたくさんあるという意味のラテン語で、樹皮の表面の特徴を指している。」
     「古代モンゴロイドがアリューシャン橋をわたって、狩猟用の矢毒をトリカブ     ト以外に求めたのがクラーレとされる」
◎クラーレの毒が回っても人工呼吸をすれば生き延びる
「1815年、ウォータートンと、友人の獣医ウィリアム・スェルと、外科医のベンジャミン・ボロディは、まずクラーレの毒液をロバに注入した。ロバはまもなく倒れ、うずくまって死んだように身動き一つしない。のど元を切られても、声ひとつあげなかった。いかし、男たちが人工呼吸を始めて2時間もすると、息を吹き返して頭を持ち上げられるまでになった。なのに、ふいごを止めると、再び虚脱状態になった。
◎1844年、クロード・ベルナール(生理学者)は、悲鳴を上げるイヌの腹に手を突っ込むと、クラーレを注入した。クラーレが血液にはいると致命的だが、胃からだと無害であると証明使用としていた。そして、ついに彼は、クラーレが神経から筋肉への刺激を遮断するため、腹部と胸部の筋肉がマヒして呼吸が出来なくなって窒息死するというメカニズムを解き明かした。
彼はその実験をカエルから始めた。まずカエルの片足をしばって毒が回らないようにすると、背中にクラーレを注射し、すぐに両足の皮膚を開いて中の運動神経を露出させ、しばった脚の神経の電気刺激を与えた。ふつう、骨格筋は運動神経の刺激によって収縮するため、人工的にであれ、神経に刺激を与えれば、それが筋肉に伝わっていくはずである。おもったとおり、筋肉は反応し、神経と筋肉は正常胃に連動していた。しかし、クラーレに毒された方の脚の筋肉は、同じことをされても何の反応も示さない。神経の信号が断ち切れてしまったために、筋肉が弛緩して動けなくなったのだ。
   ◎1896年~
    ドイツのR・ベームは、民俗学的に分類
    <1>ツボ(竹筒)クラーレ
    <2>カラバシュ(瓢箪)クラーレ
    <3>ポット(土器)クラーレ
「薬理作用として筋麻痺を起こすものをツボクラリと命名。筋麻痺を起こさず、    血圧に直接影響を与える第三級アミンをクリンと命名した。」
   ◎2つの植物群
    「d-ツボクラリン」:イソキノリン系アルカロイド
      ツツラフジ科コンドデンドロン属植物から得られる。この植物はフジのよう      に蔓性灌木植物。
      狩猟動物の運動神経の刺激筋接合部をブロックして、筋肉における運動神経      の刺激伝達を阻止し、骨格筋を弛緩させる作用がある。これは、d-ツボクラ      リンが、アセチルコリンと競合的に拮抗してその興奮伝達作用を阻止するた      め。
「トキシフェリン」:インドール系アルカロイド
      フジウツギ科ストリキノス属植物に含有。特にストリキノス・トキシフェラ      種に多く、やはり蔓性で樹皮は矢毒の材料になる。





 クランベリー
クランベリーの薄いピンク色の花が、鶴(crane)のくちばしに似ている事からcrane-berirryと呼ばれているそうです
= クランベリーは、アメリカ北部で生産されているツルコケモモ科の植物で、さくらんぼみたいに真っ赤な実をつけるんだよ。
インディアンが生薬として、このクランベリーを使ってたんだよ!この果実はヨーロッパ、北アメリカ両大陸の寒冷地に生育するツルコケモモ科の小果樹であり、サクランボのような真紅の果実をつけます。
果実は酸味が強くそのまま食べるには適しませんが、アメリカでは品種の改良が行われ大規模に栽培されています。
主にジュースや料理用ソース、お菓子などあらゆる料理に幅広く利用されていますが、特に毎年恒例の感謝祭やクリスマスの晩餐には七面鳥料理とクランベリーソースが、全米の家庭のテーブルに並びます。
心臓病の多いアメリカではコレステロール値が高いと指摘されたらクランベリーを摂ると言うぐらい一般的な果物ともなっています。
尿の異常な臭いやにごり、それに結石を防ぐ効果があるんだよ。
ポリフェノール
キナ酸(利尿作用)
クランベリーにはキナ酸っていうのが含まれてて、このキナ酸は体のなかで馬尿酸に変わるんだ。この馬尿酸っていうのが感染を防ぐんだよ。
キナ酸が馬尿酸に変わるの!馬尿酸は酸性物質で、尿のpHの上昇を防いで、すなわち感染菌の増殖も防いでくれるってわけ


クランベリーの特徴は、第一に腎盂腎炎や膀胱炎といった尿路感染症に対する有効性があげられます。尿路とは腎臓から尿管、膀胱そして尿道といった、尿が作られてから体外に出るまでの通り道のことを言います。尿路感染症は大腸菌などが尿路に侵入し、繁殖することが原因で発症します。そのほか、膀胱などの尿路にカテーテルを留置された方や、膀胱摘出後に尿路変更術を受けた方などにも多く発症します。

 尿路感染に関係する多くの細菌は、中性からアルカリ性の環境で繁殖が盛んに行なわれますが、酸性の環境では逆に繁殖が抑えられます。クランベリーが尿路感染症に有効なのは、尿を酸性化して感染症の原因となる菌の繁殖をブロックしてくれるからです。それともう一つ大きな役割は、クランベリーに含まれるポリフェノールが細菌の尿路への付着を抑制することです。

 また、尿路感染症の予防や改善に役立つばかりではなく、カテーテルを挿入したり、尿路変更の手術をした患者さんの尿臭が減ることや、尿路ストーマ周囲の皮膚炎が軽快するといった効果も報告されており、患者さんのQOL(クオリティ・オブ・ライフ)にも役立っています。

 最近はクランベリーの研究も進み、新しい事実も明らかになっています。たとえば、クランベリージュースのポリフェノールを測定したところ、赤ワインに匹敵するほどの量が含まれていることが分かりました。ポリフェノールは、ご存じのように動脈硬化の予防で近年注目されている物質です。

鮮やかなルビー色は、ポリフェノールの一種・
アントシアニンの赤です。
クランベリーの特長はなんといっても、その鮮やかなルビー色。
この赤色をつくるアントシアニンは自然界に存在する
ポリフェノールの一種です。
ポリフェノールは抗酸化作用があり、細胞の酸化を防ぎ、
健康維持に役立つといわれています。
クランベリーのルビー色は、たっぷりとポリフェノールを
含んだ、健康の色なのです。


果実に含まれた有機酸も、健康をサポートします。
クランベリーの果実にはポリフェノールの他に、キナ酸という有機酸も含まれています。
キナ酸は尿路を感染症などを予防し、健全な尿路を保つのに役立つといわれています。
最近では、クランベリーの果実に含まれる植物成分が、歯肉炎や歯周病の予防にも
役立つという報告もされており、健康をサポートする果実として注目されています。


アメリカで幅広い人気があります。
現在アメリカでは、ブルーベリー、コンコードグレープと並ぶ3大フルーツのひとつとして、
クランベリーが大規模に栽培されています。
甘酸っぱい味わいのクランベリーは1年を通じて料理にも幅広く使え、
マフィン、パイ、スコーンと用途はいろいろ。

Western Ontario大学の研究チームの発表では、クランベリージュースを用いた動物実験で、乳がん腫瘍数や腫瘍の進行を抑制する効果を確認したという。また、「肺やリンパ節への腫瘍移転も著しく減少した」ともしている。
同研究チームリーダーのNajla Guthrie氏は、「研究結果は初期の段階だが、クランベリー製品中の抗がん物質がヒトに対しても効果的である可能性を示唆している」と発表した。      健康産業新聞(2000.6.1)より抜粋 

クランベリーには、キナ酸という成分が多く含まれています。このキナ酸は体内で代謝されて馬尿酸に変化します。この馬尿酸が尿路感染を予防すると言われています。
馬尿酸は酸性物質で、感染菌の増殖を防ぐことにより、尿の混濁が改善されます。また、菌が増殖することによる尿のpHの上昇を防ぎ、菌が生産するアンモニアの発生を防ぎます。アンモニアの発生を予防することで異常な尿臭を予防できるのです。
さらに、クランベリーには赤ワインで有名なプロアントシアニジンが多量に含まれています。感染菌の凝集や尿路上皮に菌が付着することを予防することがわかってきましたクランベリーに含まれる固有の化学物質キニン酸は、感染症の原因となる細菌を寄せ付けない驚くべき効果を持っています。 また、結石は酸性結石、アルカリ性結石があります。結石を作る結晶は健常な人でも尿の中に浮遊しています。しかし、結石ができる人はその結晶が凝集することで結石を形成してしまいます。クランベリーには結晶の凝集を防ぐ作用があるといわれています。


