薬物<そ>


ゾウ(象)
=一生、成長が止まることはない。妊娠期間は22ヶ月。


ゾウムシ
◎種類:
「ヤシオサゾウムシRhynchophorus ferrugineuus」
パプアニューギニアで幼虫を食用。

ソクズ
   ⇒全草を採集し、陰干しする。
  【効能・効果】
     ○イボ:
        実をつぶして塗布。
     ○打ち身:
        生葉をもんで塗布する(著効)。
        乾燥葉の煎汁で湿布する(著効)。
     ○諸瘡:
        乾燥葉の煎汁で湿布するor入浴料。
     ○ジンマシン:
        乾燥葉の煎汁で湿布するor入浴料。
     ○神経痛:
        乾燥葉の煎汁で湿布するor入浴料。
     ○捻挫:
        生葉をもんで塗布する(著効)。
        乾燥葉の煎汁で湿布する(著効)。
     ○半身不随:
        乾燥葉15g/日煎服する。
     ○冷え症:
        乾燥葉の煎汁で湿布するor入浴料。
     ○風疹:
        乾燥葉の煎汁で湿布するor入浴料。
     ○リウマチ:
        乾燥葉の煎汁で湿布するor入浴料。



 ソーセージ
◎ソーセージ
①嶋田ハム:秋田県大仙市http://www.takashimaya.co.jp/
 「ブレーマソーセージ」
②ローマイヤ:東京都品川区 http://www.lohmeyer.co.jp/
 「ポルトガル」
③大山ハム:鳥取県米子市 http://www.daisenham.com/
 「ハワイアンポチキ」
④ホテルオークラ:東京都港区
 「カバノシー」
⑤下館工房:茨城県築西市
 「チョリソー」
⑥函館カール・レイモン:北海道函館市 http://www.raymon.co.jp/
 「ウインナー」
■腐敗食肉
「ドイツで、腐敗した食肉や食用に適さないため廃棄処分すべき部位が大量に出回った。ソーセージなどとして加工され消費(輸出?)された可能性が高く、波紋が広がっている。
ドイツ南部バイエルン州で2005年10月、法律で食用にしないブタの皮や鶏ガラが出荷されたことが発覚。スイスやオーストリアから仕入れた約2600トンを各地のメーカーに転売し、ソーセージやゼラチンに加工された。
2005年11月には北部ニーダザクセン州の業者から腐敗した冷凍の鶏肉が出回った。
西部ノルトライン。ウェストファーレン州では、消費期限が切れたローストビーフや七面鳥が出荷されたいた。BSE問題が契機となって、食肉の流通管理が見直された結果」
■低脂肪で特許
「山口県畜産試験場は県産業技術センターの協力で、低脂肪ながら食感は既存製品と変わらないソーセージなど畜産加工品の製法特許を取得した。標準的なソーセージに比べてカロリーを1/3に抑えた。
その製造技術は、脂肪の代わりにバレイショ由来のゲル状のデンプン分解質と、タンパク分解物(コラーゲンの粉末やゲル化して粒状にしたもの)を使う。」20061/1《産業》
   ■発酵ソーセージ
「オホーツク圏地域食品加工技術センター(北海道北見市)は、非加熱(発酵)ソーセージと骨付き生ハムを短期間で安全に製造する方法を開発した。
通常1~2ヶ月の乾燥期間が10~20日間で完成する。
腐敗菌などの増殖を抑えるために乳酸菌を活用。使用する乳酸菌は選別。
2009年にレストランでメニューに入れる
発酵ソーセージは、欧米などでは酸味や深いうまみが好まれ、一般的な食材になっている。1993年の法改正で、国内でも製造できるようになった。
■動物の肉・加工品は証明書が必要・・・検疫センター
ドイツのソーセージは日本に持ち込めない・・・・没収される
真空パックでもダメ。




 ソーダライト SODALITE
   ◎色が似ているため、ラピスやトルコ石と混同されます。
   ◎カポッションにしやすい石。
   ◎古代エジプトでは、恐怖心や罪悪感を楽にし、
   ◎体を心理的なコントロールしやすくなるため
   ◎僧侶階級がこの石を良く用いた。
   ◎甲状腺の新陳代謝機能をバランスさせる。(D・L・メラ)
   ◎潜在意識と潜在意識を結ぶ石の橋となる。
   ◎思考をフィーリングと結びつける。
   ◎恐怖心や疑いの心を持たずにものを見通すレンズのような宝石。
   ◎応用:罪意識があるときに。