 クリ(栗=リツ)
栗のイガ:ネズミ避けに
    [薬性歌]“栗子温益奇 厚腹補腎亦耐飢”
         益気作用があり、腎機能を助ける。空腹感を感じさせなくなる。
ゆで卵+ハチミツ=栗の味になる
  【効能・効果】
     ○あせも:
        生葉汁を塗布or湿布する(著効)。
        葉・樹皮の煎汁で洗うor塗布する(著効)。
     ○ウルシかぶれ:
       「葉の煎汁で湿布する」《大塚敬節》
        生葉汁を塗布or湿布する(著効)。
        葉・樹皮の煎汁で洗うor塗布する(著効)。
     ○顔色を良くする
       「薄皮を粉末にして蜜で混ぜて塗る」
     ○脚気・脚弱無力に。
       「生栗を布袋にいれ乾燥させ常食。」
     ○筋骨で折れ、砕かれて血がかたまり腫れて痛むのを治す。
       「生の栗をかじって貼る。」
     ○魚の中毒:
        生クリを渋とともに噛む。
     ○湿疹:
        生葉汁を塗布or湿布する(著効)。
        葉・樹皮の煎汁で洗うor塗布する(著効)。
     ○小児の火丹と五色丹に使う。 (栗毛殻)
     ○腎を補強する。
       「焼いて食べる。」
     ○腎炎:
        クリを20g/日煎服する。
     ○ジンマシン:
        生葉汁を塗布or湿布する(著効)。
        葉・樹皮の煎汁で洗うor塗布する(著効)。
     ○精力減退:
        クリを20g/日煎服する。
     ○接触性皮膚炎:
        生葉汁を塗布or湿布する(著効)。
        葉・樹皮の煎汁で洗うor塗布する(著効)。
     ○乳腺炎:
        生クリをつぶして塗布する。
     ○百日咳:
        葉を煎服する。
     ○やけど:
        生クリをつぶして塗布する。
     ○養毛剤:
        イガを黒焼きしゴマ油で練って塗布する(著効)。
  【参考】
     生のクリを食べ過ぎると、
       外傷が治りにくくなる
       化膿しやすくなる。
■皮からポリフェノール
「カネボウは2005年9/21、クリの皮から血統改善などの効果があるというポリフェノールを抽出することに成功した。
クリの皮は中国では糖尿病や嘔吐に効果がある漢方の素材として使われてきた。カネボウはクリの皮を粉砕しエタノールで成分を抽出し乾燥させた。
クリの皮に含まれるポリフェノールはプロアントシアニジンを主成分としている。デンプンやサトウをブドウ糖に分解する酵素の働きを阻害する効果があり、マウスの実験で確認。」2005.9.22《産業》
   ■長期保存
「山菜加工品などの製造・販売会社「ヤマサン食品工業」(富山県)は栗ご飯や栗おこわ用に長期保存できでい、漂白剤などの添加物を使わずに加工
■「ぽろたん」(果樹研究所)
「焼いた状態の渋皮むきで、一般に140~300秒かかるところ、わずか4秒で。ポロッとむける」
■栗ご飯
栗の皮を剥いて、1割の砂糖を加え、冷蔵庫で30分。その栗でご飯を炊く





 クリキュラ
■紫外線を遮断
インドネシアで毎年、3月ごろから大量発生する幼虫「クリキュラ」。黒紫色の小さな芋虫は街路樹を食い荒らす
「クリキュラの繭で何か作れないか?」。1999年秋、東京農業大学の長島孝行助教授のもとの、インドネシア・ジョグジャカルタ特別州の旧王族からこんな相談が寄せられた。郵送されてきた3cm程度の繭をしらべて長島氏は驚いた。繭の繊維に直径数マイクロメートルの穴が無数に開いていたためだ。紫外線を当てても小さな穴に吸収されて向こうまで通らない。繭を溶剤に溶かせば、皮膚ガンの原因になると言われる紫外線の遮断材料になる」2001.6.1《日本経済新聞》



 クリスタル CRYSTAL
   =「水晶」
   ⇒石英Quartzの一種。
   ◎“氷”を意味するギリシャ語“クリスタロス”からきている。
    アルプスで初めて発見された時に「氷(クリスタロル)」と間違われたため、この名が    つけられた。
    ブラジルで多く産する。最高は、ウィーンの「オーロラ・クリスタル」
    ニューヨーク州ハキマで採れる小粒のもの⇒「ハキマ・ダイヤモンド」と称している。
   ◎アイザック・ニュートンは、クリスタルに太陽光線を通して屈折させることによ    り光のスペクトルを発見しました。
◎プリズムやカットグラスなどの視覚器材に使われる。
   ◎(D・L・メラ)
      「オールラウンドな治療石」
        <1>ダイヤモンドのようにカットする。
        <2>オールラウンドなエネルギー発生器となる。
        <3>光のバランスをとる。
      「人々に影響を与える立場の人は、身の回りに水晶を置いて自分がエネルギ       ーを出す助けとすると良い」
   ◎あなたの個人的な力の源として作用します。
   ◎応用:悪習慣を除き、良い習慣を作る。
思考を高める。
       消極性と戦い。
   ◎リーディング(ページ・ブライアント)
      「水晶は人体の中にある7つの霊中枢(チャクラ)のバランスをとるために使うこ      とが出来る。問題の中枢にかざすと、水晶はバランスを取るために消極的エ      ネルギーを九州するのだ。また水晶の中ですでに蓄積されているエネルギー      をチャクラに開放する。
 この目的のためには7つの水晶が必要である。いずれも最低250gは必要      で、また、この目的以外のことに使ってはならない。
<1>性腺のバランスをとりその活性化を計るために使う水晶は、24時間は地       中に埋めておく必要がある。これはクンダリニーのバランスをとるのに使       える“地”の磁場を九州させるためである。
<2>次のチャクラ(ライデン腺)に使う水晶は、使う前に短時間、清めた水or       蒸留水に侵す。この腺はアストラル体と密に結びつく水の元素と深く関係       している。この中枢に水晶を当てることによって感情の攪乱を鎮めバラン       ス化させることができる。
<3>次の脾臓中枢は体の浄化役をつとめ、エーテル体から毒素を除く働きを       するが、ここに使う水晶はオレンジ色の容器に保存しておく。これは脾臓       中枢の共鳴色である。

◎リーディング(ラマ・シング)
      「アトランティス人は水晶と、屈折と、増幅、蓄積の知識を活用していた。      その水晶は減じる作用でなく増幅させる性質をもっている。宝石の一連の結      晶面に強く向けられ特別に集められた光線が宝石の反射面から出る時に増幅      されることは知られている。さらに、エネルギースペクトルをもっと使いや      すいように分裂できることも知られている。アトランティス人は、このエネ      ルギー・スペクトルをもっと使い易くするために使っていたのである。」
      「天然の水晶には想念を増幅する働きがある。人々が水晶体を額の上につけ      ることによって永遠の源と一体になる能力が高まると信じる度合いだけ、霊      と心の間の波長をさらに増幅している。」
      「水晶は、確かにエネルギーを伝達し、それを保ち、その強さを維持し、夫      れを遠く離れた同様の受信器に伝達する能力をもっていた。こうして、アト      ランティス人は1つのピラミッドから別のピラミッドへエネルギーを伝達し      ていた。」
      「天然の水晶には想念を増幅する働きがある」
◎リーディング(レノーラ・ヒュイット)
      「水晶の治療性質は、主にその石を使う人のエネルギーを増幅することにあ      る。それは水晶を使う誰の能力をも増幅して、そんな患者にもフィットする      よう変えてくれるのだ。本人のエネルギーを増幅してくれる為、ほとんどの      病気に効力を発揮できる。」
「水晶を両手に持てば、その人を通して流れる治療エネルギーを増幅する助      けをする。この際、一番いい方法はピラミッド型の水晶を使うことだ。先端      を掌に当て、底面が外に向くようにする。」
「水晶のエネルギーは結晶のサイズと形の両面で変わってくる。水晶は人が      それを使っていようがいまいが、宇宙のエネルギーに触れることができるが、      人のオーラや接触によってそれが変えられてしまうことがある。」
「水晶球のエネルギーは大切であるが、それはあらゆるものを鮮明に見させ      てくれる無限の1点に人を接しさせてくれるのだ。それは彼自身の心が投影      したものである。水晶球は第3の目に作用する。また、天然の水晶は瞑想に      良い石となる。」
「水晶は頭頂部のチャクラにも作用する。この領域はとても強く作用するの      で、この中枢を使うときには注意を要する。それはとても強いエネルギー波      動を放っており、もし人が意志力を統御出来ていないと、その波動は分裂的      性質を呼ぶことにもなる。人が、このチャクラを開いたときには、それはや      ってくるものに対して使える状態にしておかなければならない。滞りのある      状態ではいけないのだ。もし高い中枢から滞った感覚が来るなら、それは水      晶との間に抵抗を起こしているのだ。」
◎リーディング(ジュリア・ロルッソ)
      「傷のない透明の水晶はそれだけでほとんど無限の働きを提供している。そ      の透明度で作用の範囲が決まってくる。使われる水晶のサイズも大切である。      なぜなら、その1つ1つがそれと平行する音色(トーン)を持つからだ。内界      に織りなされる音のシンフォニーは治療行為が進められているならば、その      エネルギーを特別な振動にセット出来るだろう。透明水晶の大きなものはそ      れだけで光とエネルギーの力場となっており、消極性に対する音の防護膜と      して使えるのである。」
「この透明な種類の水晶は、精神的、情緒的に軌道ずれを起こしている人た      ちのオーラをバランス化させ癒すことでは他のどんな単独の鉱物、あるいは      その組み合わせよりも効力を発揮する。水晶の分子構造を通過するイオンが、      個人のオーラは言うに及ばず、清める必要のあるもっと大きな場んび対して      も効果を発揮するのだ。」
「鉱物界で一番優れたバランス役を担う水晶は人体の様々な力の中枢の滞り      をもとってくれる。それは仙骨中枢に特によく働き、誤って開いてしまっっ      たクンダリニーの力を冷ます。水晶の屈折作用は分裂した心の各層に作用し      それを統合し直す利器がある。よって、それがアストラル体で起こっている      にせよ精神体で起こっているにせよ、憑霊や心霊攻撃(サイキック・アタック)に対する      優れた道具となる。」
「星座力との関係について言えば、主に“水”と“風”の星座に調和するが、      ダイヤモンドと同じくどの星座にも使える。惑星では天王星の意識と共感す      る。」
   ◎リーディング(ページ・ブライアント)
      「水晶は靱帯の中にある7つの霊中枢(チャクラ)のバランスをとるために      使うことが出来る。問題の中枢にかざすと、水晶はバランスをとるために消      極的エネルギーを吸収するのだ。また水晶の中にすでに蓄積されているエネ      ルギーをチャクラに開放する。この目的のためには7つの水晶が必要である。      いずれも最低250gは必要で、またこの目的以外のことに使ってはいけな      い。
       <1>性腺のバランスに使う水晶:24時間地中に埋めておく。“地”の磁         場を吸収させるため。
       <2>ライデン腺に使う水晶:使う前に短時間、浄めた水or蒸留水に浸す。         この腺はアストラル体と密に結びつく水の元素と深く関係している。
         水晶を当てることによって、感情の錯乱を鎮める。
       <3>脾臓中枢に使う水晶:オレンジ色の気密性容器に保管する。この中枢         は体の浄化役をつとめ、エーテル体から毒素を除く。
<4>甲状腺・松果腺・下垂体用の水晶:水で清め、定期的に太陽光線に当         てる必要がある。
       <5>ここで使う水晶は自分のためだけに使うのであり、人の為に使う時は        又別な水晶を用意すべきである。そして、使用後は吸収したエネルギー        を抜く為に水で浄め、地中に埋めるべき水晶は毎回埋める。各く中枢は、        それ用の水晶を持つべきであり、水晶同士を混ぜて用いてはいけない。」
      「肉体の疾患に使う場合には、水晶を右手に持つ。これはの電気的流れを      放つ側だ。左はの磁気的エネルギーを放つ。そして、手にした水晶をプロ      グラムするために治癒の想念をそれに投射するのである。すると、水晶はイ      ンプットされた想念を吸収して保存ずる。次ぎに、体が又完全な健康を回復      出来るよう、あらゆる不浄を吸収するように水晶に命じ、患部に当てる。そ      して十分に治療光線が放たれたと感じるまで起きておくのである。治療後、      水晶が吸収した悪いエネルギーを地中に流すために地面に埋めておく。」
「オーラをバランス化するためのい水晶の活用は、先ず2つの水晶を選ぶ。      一方はの電気的極性に、他方はの磁気的極性に使う。静かな場所を求め、      横になるのではなくイスに座る。足は素足で床の上に平らに着けて、両手は      膝の上に休ませ、瞑想の姿勢をとる。磁気的な方の水晶を両足の間に置き、      電気的な方の水晶は頭上に載せる。次ぎにマントラと呼吸法を使ってアスト      ラル体を腹部(太陽神経叢)から開放する。アストラル体は肉体から僅かの      距離のところにちょうど肉体をフィルムで映したように現れる。この際、肉      体の上に引力を感じるか、頭の中央部、耳と耳の間で音が鳴るかも知れない。      そうしたら、水晶に消極的な悪いものを吸収するように命じる。これはアス      トラル体の繊維を若返らせ、オーラを浄める。多少時間がかかるが、アスト      ラル体が清まると腹部一体に清涼感が出てくる。(感情の毒素を放出)
これを終えたらエネルギーをまたつなぎ合わせのに時間をかけ、その後、      水晶を塩水、できれば海水につけ、次回使うまで漬けたままにしておく。」
◎リーディング(エドガー・ケイシー)
      「水晶は体の力を集中し、多くの影響力が流入する経路を開いてくれる。そ      れを神の名の下に、神の義の下にのみ使うならば、多くのものがそこから得      られるだろう」
「濃い紫色の敷物の上に水晶球を置き、そこに左肩から透明な白い光をあて      なさい。そして、深い瞑想によって体から上昇してくる力の発散によってそ      の表面が包まれるように、水晶の上に手をかざしなさい。」



 クリスマスローズ HELLEBORUS NIGER
【基原】キンポウゲ科クリスマスローズ属
【学名】Helleborus niger (ヘレボラス・ニゲル)
【英名】Christmus Rose
【成分】ヘレブリン・・・強心配糖体(心臓毒)
○蟇の毒と同じような六員環の不法亜不飽和ラクトンをもつステロイド系化合物が心臓毒となる。
【作用】嘔吐、皮膚炎、強心作用
   ◎[ヘレブリン]を含有することで有毒。
「ヘレブリンは6員環ラクトンを含むステロイド配糖体」





 クリソコラ CHRYSOCOLLA
   =「珪孔雀石」
    孔雀石と同じ銅の鉱物であるが、成分が珪酸塩なので珪孔雀石と呼ばれる。アメ    リカ以外での評価は低い。柔らかな光沢とデリケートな青緑色をもつ玉髄。
   ◎CuH2Si2O5(OH)4・nH2O。単晶系(非晶質)
   ◎硬度:[2~4]。光沢と硬さは含まれている石英の量で変わります。
   ◎銅鉱床の二次産物として広く産出するが、色彩が美しくても、質がもろくて、宝 飾用に加工できない。そのため、これに樹脂をしみ込ませ研磨に堪えるように処    理している。樹脂の代わりに石英がしみ込んで固化されたものをアメリカ人はジ    ェム・シリカと称し珍重する。(堀秀道著「楽しい鉱物図鑑」p186)
   ◎(D・L・メラ)
      「心を刺激すると同時に感情をリラックスさせる。(バランス作用)」
      「神経の緊張を鎮静する」
      「感情の乱れを和らげる一方、心を新しい自覚と理解に広げてくれる。」
      「分析能力と直感的能力に作用する」
   ◎仕事中に持っていると良い。
      プログラマー----機械のようにショートしないように
      デザイナー------創造的アイデアを実用化
   ◎情緒的な乱れ。
   ◎リーディング(ジュリア・ロルッソ)
      「まだ形成途上のこの石はトルコ石の働きに代わるものである。この石はか      なり高い進化の螺旋に位置しているからだ。この物質の持つ性質は低次の3      中枢と、そこから高次の力場と次元の3中枢に向かって良く作用し、最高の      意識界、モナッド界に向かって反応を起こす波動的衝撃を生む。」
「クリソコラは天王星の惑星力を伝達し、〝地〟以外の全ての元素(水火風)      と両立出来る」
「身体につけると、この石は太陽神経叢を通してオーラの場の精神の流れを      フィルターし、恐怖んと罪悪感を軽くする助けをし、この中枢を特に調律す      るのである。」
「潰瘍や消化管障害を防ぐ」
   ◎リーディング(ドロシー・メラ)
      「銅を含む宝石として、心の明晰な思考力を妨げる鬱積した感情を開く手助       けをする。」
      「その人の持つ分析的・直感的能力に作用する」
◎リーディング(遠藤昭則)
      「使い方のなかなか難しい石である。」
      「怒りの念がある状態でこの石を使うと体に有害になるので要注意。感情的      に興奮しやすい人、性エネルギーを浪費しているひとにイライラがでやすい」
「作用する部位は首の後ろの突出部の上、その周囲の骨の神経、聴覚中枢に      も作用する」
「足の膝下、ふくらはぎに当てると暖かみが出て、小周天を行うときのエネ      ルギーの流れが活発になる。」




クリソライト
   (→猫目石)



 グリタ Ghŗta (ギー)
◎適応
・長寿を促し、顔色を良くし、知力・記憶力・視力などを増大させる。
・疝痛に
・精神錯乱
・精神分裂病
・テンカン(鼻に数滴)



 クリーバーズ
  【学名】galium aparine
  【英名】Cleavers、clivers、goosegrass、gripgrass、stickywillie、catchweed、hedgeburs
【使用部位】地上部。
  【成分】クマリン
      配糖体(アスペルロサイド)
      赤色染料
      タンニン
      クエン酸
  【効能・効果】
尿路結石
     皮膚病
     リンパ系のガン
     血圧降下作用
     解熱作用
     体内の血液を浄化
リンパ系を刺激し、リンパ腺の腫れを緩和する。
       人間の体内の毒素や老廃物の排出をリンパ系に依存しているので、クリー       バーズによってこれらの老廃物は尿中へと排出される。
  