 ゾウリエビ:
「天然魚くしもと」0735-62-1272
「ホテル太地リゾート」0735-59-3060




 ソテツ(蘇鉄) CYCAS REVOLUTA
=救荒植物といわれる。その実のデンプンが食用とされた。
ソテツの実は良質のデンプンを含むが、チカシンという有毒物質も含む。
チカシンには発がん作用がある。
ソテツの花粉管の中に精子が存在することを池野成一郎・東京帝国大学教授が発見。
   ◎種子を煎服すれば、
     通経作用
     強壮作用
     収斂作用
  【効能・効果】
     胃下垂:
種子を10~15g/日煎服する。
     胃腸炎:
種子を10~15g/日煎服する。
     クギ等を踏み抜く:
        葉の黒焼き末をゴマ油で練って塗布する。
     月経困難:
種子を10~15g/日煎服する。
     月経不順:
種子を10~15g/日煎服する。
     下痢:
種子を10~15g/日煎服する。
     産後の養生:
種子を10~15g/日煎服する
     心臓病:
種子を10~15g/日煎服する。
     中風:
        「葉・種子」を煎服。
     トゲが刺さる:
        葉の黒焼き末をゴマ油で練って塗布する。
     脳溢血:
        「葉・種子」を煎服。
     肺結核:
種子を10~15g/日煎服する。
     疽:
        葉の黒焼き末をゴマ油で練って塗布する。
     疲労回復:
種子を10~15g/日煎服する。
     淋病:
        「葉・種子」を煎服。
     肋膜炎:
種子を10~15g/日煎服する。
   ◎デンプンに含まれる[サイカシン]には、発ガン性・催奇形性がある。
サイカシンという配糖体は、ホルモアルデヒドに変化する。
◎奄美大島ではソテツの髄を細かく刻み、水に晒し、カビを用いて発酵させるなど    して食用とすれる。ソテツの茎や髄はデンプンに富んでいるので、熱帯・亜熱帯    地域では一般に食用に供される。
一方、その種子や葉・茎にい毒性があることも地域住民の間では良く知られて    いるところである。
◎毒性成分:サイカシン---加水分解によってホルマリンを発生する。
   ◎グァム島に生育する、モルッカソテツ C.circinalisの種子には1.1~2.3%のサ    イカシンを含有。
   ◎ソテツなどを主要デンプン源とするグァム島では住民の間に[筋萎縮側索硬化症]    が多発しており、サイカシンが原因ではないかという疑いがかけられたが、ラッ    トによる実験で、サイカシンには神経障害よりも、むしろ高率に肝・腎・小腸に    ガンを発生させる性質のあることが確かめられた。
◎サイカシン:それ自体では毒性も発ガン性も発揮しないが、[β-グルコシダーゼ]    の作用で生じる[メチルアゾオキシメタノール]は容易に[ホルムアルデヒド]を放    ち、[ジアゾメタン]になで代謝される。ジアゾメタンは[ジメチルニトロソアミ    ン]からも生じ、アルキル化剤として発ガンに関与することが知られている。
サイカシンの毒性が経口投与の場合に遅く発現するのは、腸内細菌のβ-グル    コシダーゼの働きで加水分解を受けた後、初めて毒性を発揮するためである。従    ってサイカシンの毒性は動物の腸内菌叢の違いによって影響を受ける。(講談社    「天然毒」p32参照)
■ソテツの樹勢が衰えたときに幹に鉄くぎを打ち込むか、根の知覚に鉄くずをまくと蘇生することが知られている。



 ソーバルメット
    ⇒前立腺肥大の人がよく使う。排尿困難・排尿痛が改善されるという。


 ソバ(蕎麦)
◎光感作作用を示す。(→光線過敏症)
◎そば
「そば粉100%の製麺機」盛岡市上堂3-18-19
  【効能・効果】
     ○五臓の滓をなくす。
       「麺・粥ともに良い。」
   ■ダッタンソバ
     「ソバの原産地とされるネパールから、富山県利賀村が3月に譲り受けた原種      のソバが紅色の小さな花を咲かせた。標高約3000mのツクチェ村で栽培さ      れている『ダッタンそば』1996.7.7《朝日新聞》」
■翡翠色のソバ
福井 坂井市 早刈りそば
■ダッタンソバの新品種
2013年、北海道農業研究センターは、そばが栽培できない畑作の北限地域でも栽培可能なダッタンソバの新品種「満天キラリ」を開発した、
従来品種より苦みが少なく、種子に含まれるルチンが普通のソバの100倍。



 ソープワート
  【学名】Saponaria officinalis
  【英名】Soapwort(ソープワート)、boumcing Bet、fuller's herb
  【和名】(サボンソウ)
  【分類】ナデシコ科。多年草
  【原産地】ヨーロッパ、アジア西部
  【利用部位】根茎。
  【成分】サポニン
  【効能・効果】
皮膚の病気:乾癬
            湿疹
            にきび
      痰薬(少量)
      下剤
      痛風
      リウマチ
      胆汁の流量を増加させる。
  【注意】
     大量に用いると、峻下剤となる。


 そうめん
○小麦粉を練ってゴマ油でコーティングしている


 そうめんカボチャ(そうめん南瓜)
   (金糸瓜)
   =ズッキーニと同じ仲間。


 ソラマメ(Fava beans,Vicia faba)
   =ソラ豆
   (参照→「アルツハイマー」)
    「この豆はレシチンが極めて豊富です。」
   ○相互作用・・・ドバを含有している。
[イソニアジド]・・・血圧上昇や動悸などの副作用が出る<BR>
    [塩酸アミトリプチリン]・・・悪性症候群などの副作用がでる。




 ソフォン
マメ科コチョウア科に属し、タイ国メコン川の特定地域に生息します。タイ国のカレン族やモン族の間では長い間、健康維持、強壮食品として用いられてきた植物で、血管拡張作用があり、血流を良くする働きをもっています。

カレン族やモン族の間で古くから男性の強壮・強制剤、催淫剤に使用されてきました。

ソフォンには酵素活性阻害作用を持つ物質などが徐々に確認され始めており、
それらは各器官や細胞の血流変化に影響を与えたり、免疫力改善効果、
老化現象緩和などにも密接な化合物であると考えられます。
■cGMP(サイクリックGMP)とPDE酵素
男性の性的興奮をつかさどる物質にcGMPという物質があります。
しかし、cGMPはPDEという酵素により分解されてしまいます。
そこでPDEの酵素作用を阻害すればcGMPは分解されません。
ソフォンにはこのPDEの酵素作用を阻害する物質が含まれており、
男性を性的に強くすると期待されて研究が続けられています。

ソフォンの主要成分は現在日本国内で研究が進められており、
植物に含まれる様々な成分の活性が認められています。
>>> 週刊新潮掲載記事抜粋:「天然のバイアグラ」


 ゾミ=がまずみの実

がまずみ(神の実)

   酸っぱい
マタギの強壮に、ゾミの赤い果実を食べて狩猟を続けた。

  秋田県の
  青森県三戸町

  ポリフェノールが多い




 ソルガム
トウモロコシに似た作物で「タカキビ」や「コーリャン」などと呼ばれてきた。
グルテンなどのアレルギー物質を含まない。
   =モロコシ。モロコシとササゲを一緒に植えている。間植・混栽。
     11月下旬に収穫。乾燥サバンナ地方で栽培。
    「マータ」・・・ソルガムを粉にして熱湯で練ったもの。
   ◎ソルガム:
     は牛の腹の高さになるまで餌に使ってはならないという言い伝えが、アメリカ     の農家にある。若いソルガムは[ドゥーリン]という青酸配糖体を含有し、この     配糖体は成長とともに低下する。青酸配糖体には毒性がないが、通常は腸内細     菌の[β-グルコシターゼ]の作用で加水分解を受けて[ヒドロキシニトリル(シ     アノヒドリン]と糖になり、更に前者がヒドロキシニトリル分解酵素の作用を     受けて青酸を発生する。
  イネ科の若い葉をサイロに貯蔵すると発酵によって青酸ガスが発生するこ     ともある。
◎研究プロジェクト
2013年に信州大学が「食・農産業の先端学際研究会」をもうけた。
ポリフェノールなどの栄養価も高い。


 ソルトリーフ
南アフリカ原産の野菜。
酸味とわずかな塩味




ソルバ
(ソルバの分泌液から得られた、アミリンアセタート及びポリイソプレンを主成分とするものをいう。) ペリージョ
ペンダーレ
レッチェカスピ   キョウチクトウ科ソルバ(Couma macrocarpa BARB. RODR.)の幹枝から得られたラテックスを、熱時水で洗浄し、水溶成分を除去して得られたものである。主成分はアミリンアセタート及びシスポリイソプレンである。 ガムベース Sorva
Leche caspi


 ソルビンハ
(ソルビンハの分泌液から得られた、アミリンアセタート及びポリイソプレンを主成分とするものをいう。) ソルバペケーニヤ   キョウチクトウ科ソルビンハ(Couma utilis MUELL.)の幹枝より得られたラテックスを、熱時水で洗浄し、水溶成分を除去して得られたものである。主成分はアミリンアセタート及びシスポリイソプレンである。 ガムベース Sorvinha


ソレル
  【学名】Rumex acetosa
  【英名】Sorrel(ソレル)、ガーデンソレル(gardensorrel)
  【和名】スイバ、スカンポ
  【分類】タデ科、多年草
  【原産地】ヨーロッパ
【仲間】→フレンチソレル