 グリーンジャスパー
   ◎腸の働きを助け、便秘・腸のケイレンを和らげる。(D・L・メラ)

 グリーンジェード
   ◎(D・L・メラ)
    <1>胃の不調を楽にし
    <2>目の疲れを和らげ、
    <3>肝臓の働きを助ける。

 グリーンデリア
  【学名】grindelia camporum
  【英名】grindelia、gumplant、tarweed、rosinweed
       (ネバリオグルマ)
  【使用部位】地上部。
  【成分】樹脂(約20%)
      精油
      サポニン(グリンデリン)
      アルカロイド
      タンニン
      セレン
  【効能・効果】
     喘息:少量を定期的に服用。
     気管支炎
     痰薬
     鎮痙薬:効果が動脈にまで及ぶ
     心拍数を抑える
     心臓喘息
     高血圧
花粉症
     ウルシかぶれ(外用)
  【注意】
     多量の服用は有毒。



 グリン・フォウルズ→バイケイソウ



 クルミ
■コレステロール低下
「クルミを食べると血中コレステロール値が低下することが九州大学の今泉勝己教授らの実験で明らかになった。クルミに多く含まれるαリノレン酸のコレステロール低減効果があるという。
実験は健康な男女20人を対象に8週間にわたって実施。1日の摂取カロリーの12.5%をクルミの置き換えた食事を摂取したところ、総コレステロール値が低下し多。特に女性は「悪玉」といわれるLDLコレステロールの濃度の低下が目立った。」2002.7.12《日経産業新聞》
■心臓病に
「米テキサス大学の研究者らは、クルミに「メラトニン」と呼ばれるホルモンが多く含まれることを発見。クルミを食べることで、心臓病やガンのリスクが減る可能性がある。
ラットにクルミを食べさせたところ、食べなかったラットに比べて、血液中のメラトニン濃度が3倍に上がった。クルミにはメラトニン以外に「オメガ3脂肪酸」などが含まれ、相乗効果が期待出来るという」2005.9.28《産業》。
■心疾患予防に
「2009年、米ロマンダ大学のチームは、クルミと魚を摂取すると血中コレステロール値や中性脂肪値を下げる効果があることを確認した。
クルミはコレステロール値を下げ、
魚は中性脂肪を下げるという。
健康な大人25人を対象に実験。以下の食習慣を4週間続けた。
①「クルミを1日42.5g食べる
②「サケを1日113g食べる」
③「クルミもサケも食べない」




 クレソン
  【学名】Nasturtium officinale
  【英名】Watercress
【和名】(オランダミズガラシ)
【別名】オランダガラシ
  【分類】アブラナ科、多年草。
  【原産地】ユーラシア
  【使用部位】茎・葉。
  【成分】ビタミンA・C・E
      ニコチンアミド
      配糖体
      グルコナスツルチン
      精油
      マンガン
      鉄
      リン
      ヨウ素
      銅
      カルシウム
  【効能・効果】

     消化不良
     痛風
     関節炎
     疲労回復
     利尿作用
     血液や組織から毒素を排出する
  【注意】
      食用として栽培されたものを使用すること。
       理由:肝臓に寄生する吸虫の宿主となることがあるので。
  【仲間】
    ガーデンクレス(garden cress)
      学名:Lepidium sativum ペッパーグラス
      和名:コショウソウ
      分類:アブラナ科、1年草。
      原産地:イラン
■雑草化し
「欧州が原産。小川や水路・水田など日当たりのよい水辺で育つ。春~秋にかけて白い花が咲き、種をまき散らす。ちぎれた茎だけでも根を張って旺盛に繁殖する。冷たい清流を好むが適応力は高く、都会の溝でも見かける。
日本国内への侵入は、1860年代に欧米人が食用に持ち込み、外国人居留地で野生化したのが始まりと考えられている。
世界中で繁殖しており、雑草化して水路を埋め尽くしているところもある。









 グレープフルーツ
◎成分・・・リモネン(プラスチックの接着剤になる。グレープフルーツの皮の成分をプラスチックに付ける)
   ■降圧剤との飲み合わせ
    「グレープフルーツのジュースはミネラルなどが豊富で、利尿効果も期待出来る     と、欧米では高血圧患者に薦めている。しかし、世界的に広く使われている降     圧剤ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗剤をジュースと一緒に飲むと、薬の効     き目が高まることが分かった。
      肝臓にある薬物代謝酵素の一部の働きを邪魔する物質がグレープフルーツに     含まれているのが原因。コップ1杯のジュースで、患者によっては数倍の薬を     飲んだのと同じ状態になり、血圧低下で危険な場合もあるという。最近、降圧     剤の他、免疫抑制剤「シクロスポリン」や女性ホルモンの「エストロゲン」な     どにも同じ影響があることも分かってきた。
     (山添康・東北大学薬学部教授:衛生化学)1996.5.5《朝日新聞》」
   ■薬との飲み合わせ
    <1>最低血圧
     「1991年、カナダのウエスタン・オンタリオ大学の研究者が、最低血圧が少し      高い人6人に、血圧降下剤を①水、②オレンジジュース、③グレープフルー      ツの3種類の飲み物で服用してもらった。その結果、グレープフルーツの場      合だけ、他よりもこの薬物の血液中の濃度が高くなって、最低血圧を低くさ      せていた」。
    <2>薬物排出を妨げる:
     「濃度を上げる成分を、山添康・東北大学薬学部教授が解明。2種類の物質が      肝臓の中にあって、薬を排泄しやすくしている酵素の働きを、この物質がじ      ゃまをする為、血液中の薬の濃度が上がるとのこと」1997.3.31《朝日新聞》
     「グレープフルーツジュースをある種の薬と一緒に飲むと心拍数が上がるなど      の副作用が出るが、九州大学薬学部の沢田康文教授らは、その新たな原因を      突き止めた。果汁中の特定の成分が、細胞が薬物を排出する仕組みを邪魔し      ているという。オレンジジュースでも同じ作用が確認されており研究チーム      は、他のジュースや清涼飲料水と薬との相互作用を調べる。
薬は服用後、肝臓や小腸から体外に排出されるが、この働きが何らかの理      由で妨げられると、薬が必要以上に下がりすぎたり心拍数が上がるといった      副作用が起きる。
沢田教授らは小腸の粘膜表面にあり細胞内から薬物を排出する働きをする      P糖タンパク質という物質に注目。人間の培養細胞を使って実験したところ、      グループフルーツジュースの中のジヒドロキシベルガモチンと呼ばれる物質      がP糖タンパク質の作用を阻害していることを確認した。
グレープフルーツジュースとの飲みあわせによる副作用については、果汁      に含まれるベルガモチンなどの微量成分が薬の排出作用を弱めることがすで      に分かっている。1998.11.28《日本経済新聞》
<3>突然死:
     「テルフェナジン(抗ヒスタミン剤)と一緒にグレープフルーツを飲むと、心      臓の不整脈を起こし、最悪の場合突然心停止を起こすことがありうる」。       1998.2.2《日本経済新聞》
    

 クロウメモドキ  RHAMNUS FRANgULA
   ⇒クロウメモドキ科。Frangula alnus。
   ◎果実には、アントラキノン誘導体を含有し、下剤や皮膚病の薬として用いられて    きたのと同時に、吐き気・腹痛・出血性下痢のような症状を伴う中毒の原因植物。    (講談社「天然毒」p30~31)
   




 クロガネモチ

 クロゴケグモ
   ◎毒素:αーラトロトキシン。分子量約13万のタンパク質。
      イ)シナプス前膜に働いて、シナプス小胞から伝達物質を過剰に放出させ、        ついには枯渇させてしまう。
ロ)伝達物質の放出を促進する性質がある。ボツリヌスは反対に伝達物質の       放出を止めてしまう。いっしょにしたら?
      ハ)米国、カオ博士の実験。
        1)カエルの脚の神経筋標本にボツリヌス毒素を与えると、正常では神経         の末端から放出されるアセチルコリンによって発生するはずの電位          が、まったく消失してしまう。
2)そこで、ボツリヌス毒素とクロゴケグモ毒素を一緒に与えたところ、         電位の増加が起こった。つまり、クロゴケグモ毒素の作用がボツリヌ         ス毒素を上回ったのだ。



 クロサイ

 クロソイ
■新抗菌物質
「東京水産大学の塩見一雄教授、長島祐二助教授らは「クロソイ」と呼ばれる魚の体表面にある粘液に抗菌効果を備えたタンパク質が有ることを突き止めた。
分子量が17万と非常に大きい糖タンパク質に抗菌作用があるのが分かった。従来知られていない物質で『シュリゲリン』と名付けた。
食中毒を引き起こす最近に、このタンパク質を加えて培養したところ、腸炎ビブリオやエロモナスなど5種類のグラム陰性菌に強い抗菌作用を示した。
腸炎ビブリオ菌に対しては殺菌効果があり、フォtpバクテリウム・ダムセラ菌に対しては殺さず発育を阻害する働きがあった。」2001.12.11《日経産業新聞》