 象牙 IVORY
   ◎指先で擦ると良い。
   ◎年数を経て居ろが茶色くなっても、洗ってはいけません。



 蒼耳子(そうじし)
    [薬性歌]“蒼耳子苦芥癬瘡 風湿痛痒無不当”
  【効能・効果】
     ○肝熱を治す。
       「煮ても粉末でも良い。」
     ○風寒の頭痛を治す。
       「嫩心(嫩ドン=若い)を陰干しにし粉末にして、2銭を酒で服用。喝起散        という。」
     ○婦人のかゆみに。
       「花・葉・子を等分に作末し、豆淋酒で2銭調下する。」
     ○四肢が急にケイレンして痛むとき。
       「搗いて水1升半と煎じて半分になると滓を去り服用。」
     ○一切の風気と風湿痺を治す。
       「痺取子3両を作末し水1升半で煎じて半分ぐらいになったら温服or茶        代用。」



蒼朮(そうじゅつ)
  【処方名】:[蒼朮][茅朮]
  【基原】キク科Compositae 蒼朮Atractylodes lancea(Thunb.)DC.(ホソバオケラ)の根茎。
      「南蒼朮」=中国中部、江蘇、江西、安徽省一帯に自生するホソバオケラの根            茎。=「茅朮」
      「北蒼朮」=華北、東北部、内蒙古に分布するシナオケラの根茎。
   本品はホソバオケラAtractylodes lancea De Cndolle又はその変種(Compositae)の根   茎である。
   [成分]atractylol(主にβ-eudesmolとinesolの混合物),ポリアセチレン化合物として     atractylodin,atractylodinol等、精油成分としてelemol,(-)-α-bisabolol等















  【性味】味は苦辛、性は温。温瀉燥升散
  【帰経】脾・胃経。
  【分類】芳香化湿薬
  【薬性歌】“蒼朮甘温能発汗 除湿寛中瘴可捍”
     蒼朮、甘温。脾を健やかにし、湿を燥かし、中を寛くし、更に瘴疫を去る。《万     病回春》
  【効能・効果】(発散・健胃・利尿・鎮静)
     ◎痰水を消化させる。
       「→神朮丸を見て下さい。」
     ◎脾を健康にする。
       「一晩水に漬けて切って乾かし煎じる。又は粉末にして服用。」
     ◎胃を強め、胃中の湿りを除去する。
       「煎・丸・末服ともによい。」
     ◎傷湿・下痢を治す。
       「茯苓or芍薬を合わせ毎回5銭を水煎服。」
     ◎内外障を治す。
       「蒼朮4両を切って青塩1両と黄色くなるまで炒ったら、塩を捨て木賊2        両を童便でつくり、作末して1銭を熱い水に1日2~3回づつ調下する。        塩朮散という。」
     ◎湿の上下部を治すときに使う。
     ◎五労・七傷を治す。脾胃を壮健にし、寿命を延ばす。
       「作末して酒に混ぜて食べ、又は蜜丸。」
     ◎瘟疫の邪湿気を治す。
  【修治】
     米水に浸すこと2宿、黒皮を揉み去り切片とす。《万病回春》
     ◎製塩水炒:糯米(もちごめのとぎ水)に浸すこと2日、毎日水を換えて洗      い清くし、上の粗皮を去り、み乾かし焙り用いる。或いは塩水に浸し炒り      用いれば下焦の湿熱を去る。
  【薬理作用】
エタノールエキスは正常ウサギの血糖を持続的に下降する。
ベンゼンエキス及びβ-eudesmolとhinesolの混合物は経口投与でマウス鎮静、自発運動抑制、最大電気刺激によるケイレンの抑制等の作用を示す。
    <1>健胃作用
    <2>鎮静作用
    <3>血糖降下作用
    <4>強壮作用
    <5>利尿作用
    <6>発汗作用
  【漢方生薬としての薬効】
    利尿剤、鎮痛剤として腎機能に減退による尿利減少、浮腫、胃腸炎、身体疼痛などに応用する。
  【薬能】
    《薬性提要》
      “蒼朮:胃を燥し湿を除き、欝を散じ痰を逐う”
    《中薬大辞典》
      “脾を健じ、湿を燥し、欝を解く、穢を辟す。湿盛による困脾、倦怠嗜臥、痞       腹脹、水腫、時気感冒、風寒湿痺、足痿、夜盲を治す”
    《荒木正胤》
      “朮は、山の岩石の間などに生ずるオケラという薬草。山は易理によって不       動の象ですから、体の中に停滞して動かない水毒を除く。胃の中にジャブ       ジャブ溜まった停水や肝臓部に溜まった腹水などに良く効く。一定部位に       ハッキリと停滞している水毒は、蒼朮を用いなければ除けません。”
  【薬対】
    『蒼朮+黄柏』=「二妙散」
    『蒼朮+香附子』
    『蒼朮+厚朴』=健胃利湿作用。胃腸に滞った水毒による胸腹の痞満、悪心嘔吐、           下痢、食欲不振、消化不良に。平胃散。
    『蒼朮+黒芝麻』
    『蒼朮+生石膏』
    『蒼朮+地楡』
    『蒼朮+茯苓』=利湿作用。小便不利による浮腫、下痢、嘔吐に。分消湯。
    『蒼朮+附子』=利湿鎮痛作用。風寒湿の邪による神経痛、リウマチ、関節痛を           治す。五積散。
  【配合処方】
    四妙丸
    白虎加蒼朮湯加減
    平胃散

 蒼陳倉
  【効能・効果】
     ○脾を温める。
       「煮た湯を飲む」

 草烏(そうう)
  【処方名】:[草烏]
  【基原】キンポウゲ科(Ranunculaceae)
     <1>「川烏」:Aconitum carmichaeli Debx.カラトリカブトの栽培品。
     <2>「草烏」:野生のもので、種々の起源種があり、
Aconitum kusnezoffii Reichb.
Aconitum paniculigerum Namai.
      「草烏頭」「金牛七」「大草烏」「小黒牛」「血烏」などの名称がある。
  【性味】味は辛、性は温、有毒
  【帰経】膀胱・肝・腎経。
  【薬性歌】“熱毒治腫毒 風悪湿痺皆可督”
  【効能・効果】
     ◎捜風勝湿、寒逐痰。
       <1>風湿の麻痺と疼痛を治す。
       <2>破傷風に発汗させる。
     ◎生を食べると喉痺になる。《医宗金鑑》
  【薬対】
    『草烏+烏頭』
    『草烏+天南星』


 草果(そうか)
  【性味】性は温、味は辛、無毒。
  【薬性歌】“草果味辛消食脹 截瘧逐痰辟瘟瘴”
  【効能・効果】
       <1>一切の冷気と脾胃を温める。
       <2>嘔吐を止める。
       <3>膨張を治す。
       <4>宿食を消化させる。
       <5>酒毒を散らす。
       <6>胃積をなくす。
       <7>瘴気をなくす。
       <8>瘟疫をなくす。



 草(そうかい)
  【効能・効果】
     ○夜に小便の多い症。又は遺尿症。又は小便が昼夜ともにない症を治す。
       「煎服。又は作末し酒糊で丸め、空腹時に塩湯で70丸呑む。」

 草快明子
  【効能・効果】
     ○不眠に効く。


 草蒿
  【効能・効果】
      <1>疲労を治す。
      <2>盗汗を止める。
      <3>骨節間の熱を散らす。
      <4>目を良くする。
      <5>中焦を補い、
      <6>顔色を良くする。
      <7>髪の白くなるのを防ぐ。
      <8>熱黄を治す。
      <9>邪気を治す。


 草豆(そうずく)
  【性味】性は熱、味は辛、無毒。
  【薬性歌】“草辛温食無味 嘔吐作痛寒犯胃”
     草、辛温。寒の胃を犯すを治す。痛みを作し嘔吐し食せざるを能く治す。《万     病回春》
【効能・効果】
       <1>一切の冷気を治す。
       <2>温めて気を下す。
       <3>心腹痛
       <4>霍乱
       <5>嘔吐を止める。
       <6>口臭を消す。
       <7>風寒の客邪が胃口の上にあるのと、脾胃の客熱・心胃痛を治す。        (湯液)
     ○心腹の冷痛。
       「草豆仁と梔子炒を作末し姜汁糊で丸め服用。or煮て服用。」
     

 草竜胆
  【効能・効果】
     ○肝胆の気を補う。
       「煎服。」
     ○両目が赤く腫れ、晴子がふくれ膜が出、痛みに堪えられない症。眼疾えら      れない症。

 桑花
  【効能・効果】
     ○炒って使うと。
      <1>鼻血
      <2>崩中帯下


 桑寄生
   ○性は平、味は苦甘、無毒。
   [薬性歌]
     “甘苦腰痛、頑麻、筋を継ぎ骨を壮んにし風湿尤も佳なり”
  【効能・効果】
      <1>筋骨を丈夫にする。
      <2>血脈を増す。
      <3>肌膚をきれいにする。
      <4>抜け毛を防ぎ、つやを出す。
      <5>腰痛
      <6>癰腫
      <7>金瘡
      <8>婦人の妊娠中の漏血を防ぐ。
      <9>産後の余病を防ぐ。
      <10>崩漏を防ぐ。