 クロチョウガイ

 クローバ TRUFOLINM
   =ツメクサ
◎エストロゲン作用を有するイソフラビン誘導体を含有する。

























 クロヒヨス Hyoscyamus niger
   =黒ヒヨス
   ⇒ブルガリアに広く分布。不快な臭いのする粘着性の植物で、茎は1mまでである。    花は大きく暗黄色で、紫色の葉脈があり、毒性が非常に強い。
【成分】
    アルカロイド:
        l-ヒヨスシアミン


 クローブ
  【学名】Eugenia aromatica、(Syzygium aromaticum)
  【英名】Clove
       (チョウジノキ)
  【使用部位】乾燥つぼみ(丁字)。
  【成分】精油(15%)
      タンニン酸(13%)
      カリオフィリン
【効能・効果】
     歯科の消毒
     歯痛
  【利用法】
     ポプリ(香りツボ)
     ポマンダー(におい玉)
     調理用:
       マルド・ワイン(ワインを温め、甘味、香料、卵黄を入れて作る)
       ガラム・マサラ(甘いスパイス・ミックスで、調理の最後に加えて料理の香              りを引き立てるもので、6種のハーブで出来ている)
       五香粉(スパイスミックスのこと)


 クロマメ (黒大豆)
   =(黒豆コクズ)
   ⇒種子は採集し、乾燥する(黒大豆)。
    又、水に浸け、発芽発根させた後、皮部を除いて陰干しする。or発芽するとす    ぐに日光にあてて乾かし、皮・芽を除いて子葉部を炒る(豆檗)
   ◎豆檗を煎服or煮食すれば、
     ①解熱作用
     ②強壮作用
     ③利尿作用
  【効能・効果】
     ○咽喉炎:
        「黒大豆竹葉甘草」煎服。
        「黒大豆松葉南天実」煎服。
        「黒大豆松葉桔梗」煎服。
     ○回虫駆除:
         クロマメのサヤを乾燥し、産毛を去って作末し、8~10g/日砂糖水で         飲む。
     ○かぜ:
         黒大豆の煎汁に氷砂糖を加え飲む(著効)。
     ○脚気:
         クロマメを煎服する。
         クロマメを作末し酒で飲む。
     ○身体のシビレ:
豆檗を煎服or煮食する。
     ○強壮・強精に:
        「黒大豆松葉」煎服。
     ○声がれ:
         黒大豆の煎汁に氷砂糖を加え飲む(著効)。
        「黒大豆竹葉甘草」煎服。
        「黒大豆松葉南天実」煎服。
        「黒大豆松葉桔梗」煎服。
     ○産後の諸疾患:
         クロマメを煎服する。
         クロマメを作末し酒で飲む。
     ○歯痛:
         クロマメを酒で煎じ、口に含む。
     ○食中毒:(魚・鳥・獣)
        「黒大豆50g、甘草3~10g」煎服する(著効)。
     ○視力減退:
豆檗を煎服or煮食する。
     ○神経衰弱:
        「黒大豆コンブ苡仁」炒って作末し飲むor茶代用する。
     ○腎臓病:
豆檗を煎服or煮食する。
     ○せき:
         黒大豆の煎汁に氷砂糖を加え飲む(著効)。
        「黒大豆竹葉甘草」煎服。
        「黒大豆松葉南天実」煎服。
        「黒大豆松葉桔梗」煎服。
     ○腺病質:
        「黒大豆コンブ苡仁」炒って作末し飲むor茶代用する。
     ○丹毒:
         生葉汁を塗布する。
     ○中風:
         クロマメを煎服する。
         クロマメを作末し酒で飲む。
豆檗を煎服or煮食する。
     ○毒虫の刺傷:
         生葉汁を塗布する。
     ○吐血:
         クロマメを煎服する。
         クロマメを作末し酒で飲む。
     ○乳汁不足:
        「黒大豆黒ゴマ」同量を炒って作末して飲むor煎服。
        「黒大豆もち米」作末し、黒砂糖少々加え飲む。
     ○乳腫:
         豆腐で患部を湿布する(著効)。
     ○不感症:
        「黒大豆黒ゴマ」同量を炒って作末して飲むor煎服。
     ○フケ:
        クロマメを酢で煎じ、頭部を洗浄する(著効)。
     ○病後の衰弱:
        「黒大豆コンブ苡仁」炒って作末し飲むor茶代用する。
     ○腹痛:
        根瘤を湯で飲む
     ○浮腫:
         クロマメを煎服する。
         クロマメを作末し酒で飲む。
     ○二日酔い:
        「黒大豆50g、甘草3~10g」煎服する(著効)。
     ○薬の中毒:(ヒ素・巴豆・附子)
        「黒大豆50g、甘草3~10g」煎服する(著効)。
     ○腰痛:
         クロマメを煎服する。
         クロマメを作末し酒で飲む。
■おせち料理
黒豆は粒のそろったものを選ぶ。
2カップをよく洗い、ゴミを除き、ざるに上げる。
さびたクギがあれば2~3本洗って袋に入れる。
アルミ以外の鍋に熱湯6カップを入れ。黒豆、砂糖2カップ、醤油大さじ1半、塩小さじ半、とクギを入れてフタをして一晩置く。フタは極力開けない。
翌朝、鍋ごと火にかけ、沸騰したら極弱火にして6~7時間煮込む。
豆が常に煮汁に浸っているよう気を付け、減ったら差し水をする。
火が強かったり煮る時間が短かったりすると、シワが出ることもあるが、「それは失敗ではありません。硬めが好みの家もありますから」と白井さん。
一晩置いて豆を出し、煮汁だけを半量になるまで中火で見詰め、冷まして豆と合わせる」2001.12.26《読売新聞》
■肥満抑制効果
「フジッコは、黒大豆の皮に含まれる色素成分『アントシアニン』に腹部の脂肪蓄積を抑えたり、血液中のコレステロールを減らす効果があることを確認した。
静岡県立大薬学部の辻邦郎教授らと共同で、アジサイなどの花の色素成分であるアントシアニンの効果を調べた。黒大豆と黄大豆をそれぞれ飼料に混ぜ、別々のラットに30日間与えた。黒田伊豆を食べたラットの腹部の脂肪量は、黄大豆を食べたラットより10~15%程度少なかった。
さらに、卵巣を摘出したラットに黒田いずのアントシアニンを投与すると、女性ホルモンとは違うメカニズムで、脂質の分解が活発になることを突き止めた。女性ホルモンの働きが低下する更年期の肥満だけでなく、様々な要因による肥満にも効果があるという。
実験に使ったラットの血液を調べたところ、黒田伊豆のアントシアニンがコレステロールを減らすことも確認した。」2002.3.29《日経産業新聞》
■黒千石
「明治時代から北海道で栽培されていた。2008年、北海道大学は食品ベンチャーのバイコーポレーションと共同で免疫調整機能やアレルギー抑制効果があることが分かった。
アズキや大豆など他の豆類での実験では同様の効果は認められなかった。」



 クロメ

 クロモジ
  【学名】Lindera umbellata
  【別名】ヨウジノキ
  【分類】クスノキ科、落葉低木(雌雄異株)
  【原産地】日本、中国


 クロレラ
■細胞の老化を防ぐ
「京都府立医科大学の松田修准教授と岸田綱郎博士研究院は、細胞が老化すると原因とされる活性酸素の働きを抑える能力が高いクロレラを発見した。水中にすむ『J005』という種で、これまで健康食品などに使われてきたクロレラに比べて、活性酸素を抑える能力は最大で4倍の差があった。」2008.2.20
■ヤエヤマクロレラ
2011年、クロレラ培養・加工の八重山殖産(沖縄県石垣市)はクロレラの海外輸出を拡大。
同社は石垣島の工場に直径45mの培養プール11基、同30mの培養プールを13基保有。同島周辺に自生するクロレラを種株として屋内で無菌培養したうえ、屋外の培養プールに移し、大量培養している。
石垣島で採取したクロレラは台湾などの海外産に比べて葉緑素の含有量が多いのが特徴。
   ◎1977年、東京を中心に光過敏症が発生した。
(講談社「天然の毒」p130参照)
   ○相互作用・・・光線過敏症
      [タラボルフィンナトリウム]
      [ポルフィマートナトリウム]
   ○相互作用・・・作用減弱
      [ワルファリンカリウム]