 桑枝
  【効能・効果】
     ○春葉を切って炒り、煎服すると(桑枝茶)。
      <1>一切の風・水気を治す。
      <2>脚気
      <3>咳嗽
      <4>上気を治す。
      <5>消化を良くする。
      <6>小便の通りを良くする。

 桑柴灰
  【効能・効果】
     ○ソバカスをなくし、顔色を良くする。
       「藜灰と汁を取って塗る」

 桑椹
     ○性は寒、味は甘く、無毒。
  【効能・効果】
      <1>渇を止める。
      <2>五臓を良くする。

 桑白皮(そうはくひ)MORI CORTEX
  【処方名】:[桑白皮][桑白皮根]
  【基原】中国原産。各地で栽培される落葉低木、クワ科クワの根皮。
クワ科Moraceae 桑樹Morus alba L.(マグワ)の根皮を乾燥。
     ★原名:「桑根白皮」《神農本草経》
  【性味】味は甘辛、性は寒。寒瀉燥降散
  【帰経】肺経。
  【分類】止咳平喘薬。
  【薬性歌】桑皮、甘辛。嗽を止め、喘を定め、肺火の邪を瀉す。その功浅からず。《万       病回春》
  【効能・効果】(痰・鎮咳・消炎・利尿)
        <1>肺気の喘満
         イ)肺気腫による呼吸困難。
        <2>水気浮腫を治す。
         イ)急性糸球体腎炎
         ロ)アレルギー性血管性浮腫
         ハ)病後の体力消耗による浮腫
        <3>痰を消す。
        <4>肺中の水気を除去する。
       <5>水道の通りを良くする。
      <6>咳嗽
         イ)肺熱による咳嗽。
      <7>唾血
      <8>大小腸の通りを良くする。
      <9>腹の虫を殺す。
     ◎消炎性利尿、解熱、鎮咳薬として
       <1>気管支炎
       <2>喘咳
     ◎大小便を良くする。
       「煎服」
  【修治】
     紅皮を去る《万病回春》
  【成分】
    <1>クマリン化合物
       イ)nmbelliferone
ロ)scopoletine
<2>フラボノイド
       イ)morusine
ロ)mulberrin
    <3>amyrin
<4>sitosterol
  【薬理作用】
    <1>利尿作用
    <2>降圧作用
    <3>鎮静作用
  【薬能】
    《神農本草経》
       “傷中、五労、六極の羸痩、崩中、絶脈を主り、虚を補い、気を益す”
    《薬性提要》
       “肺を瀉し、気を下し、水を行らし、を止む”
    《古方薬品考》
       “肺を瀉し、水を利し、咳を止む”
    《中薬大辞典》
       “肺を瀉し、平喘し、水を行らし腫を消す”
       “肺熱喘咳、吐血、水腫、脚気、小便不利を治す”
  【薬対】
    『桑白皮+杏仁』=鎮咳去痰作用。肺熱による急性の気管支炎、肺気腫に伴う咳             嗽、呼吸困難に。五虎湯。
    『桑白皮+茯苓』=利湿作用。表湿による顔面四肢の浮腫に伴う口渇、尿量減少、             不脈、咳嗽に。導水茯苓湯。
  【配合処方】
     加減瀉白散
     加味瀉白散
     五皮飲
     瀉白散
     貝母散

 桑蛸
  【効能・効果】 (参照→「カマキリ」)
     ○精気を補強し、漏精を治す。
        蒸して粉末にし米飲と混ぜて食べ、丸薬ににして服用しても良い。
     ○腎が弱くなると漏精するのを治す。
     ○小便の滑数・遺尿・白濁を治す。
        「姜湯(酒蒸)で2銭呑む」

 桑葉(そうよう)
  【処方名】:[冬桑葉][桑葉]
  【基原】クワ科クワの成葉を乾燥。
  【性味】味は苦甘、性は寒。
  【帰経】肺・肝経。
  【分類】辛凉解表薬。
  【効能・効果】
       <1>脚気の水気を治す。
       <2>大小便の通りを良くする。
       <3>風痛を散らす。
     ◎盗汗を止める
       「青桑第二番葉を陰干しにして焙って粉末にし、米飲と一緒に服用。」
     ◎顔面の肺毒瘡が大風瘡のようになった症を治す。
       「葉を蒸して乾かし作末し、1日3回、2銭づつ混ぜて服用する」(=[緑        雲散])
  【薬対】
    『桑葉+菊花』
    『桑葉+黒芝麻』
  【配合処方】
     桑菊飲《温病条弁》
     桑麻丸《胡僧方》[桑葉、黒芝麻]



 雑煮
○アゴだしのブリ雑煮(長崎県)
干しアゴ(トビウオ)だしのすまし汁
丸餅を焼いて煮る
塩ブリ・鶏肉・白菜・根菜類・クワイ・椎茸・昆布・かまぼこ
○サケとイクラの親子雑煮(新潟県)
かつおと煮干しのだし、すまし汁
塩ザケ・イクラ・根菜類・ネギ・ほうれん草・コンニャク・かまぼこ
○クルミだれ付きの雑煮(岩手県)
鰹だしのすまし
角餅を焼く。餅を取りだし甘いクルミダレにつけて食べる
牛蒡・セリ・大根・ニンジン・かまぼこ・はらこ
○赤みそ汁の雑煮(福井県)
カツオだしの赤みそ汁
丸餅を煮る
カブ・鶏肉
○セリと乾物の雑煮(宮城県)
昆布出汁のすまし汁
角餅を焼く
鶏肉・イクラ・根菜類・婚約・かまぼこ
干しズイキ・セリ・しみ豆腐がつくるお袋の味
○きなこ餅と白みそ雑煮(奈良県)
辛めの白みそをタップリ使った濃厚な味
かつお出汁
丸餅を焼く
○寒ブリ入りの海の幸雑煮(富山県)
鰹だしのすまし汁
角餅を焼く
寒ブリ・イクラ・甘エビ・根菜類・セリ・三つ葉・焼き豆腐・椎茸
○あん餅の白みそ雑煮(香川県)
鰹だしの白みそ
あん入りの丸餅を煮る
大根・人参・サトイモ
○イモの白みそ雑煮(京都府)
鰹だしの白みそ
丸餅を煮る
サトイモ
○ノリをのせた漁師町風雑煮(千葉県)
鰹だしのすまし汁
角餅を焼く
大根・ニンジン・さといも・小松菜・油揚げ・かまぼこ・なると・鶏肉
岩のり(地元ではハバノリ)をのせて


 葱白(そうはく)
  【基原】ユリ科(Liliaceae)青葱Allium fistulosum L.(ネギ)の白い部分。
葱白に含まれるファイトケミカルに抗菌作用と血栓を防ぐ作用があることが分かってきた。
  【性味】味は辛、性は温
  【帰経】肺・胃経。
  【薬性歌】
     葱白、辛温。表を発し、汗を出だす。傷寒の頭疼に。腫痛皆散ず。《万病回春》
  【効能・効果】
     ◎盗汗を止める
「水煎服用」
     ◎肝の邪気をなくす。
      「煮て飲む、汁をとって飲む」
     ◎大小腸を通す。
      「汁か煮て食べる」
     ◎頭痛を治す。
      「煎服」
     ◎顔のはれを治す。
      「煎じて洗い、また飲む」
  【薬能】
    《薬性提要》
      “辛甘にして温、上下の陽気を通じ、血を治め、毒を解す”
    《古方薬議》
      “味温平、気を通じ、血を止め、表に達し、裏を和し、小便を利し、霍乱転       筋、及び賁豚気(=奔豚気)、脚気、心腹痛、目眩を治し、及び心迷悶する       を止む”
    《柳田済》
      “経気を通じ、気逆を降ろす”
  【配合処方】
     葱湯

 皀角⇒「皀莢」参照。
 皀角子  gLEDITISIAE SEMEN


 皀莢 gLEDITSIAE FRUCTUS
  【基原】マメ科Leguminosaeのトウサイカチgleditsia sinensis Lamarckの
        <1>未熟果実(猪牙皀、牙皀、小牙皀、眉皀)を乾燥したもの。
        <2>成熟果実(皀角、大皀角、懸力、唐皀莢)を乾燥したもの。
◎トウサイカチとホソミサイカチgleditsia officinalis Hemsleyは同一種
      ◎日本では、サイカチg.japonica Miq.の成熟果実=「皀角子」
                       の幹の刺を=「皀角刺」
   ○性は温、味は辛、小毒。
   [薬性歌]
     “牙皀、味辛。関竅を通利す。腫痛に敷して消す。風痰を吐して妙なり《万病      回春》”
  【効能・効果】
        <1>関節を良くし
        <2>頭風をなくす
        <3>九竅を通し
        <4>痰涎を消化させ
        <5>咳嗽を止め
        <6>脹満と
        <7>癰を散らし
        <8>中風による口噤を治す。
     ◎強い痰作用がある。
        <1>湿痰が咽喉につまるとき
        <2>胸に痰がつかえて咳喘するとき。
     ◎上下の竅を通じる作用
        中風で昏迷したり、口がきけない者に応用。
     ○頭風と頭痛を治す。
        「粉末にして鼻中に吹き入れる」
  【薬理作用】
     溶血作用
  【薬能】
    《王好古》
       “皀莢は厥陰の薬である”
  【配合処方】
桂枝去芍薬皀莢湯《金匱要略》
      皀莢丸《金匱要略》