 クワ(桑)
   ◎葉を茶代用にすれば、
     補血作用
     強壮作用
   ◎根皮・葉を煎服すれば、
     消炎作用
     利尿作用
     鎮咳作用
     去痰作用
     緩下作用
   ◎実を果実酒にすれば、
     滋養強壮作用
     利尿作用
     鎮咳作用
  【効能・効果】
     ○運動麻痺:
        クワの実を果実酒にして飲む。or酒で煮詰めて食べる。
        乾燥したクワの実を煎服する。
     ○高血圧:
        葉を茶代用にする(著効)。
        ヒゲ根を煎服(著効)。
     ○呼吸困難:
        根皮・葉を10g/日煎服する。
     ○酒の中毒:
        クワの実を果実酒にして飲む。or酒で煮詰めて食べる。
        乾燥したクワの実を煎服する。
     ○神経衰弱:
        クワの実を果実酒にして飲む。or酒で煮詰めて食べる。
        乾燥したクワの実を煎服する。
     ○腎臓病:
        根皮・葉を10g/日煎服する。
     ○性欲が減少した:
        実(桑椹)を酒で煮詰めたものを食べる(著効)。
     ○知覚麻痺:
        クワの実を果実酒にして飲む。or酒で煮詰めて食べる。
        乾燥したクワの実を煎服する。
     ○中風:
        葉を茶代用にする(著効)。
        ヒゲ根を煎服(著効)。
       「根皮or葉クロゴマ」少し炒って作末し、蜜で丸剤につくり、酒で飲        む。さらに「ハブソウ昆布」も良い。
     ○動脈硬化:
        葉を茶代用にする(著効)。
        ヒゲ根を煎服(著効)。
       「根皮or葉クロゴマ」少し炒って作末し、蜜で丸剤につくり、酒で飲        む。さらに「ハブソウ昆布」も良い。
     ○脳出血:
        葉を茶代用にする(著効)。
        ヒゲ根を煎服(著効)。
     ○喘息:
        根皮・葉を10g/日煎服する。
     ○尿利減少:
        根皮・葉を10g/日煎服する。
     ○抜け毛:
        根皮・葉の煎汁を塗布する。
     ○寝汗:
        葉の粉末を飲む。
     ○脳溢血:
        根皮・葉を10g/日煎服する。
     ○のぼせ:
        根皮・葉を10g/日煎服する。
     ○肺気腫:
        根皮・葉を10g/日煎服する。
     ○肺水腫:
        根皮・葉を10g/日煎服する。
     ○百日咳:
        根皮・葉を10g/日煎服する。
     ○不老長寿に:
        根皮の煎汁を煮詰め、そこへ米コウジを入れて桑酒をつくり飲む。
     ○便秘:
        根皮・葉を10g/日煎服する。
     ○やけど:
        クワに実をつぶして塗布する。
■血糖
「新潟県農業総合研究所食品研究センター(新潟県加茂市)は、食後血糖値の上昇を抑制する有効成分を多く残したまま、桑の葉を粉末処理できる技術を開発した。葉を凍結乾燥させて葉に含まれる有効成分の分解を抑える。
桑の葉には、デオキシノジリマイシン(DNJ)のほか、フラボノイドなどポリフェノール成分が含まれ、食後血糖値の上昇を抑制する効果があるとされる。
桑の葉を粉末化する手法としては40℃程度の温風で桑の葉を乾燥させてから作末する手法が代表的だが、乾燥中に酵素が活性化するため、DNJ、フラボノイドなど有効成分が大きく損なわれる。」2002.11.19《日経産業新聞》
■有機農産物
「乾燥野菜なその製造会社。こだま食品(広島県福山市)は地元の桑の葉を使った「無農薬・無添加100%」の商品を販売。有機農産物の認証を受けた桑の葉を低温の熱風で乾燥させ作末。さらに粒状にした。」2002.11.29
■健康食品
京都工芸繊維大発のVB「北山キット」(京都市)が桑葉を瞬間乾燥させ粉砕する製品
■エキスの抽出
「東北農業研究センターなどのグループは、血糖値の上昇を抑える作用がある物質をクワの葉から効率的に抽出する手法を開発した。
血糖の上昇を抑える作用のある物質は『1-デオキシノジリマイシン(DNJ)』。分析で枝の先端の若い葉や新芽に多いことが判明。葉の先端だけを収穫できればDNJが多い葉を収穫できる。
品種により
一般的な品種「一ノ瀬」に比べて、
「鶴田」・・・・・・・・・・・7.5倍
「はやてさかり」・・・4.6倍
クワの葉に含まれるDNJは、糖に構造が似ており、小腸での糖の吸収を阻害して血糖値が上がるのを抑える作用があるとされる。2005.10.27《産業》
■乳液に毒成分
「つくばにある農業生物資源研究所の今野浩太郎主任研究官らとい食品総合研究所は、桑の葉から分泌される乳液に、カイコ以外の昆虫にとって毒となる物質が高濃度に含まれていることを発見した。
アルカロイドと呼ばれる化学物質の一種。
血糖値を下げ、糖尿病を抑制する働きを持つので、クワの乳液が農薬や医薬品の原料として有望。
カイコとは別のエリサンというガの幼虫で実験したところ、通常のえさを食べたグループは4日間で体重が約12倍に増えたが、クワの乳液を
2%含むエサでは体重増が5倍にとどまり、
10%のエサでは体重増が2倍に
20%のエサでは、すべて死んだ。
乳液を分析すると糖類に構造が似たアルカロイド3種類が得られたという。これらはクワの組織全体から抽出しても得られるが、含有量は乾燥重量で0.1~0.01%と超微量。しかし、クワの乳液の含有量は8~18%と非常に高く、精製もしやすいと考えられる。
「クワは養蚕で数千年も使われてきたが、カイコに無毒だったため、他の昆虫への毒性があるとは考えられていなかった」(今野主任研究官)。成果は米科学アカデミー紀要に発表」20061/24《産業》



 クワイ
■焼酎
「生産量日本一の広島県福山市がクワイを使った焼酎「福山そだち」を販売している。アシードブリュー084-954-3661


 クォーツ  QUARTZ
   =「石英」
    肉眼的に見て結晶になったものを「水晶」と呼ぶ。
◎原石は茶色っぽく、放射能をため込む性質がある。熱・圧力で放射線を出すと発光現象が起きる(ルミネッセンス現象)。発光すると原石の色が無色透明に変わる。
  熱:330℃
圧力:垂直な圧力。
   ◎種類
     <1>山入水晶 ghost quartz
        水晶は結晶の柱面に水平な条線のあるのが特徴です。ルチルや電気石な        どの針状の鉱物が入っているものを草入る水晶といい、いったん出来た        水晶が再び成長したため、内部に水晶が入れ子になっているものを山入        水晶という。(堀秀道著「楽しい鉱物図鑑」)
     <2>アホー石 Ajoite
     <3>パパゴ石 Papagoite
     <4>ハーキマー・ダイアモンド Herkimer diamond
     <5>高温石英 High quartz
     <6>紅石英(ローズクォーツ) Rose Quartz
<7>黄水晶(シトリン) Citrine(Yellow Quartz)
<8>煙水晶 Smokey Quartz
<9>白水晶 White Quartz
<10>ルチル・クォーツ Rutilated Quartz
<11>ドルージー・クォーツ Druzy Quartz
ブラウン・クォーツ
アベンチュリン・クォーツ
ミルキークォーツ
   ◎応用:拒絶感。


 空青
   ○性は寒、味は甘酸、無毒。
  【効能・効果】
      <1>青盲を治す。
      <2>耳聾
      <3>肝気を強くし、内障を治す。
     ○肝胆の気を補う。
       「煎服。」
     ○青盲を治し、目をすっきりさせ膜を除去する。
       「磨膏に入れると効がある。」

九香虫 Aspongopus chinensis
   =「カメムシ」
    食用にする。

九里香

 公丁香(⇒丁香)

 