 蘇合香
   ○性は温、味は甘く、無毒。
      <1>悪気を払う。
      <2>鬼魅・精物・瘟瘧・虫毒・三虫を殺す。


 蘇子(そし) PERILLAE SEMEM
  【処方名】:[蘇子][紫蘇子]
  【基原】中国原産。
      シソ科(Labiatae)チリメンジソPerilla frutescens(L.)Britton var.crispa(Thunb.)       Decne.の種子を乾燥。
     ★《名医別録》:「蘇」で収載。(参照→「紫蘇葉」)
  【性味】味は辛、性は温。
  【帰経】肺経。
  【分類】止咳平喘薬。
  【薬性歌】“蘇子味辛開痰気 止咳定喘潤心肺”
     蘇子、味辛。痰をり、気を降し、咳を止め、善を定(しず)め、更に心肺を潤     す。《万病回春》
  【効能・効果】
     ◎気を理し、中を寛げ、欝を解し、を止める。
       <1>呼吸困難
イ)呼気性
ロ)喘鳴、起座呼吸
          ハ)胸苦しい
     ◎肺気と喘急・咳を治す。
     ◎子宮出血、こしけ:煎服
     ◎尿閉:煎服。
     ◎脳貧血:燗した酒に入れて服用。
     ◎せき:「ダイコンの種子」煎服。
     ◎痰:「紫蘇子4g、黒豆1合」煎服。
  【修治】
     炒る《万病回春》
  【薬対】
    『紫蘇子+貝母』
    『紫蘇子+白芥子』
    『紫蘇子+白前』
    『紫蘇子+半夏』
    『紫蘇子+麻子仁』
  【配合処方】
     喘四君子湯
     蘇子降気湯  
     治喘一方
     


 蘇木(そぼく)SAPPAN LIgNUM
【基原】インド、マレー地方原産。
      マメ科LeguminosaeのスホウCaesalipinia sappan L.の心材を乾燥。
     ★原名:「蘇方木スホウボク」《新修本草》
     ★昔から、赤色植物染料(蘇方染)として使われる。
  【性味】味は甘、性は平。無毒。平瀉平降中
      <1>李・(甘、涼)
      <2>王好古(甘微酸辛、平)
      <3>張元素(微辛、涼)
  【帰経】心・肝・脾経。
  【分類】活血薬。 
  【薬性歌】
     蘇木、甘。能く積血を行る。産後の月経に。兼ねて撲跌を医(いや)す。《万     病回春》
  【効能・効果】(止血・駆血・鎮痛・鎮静)
       <1>婦人の血気と
       <2>心腹痛
       <3>産後に脹って煩悶がひどい
       <4>婦人の血噤と
       <5>癰腫
       <6>打撲による血を治す。
     ◎駆血、抗炎症、通経、鎮痛剤
       <1>産後悪阻
       <2>経閉
       <3>腹痛
       <4>月経不順
<5>打撲傷
  【薬能】
    <1>《新修本草》
      “血を破る。産後血で脹悶して死せんとする者は、水で五両を煮て濃汁を取       って服す”
<2>《日華子本草》
“婦人の血気、心腹痛、月候不調及び辱労を治す。膿を排し痛を止め、癰腫、       撲損血を消す。婦人の失音、血噤、赤白痢、びに後分急痛を治す”
    <3>《李時珍》
      “蘇方木なるものは三陰経の血分薬であって、少しく用いれば血を和し、多       く用いれば血を破る”
    <4>《張元素》
      “表裏の風気を発散する。防風と共に用いるが宜し。また能く死血を破る。       産後の血腫、脹満で死せんとする者に宜し。”
  【配合処方】
    蘇木湯
通導散


 続膸子(ぞくずいし)
   ○性は温、味は辛、有毒。
       <1>
       <2>痃癖
       <3>血
       <4>虫毒
       <5>心腹痛
       <6>大小便を通す。
       <7>悪物のたまったのをなくす。
       <8>積聚をなくす。
     ○大小腸を良くする。
       「煎服・丸服」
  【修治】
     殻は捨て細かく切って紙にくるんで押して油を除いて使う。《医学入門》


 続断  DIPSACI RADIX
【基原】マツムシソウ科DissacaeceaeのDipsacus asperoides C.Y.Cheng et.T.M.Al
【薬性歌】続断、味辛。骨を接ぎ、筋を続ぐ。跌撲、折損に。且つ遺精を固くす。《万       病回春》
  【修治】
     (酒浸)し洗い用いる。


鼠粘子=「牛蒡子」参照

鼠婦=トビムシ。