 苦苣(クキョ)
   =ケシナグサ・ケシアザミ
  【効能・効果】
     ○多眠症に良い。


 苦瓠
  【効能・効果】
     ○黄疸を治す。

 苦菜
  【効能・効果】
     ○心神を和ぐ。
       「常食すると良い。」
     ○暴熱を治す。


 苦参(くじん) SOPHPRAE RADIX
  【基原】マメ科(Leguminosae)クララ Sophora flavescens Ait.(=S.angustifolia Sieb. et Zucc.       の根を乾燥。
  【性味】味は苦、性は寒、無毒。 寒瀉燥升中
  【帰経】心・肝・小腸・胃経。
  【分類】清熱燥湿薬。
  【薬性歌】“苦参味苦主外科 眉脱腸風下血痾”
       “味苦、癰腫、瘡疥、下血、腸風、眉脱、赤癩”
  【効能・効果】(解熱・消炎・解毒・利尿・殺虫) (参照→クララ)
       <1>熱毒風と
       <2>皮膚の生瘡
       <3>赤癩による眉のはげ
       <4>大熱と
       <5>つばをよく吐くのを治し
       <6>目を明るくして
       <7>涙を止め
       <8>肝臓の気を養って
       <9>伏熱と腸
       <10>小便の赤黄色いのと
       <11>歯痛悪瘡を治す《医学入門》
     ◎清熱燥湿、風殺虫
       <1>湿疹(外用)
       <2>皮膚化膿症(外用)
<3>女子陰部掻痒症(外用)
       <4>細菌性腸炎・下痢:「苦参9g、木香9g、甘草2.5g」煎服。
     ◎肝胆の気を養う。
       「煮て服用。」
     ◎歯痛を治す。
       「1日3升の煎じ湯でうがいを、5~6日続ける。」
     ◎遍身の風熱による細疹のかゆい症。
       「苦参末1両、角2両を水1升を濾過して汁を取り、銀石器に入れて煎        じ膏になったら梧子大の丸剤。食後温水で30~50丸呑む。」
     ◎吐剤であり、熱が胸中につかえたとき。
       「苦参末2銭を醋湯で調服すると、すぐ吐く。」
       「切って煮て食べると吐くが、多く取れば毒があるので要注意。」
  ◎天行の熱に使う。
     ◎1日3g~10g煎服すれば以下に著効。
       <1>強壮
       <2>消化不良、腹痛、健胃
       <3>鎮痛
       <4>回虫駆除:一名ウジゴロシ。
     ○あせも:苦参50gをガーゼの袋に入れ、水600ccに入れて30分間ほど煮沸          し、その汁で湿布する《大塚敬節》
  【薬理作用】
     <1>利尿作用
     <2>抗菌作用
     <3>中枢神経麻痺作用
     <4>解熱作用
     <4>抗ガン作用:主成分 matrine
イ)マウスのエルリッヒ腹水ガンを抑制
         ロ)肉腫-180(5-18)を抑制。
     <5>抗ストレス潰瘍作用
  【成分】
     <1>(-)-スパルテイン:
        交感神経抑制作用があり、頻脈・不整脈の治療に用いられる。
        平滑筋収縮作用を利用して陣痛促進に応用。
     <2>ルピニン
《中薬大辞典》
根にはアルカロイド
d-マトリン
d-オキシマトリン
d-ソフォラノール
l-アナギリン
l-メチルシスチン
l-バプチホリン
l-ソフォカルピン
フラボノイドとして
キサントフモール
イソキサントフモール
3,4,5-トリヒドロキシ-7-メトキシ-8-イソペンテニルフラボン
8-イソペンテニルケンペロール
【薬理】《中薬大辞典》
1.利尿作用
苦参の煎剤および苦参に含まれるマトリンを兎に経口投与(or注射)すれば、利尿作用が現れる。尿量が増加する前には塩分排泄量の増加がみられる。
2.抗不整脈作用
総フラボンはクロロホルムの引き起こすマウス心室細動に対抗し、クロロホルム-アドレナリンによるウサギの不整脈に対する治療作用もある。
静脈注射するとラットの心拍数を減らし、大量に用いると心電図のP-R期を延長する。
オキシマトリンもアドレナリンによる不整脈に有効
3.抗病原体作用
アルコール抽出エキスは抗トリコモナス作用(in vitro)。(<黄連)
4.その他
・マトリンをウサギに注射すると中枢神経の麻痺がみられ、同時にケイレンを起こし、ついに呼吸停止。
【薬効と主治】
《神農本草経》
“心腹部の結気、積聚、黄疸、溺有余瀝を主る”
“水を逐いやる”
“癰腫を除く、中を補う、目を明らかにし涙を止める”
《名医別録》
“肝胆の気を養う”
“五臓を安らげる。志(感情)を定め精を益す”
“九竅を利す、伏熱腸癖を除く”
“止渇する。酒を醒す。小便の赤黄を治す”
“悪瘡、下部を療す、胃気を平らかにする、食欲を回復させる”
《陶弘景》
“悪質の病には酒に漬けて飲むとなおる”
“疥癬などにも服用すれば治る”
《薬性論》
“熱毒風、皮膚煩躁して瘡を生じ、赤癩で眉毛の脱落したものを治し、”
“主に大熱で嗜睡する症状を除去し、腹中冷感と疼痛、中悪腹痛するもんを治し、体煩悶するものを除き、心腹の積聚を治す”
《唐本草》
“脛部の酸痛を治し、悪虫を療す”
《日華子諸家本草》
“疳虫を殺す”
“煙を帯びるまで炒り作末し、飯とともに飲み込めば、腸風瀉血や熱痢が治る”
《珍珠嚢》
“室を去る”
《南本草》
“血を涼める。熱毒、疥癩、膿瘡毒を解く。”
“皮膚痒、血風癬瘡、頑皮白屑、腸風下血、便血を療す”
“また風を消す。腫毒、痰毒を消す”
《本草従新》
“湿を燥かす。熱に勝る効能があり、夢精遺精滑精を治す”
【臨床】
①細菌性痢疾の治療
②急性胃腸炎の治療
③急性伝染性肝炎の治療
④小児肺炎の治療
⑤急性扁桃炎の治療
⑥慢性気管炎の治療
⑦ランブル鞭毛虫の治療
⑧腸トリコモナスの治療
⑨トリコモナス膣炎の治療
⑩住血吸虫による腹水の治療
【各家論述】

  【薬能】
    《神農本草経》
       “心腹の結気、積聚、黄疸、溺有余癧を主り、水を逐い、癰腫を除き、        中を補し、明目止涙する”
    《薬性提要》
       “苦くして、湿を燥し、火を瀉し、風を去り、虫を殺す”
    《古方薬品考》
       “気味極めて苦く、涼降なり。故にその能、伏熱を除き、痞塞を開き、以        て煩熱及び小便難を療す”
    《古方薬議》
       “湿を去り、熱を除く”
    《徐渓》
       “苦参は専ら心経の火を治し、その効用は黄連と類似している。ただし、        黄連は心臓の火に用い、その気味は清であるが、苦参は心腑小腸の火に        用い、その気味は渇である”
    《中薬大辞典》
       “熱を清し、湿を燥止、虫を殺す”
       “熱毒血痢、腸風下血、黄疸、赤白帯下、小児肺炎、疥癩湿痒、瘰癧、        傷を治す”
  【薬対】
    『苦参+黄』=消炎作用。炎症性の皮膚病に用いる。三物黄芩湯
    『苦参+蛇床子』
    『苦参+当帰』=利尿作用。湿熱による、小便不利などに用いる。
            当帰貝母苦参丸。
    『苦参+茯苓』
    『苦参+木香』
  【配合処方】
     括瞿麦丸
     苦参湯
     三物黄湯
     皮膚止痒方
     鼈甲煎丸
  【注意】
    <1>大量に服用すると、脈拍・呼吸が早くなり、重症になると呼吸麻痺を起こす。





 苦茶
   ○ 性は微寒、味は甘苦、
  【効能・効果】
       <1>頭目をよくし、
       <2>小便の通りを良くする
       <3>消渇を止める。


 苦竹葉
   ○性は冷、味は苦、無毒。
  【効能・効果】
       <1>不眠症。
       <2>消渇
       <3>酒毒
       <4>煩熱を散らす。
       <5>発汗
       <6>中風の失音を治す。
     ○虚煩不眠を治す。
       「煎服。」
     ○急に失音するときに飲む。
       「濃く煎じて服用。」
     ○口瘡。
       「葉を煎じて口をゆすぎ、瀝は塗る。」

 苦肉
  【効能・効果】
     ○十二経脈を調整する。
       「常食する。」


 苦葉
  【効能・効果】
     ○多眠症に良い。

 苦楝皮(くれんぴ)MELIAE CORTEX
  【処方名】:[苦楝皮][苦楝根皮][苦楝根]
  【基原】暖地に自生し、又は栽培される落葉高木センダン科センダンの幹皮or根皮。
センダン科MeliaceaeのセンダンMelia azedarach L.の樹皮。
      トウセンダンM.toosendan Rieb.et Zsucc.の樹皮。
  【性味】味は甘渋、性は平。
  【帰経】肝・脾・胃経。
  【分類】駆虫薬。
  【薬性歌】“寒、能く諸虫を追い、疼痛立ちどころに止む、積聚立ちどころに応ず”
  【効能・効果】
     ◎虫を殺し痛を止め湿熱を瀉す。
        <1>虫積
        <2>疝痛・心腹痛
        <3>瘡疥(外用)
     ◎諸虫を殺す。
        「根の白皮を作末し、米飲で2銭づつ調服する。又は白皮1両を細切り         にして黒豆20粒を入れ、水煎し砂糖2銭を入れ調服すると虫はすぐ         下る。」
     ◎蛔厥心痛
        「白皮を細切りにして濃く煎じて、1杯を少しづつ飲み、又は汁で粥を         作って食べる。」
  【配合処方】
     石榴根湯
     胆道回虫湯
六味海人湯

 苦楝子(くれんし)MELIAE TOOSENDAN FRUCTUS
【基原】センダン科MeliaceaeトウセンダンMelia.toosendan Sieb.et Zucc.の成熟果実を乾      燥。
  【薬性歌】
     楝子、味苦。膀胱の疝気、中湿、傷寒に。水を利するの剤なり。《万病回春》



 狗肝菜

 狗肝(くかん)
   =イヌの肝臓。
  【効能・効果】
     ○下痢と臍腹痛を治す。
       「狗肝を細切りにして米1升に入れ、粥を作り、葱・椒・塩・醤油で味付        けする。」
     ○脚気。
       「醋に混ぜて食べる。」

 狗屎
   =犬の屎
  【効能・効果】
     ○焼いて末にし、熱酒で2~3銭調服すると奇妙な効がある。

 狗腎(くじん)
   ⇒イヌの陰茎と睾丸。
  【効能・効果】
     ○腎の補強と精力減退を治す。
       「狗陰茎を末・丸剤で服用。」

 狗頭骨皮
  【効能・効果】
     ○肉
       「細砂を少し灰と混ぜ、鼻のなかに吹き入れる。」

 狗脊(くせき)
   ⇒タカワラビの根茎。 
   ○性は平、味は苦甘、無毒。
       <1>毒風・軟脚・風寒・湿痺、
       <2>腎気の虚弱
       <3>足腰の強痛を治し、
       <4>老人の失尿を治す。

    [薬性歌]“狗脊味甘治諸痺 腰背膝痛酒蒸試”

 狗胆
  【効能・効果】
     ○目を良くする。眼中の眼水を治す。
       「6月上伏目に胆を取って酒に混ぜて食べる。目がかゆく赤く渋いときは、        胆汁を点眼する。」
     ○肉を主治する。
       「瓜蒂と細辛末を胆汁に混ぜ、鼻につめると治る。」
     ○反胃に黄沫を吐く症を治す。
       「辰砂1両、大黄2両を作末して狗胆を2日間漬けて煎じ、再び作末して        麺糊で梧子大の丸剤。空腹時に塩湯で30丸呑み下す。」
     ○打撲傷・刀箭傷で血があるとき。
       「狗胆を熱酒で調服すると、血がみな下がる。」


 狗肉
  【効能・効果】
     ○五臓に良い。
       「五味にあえて食べる。」
     ○脾胃が冷弱し、腹中が刺すように痛むとき。
       「肥狗肉半斤を姜・椒・塩・醤油で粥を作って食べる。」
   ○


 狗櫞皮⇒レモン皮

 枸杞
   ⇒枸杞子
  【性味】味は苦く、性は寒、無毒。 平補潤升収
  【薬性歌】“枸杞甘温添精髄 明目風陽事起”
     “甘温、精を添え、髄を固め、目を明らかにし、風をり陰を興し、陽を起こ      す”
  【効能・効果】(興奮・強精・強壮・補血) (参照→「クコ」)
       <1>内傷の大労を治し、
       <2>筋骨強くし
       <3>精をつける
       <4>五労・七傷を治し
       <5>長寿になる。
     ◎精を補強する。
       「丸剤又は(酒浸)して飲む。」
     ◎金髄煎
       「赤く熟した枸杞子を酒に2ヶ月漬けて置いたものを取り出してつぶして        布で絞る。その絞り汁を煮て膏につくって食べる。毎日2回、2匙づつ        温酒に混ぜて長い間続けて飲むと良い。」
     ◎長く服用すると軽身・不老・暑さ寒さに強く長寿する。
       「茎の皮を枸杞といい、根皮を地骨、紅実を枸杞子というが、大体におい        て実と葉の効用は同じく、又根・茎・葉・子すべて捨てる者はない。柔        らかい葉はおつゆ・おしたし・漬け物などにして食べ、実は粉末にして        蜜丸にし常用。又酒に漬けて飲んでも良い。」
     ◎五労・七傷によるだるい症を治す。
       「皮と葉で酒を作るか、丸を作って食べ、葉は五味を混ぜ汁をつくって食        べる。」
  【修治】
     ◎酒にて洗う。《万病回春》
  【成分】
    アスパラギン:[2.3%]





 孔雀石 MALACHITE
   =「マラカイト」参照。


 瞿麦(くばく) DIANTHI HERBA
  【基原】中国原産。
      ナデシコ科
     ◎茎葉は使わず、実(瞿麦子)と殻のみ使う。《医学入門》
  【性味】味は苦辛、性は寒、無毒。
  【帰経】心・小腸経。
  【分類】利水滲湿薬。
【薬性歌】
     “辛寒、専ら淋病を除く、且つ能く堕胎通経立ちどころに応ず”《万病回春》
  【効能・効果】 (参照→ナデシコ)
       <1>関節の結
       <2>小便の不通を治し
       <3>癰腫をつぶし
       <4>目のを取り
       <5>心経を通じさせ
       <6>小便の通りを良くする

     ◎心経を通じ、小腸を良くする。
       「水煎服」
     ◎膀胱の邪逆を治し、小便を出やすくする。
       「水煎服」
     ◎五淋・閉・関格を治す。
       「水煎服。」
     ◎石淋を治す。
       「瞿麦子を作末し1銭を酒で服用。」
     ◎胎児を降ろすときに使う。
  【薬能】
    《古方薬品考》
       “味微苦、微辛、能く尿道をして通瀉せしめ、膀胱の湿邪を逐い、以て小        便の不利、及び淋瀝等を治す”
    《薬性提要》
       “苦寒、小腸を利し、膀胱の邪熱を逐い、淋を治す”
  【配合処方】
     括瞿麦丸
     鼈甲煎丸




 藕汁
  【効能・効果】
     ○熱病の煩渇を治す。(生藕汁)
     ○産後の煩悶を治す。





 藕節(ぐうせつ)
   =蓮根(れんこん)
  【効能・効果】
     ○下焦に良い。
       「蒸して食べる。」
     ○熱毒を除去する。
     ○酒毒を消す。
       「生食・蒸食。」
     ○渇を止める。
       「生食。」
     ○蒸して食べると良い。




 屈頭鶏⇒フウチョウソウ科水檳榔の種仁。

 熊笹


 黒酢(くろず)
(参照→「泡盛」)
   ◎鹿児島県福山町が黒酢のふるさと。
     3、4月に蒸し米8kg、麹(コウジ)3kgとわき水30を壺に満たして、陶製のふ     たをする。1年。
   ◎2種類の発酵が1つの壺の中で起きる、世界的にも珍しい製法。
    類似の製法の酢には、「バルサミコ酢」「サトウキビ酢」がある。
     コメでもブドウでも糖分のあるものから酒が造られる。酒は放っておくと酢に    なる。アルコール発酵と酢酸発酵は、全く別のところで進めるのが、醸造業界の    常識だ。酒造りでは、酸が出たらアルコール発酵が止まり腐ってしまう。だから、    杜氏は酸を忌み嫌う。
   ◎効能:
       ①総コレステロール値を低下
②中性脂肪低下
         「九州大健康科学センターの藤野武彦助教授らが、高血圧や心臓病患          者に、黒酢を毎日20cc飲んでもらった。ほぼ全員の総コレステ          ロールや中性脂肪が低下した。」
       ③赤血球の変形能を改善する。
「ヒトの体内では、直径7ミクロンの赤血球が内径5ミクロンの血管を通り抜          ける。円盤状の赤血球は末梢の血管にさしかかると、細長く変形す          るのだ。年を年を取るにつれて、「変形能」と呼ばれる赤血球のし          なやかさが失われ、成人病の影が忍び寄る。黒酢によって赤血球の          変形能も改善されていた。」1997.7.20《朝日新聞》
■抗ガン
「黒酢製造の坂元醸造(鹿児島市)と鹿児島大学は、NK細胞の活性を高める成分を黒酢から発見した」2002.11.15《日経産業新聞》
◎コウジ黒酢
「横浜ベイスターズの監督に就任した森さん。7年目の新たなる挑戦です。この挑戦に先立ち、体力をつけ、ハードな毎日に耐えるため、思い切った減量を心がけ見事に成功しました。
「いよいよプロ野球の監督として、最後の勝負です。この年齢になり再びトライできることを感謝しています。そこで、今まで飲み続けてきた「コウジ黒酢」に加え、シッカリした食事管理を行って、2ヶ月で8kgの減量に成功しました。これで、成人病などの心配もなくなり、体調は万全です。この健康を維持し、全力で本番に望みます」
森さんおすすめの「コウジ黒酢」は、熟成した特殊な「もろみ」と「黒コウジ」を原料にじっくりと時間をかけ、天然発酵させたカメ仕込みの黒酢です。カメ仕込みなので、天然のクエン酸とカリウム、アミノ酸の量が抜群です。特に健康に大切な体内サイクル運動が円滑になると言われているクエン酸の量は、100ml中740mgと豊富です。
■つぼ仕込み、増産ままならぬ
「代表的な産地である鹿児島県福山町では、増産のための用地取得が思うように進んでいないのだ。ツボ仕込みの天然黒酢は血液をサラサラにし、コレステロールなどの脂質代謝機能を高める効果に優れるとされる。年間生産量は200万弱。生産業者も7社のうち6社が福山町で生産している。鹿児島県の錦江湾の湾奥部に位置し、沿岸部からすぐ後ろに山が迫っている地形と、きれいな地下水、菌が自然に繁殖するという特異な自然環境が適しているためだ。
最大手の坂元醸造は、以前、東京農大などと共同で、東京都内での製造実験を試みたが失敗した。坂元社長は「発祥の地でもある福山で生産を続けたい」と話すが、現実には醸造のメカニズムを解明し大量生産に向けた研究も加速させる必要に迫られている」2001.5.28《日経産業新聞》
■鹿児島県福山町
「まず、空いた壺に麹を敷き、蒸した玄米をつめる。地下から引いた水を注ぎ、最後に原料の表面を覆うように麹を均一に振りかけ、フタをする。
ただし、放置したままでは良い酢は出来ない。蓋を開け、表面の色を点検する。「雑菌が出来てしまうと子供(酢)の顔色は悪い。モロミを刷毛で塗り、体調を整えてやります」
ツボの中ではアルコール発酵、酢酸発酵が進む。1つの容器で酵母類も酢酸菌も添加せずに、2つの発酵が同時進行する製法は他に類が無いという。」2003.3.8《日本経済新聞》









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