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ベアベリー
【学名】Artctostaphylos uva-ursi
【英名】Bearberry、uva ursi、beargrape、hogberry、rockberry、mountain cranbery
(クマコケモモ、ウワウルシ)
【使用部位】葉。
【成分】

*アルブチン(約8%):体内で泌尿器系の殺菌剤[ヒドロキノン]に転化する。
*メチルアルブチン
*フラボノイド
*アラントイン
*タンニン
*フェノール酸
*精油
*樹脂

【効能・効果】
膀胱炎
アルカリ尿:菜食主義者に多い。



ペイサポ
■ペルーの魚
腹に吸盤を持った魚。貝類を食べる。海岸の岩礁地帯に生息。中国人が料理法を開発。


ペインテッドセージ
【学名】Salvia horminium
【英名】Painted sage(ペインテッドセージ)
【和名】
【分類】シソ科、1年草
【原産地】ヨーロッパ南部


ベイベリー
【学名】Myrica cerifera
【英名】Bayberry、wax myrtle、
        (シロヤマモモ)
【使用部位】乾燥した樹皮。
【成分】

*タンニン
*トリテルペン:
*ミリカジオール:塩類やカリウムの排泄の停留を引き起こす。
*フラボノイド配糖体:
*ミリシトリン:胆汁の分泌を促進
*樹脂
*ゴム質

【効能・効果】
刺激性収斂薬
分娩後の出血
月経過多
白帯下


ヘクソカズラ
⇒全草・根を採集し、太い部分は薄切りして天日乾燥する。
【別名】ヤイトバナ
【効能・効果】
○あかぎれ:
①果実の絞り汁を塗布する(著効)。
②果実を10倍のアルコールに約1週間浸け、これと同量のグリセリンと、倍量の水を加えたものを化粧水として使う。
○脚気:
        根・根茎を煎服。
○下痢:
        根・根茎を煎服。
○しもやけ:
①果実の絞り汁を塗布する(著効)。
②果実を10倍のアルコールに約1週間浸け、これと同量のグリセリンと、倍量の水を加えたものを化粧水として使う。
○出血:
        生葉汁or花の絞り汁を塗布。
○腎臓病:
        根・根茎を煎服。
○吸い出し:
        生葉を炙って腫れ物に塗布する。
○毒虫の刺傷:
        生葉汁or花の絞り汁を塗布。
○ひび:
①果実の絞り汁を塗布する(著効)。
②果実を10倍のアルコールに約1週間浸け、これと同量のグリセリンと、倍量の水を加えたものを化粧水として使う。
○婦人病:
        全草を煎服。


ペグマタイト
ペグマタイト(ぺぐまたいと、pegmatite)は、大きな結晶からなる火成岩の一種。花崗岩質のものが多いため、巨晶花崗岩(きょしょうかこうがん)と呼ばれることもあるが、閃緑岩質や斑糲岩質のものもある。

マグマが固結する際、最後に残った成分がゆっくり冷えたために結晶が大きく成長している。希土類元素を含むものなど、珍しい鉱物を産する。岩脈などの小岩体として産出する
ペグマタイトに含まれる鉱物をペグマタイト鉱物(pegmatitic mineral)という。石英、長石、雲母のほか、蛍石、トパズ、緑柱石、電気石、柘榴石などがある。
放射線測定  50ppm以上でトパーズ
フッ素を含む・・トパーズ 蛍石





ヘザー
【学名】Erica vulgaris (Calluna vulgaris)
【英名】Heath、heather、ling
 (ヒース)(ギョウリュウモドキ)
【使用部位】生の開花部。
【成分】アルカロイド
    アルブチン:泌尿器の殺菌剤。
    クエン酸
    フマル酸
    精油
    タンニン
    フラボノイド
    カロチン
【効能・効果】
〇泌尿器の病気
〇穏やかな鎮静作用
〇痛風
〇リウマチ


ベスルート
【学名】Trillium erectum (T.pendulum)
【英名】Beth root、birth root、wake-robin
    (タチエンレイソウ)
【使用部位】乾燥した根茎、乾燥根。
【成分】ステロイド系サポニン(ジオスゲニン)
      不揮発性油
      ゴム質
      精油
【効能・効果】
〇月経異常
〇月経過多
〇産後の止血
〇白帯下
    



ベトニー
【学名】Stochys officinalis (S.betonica)
【英名】Betony、Wood betony
        (カッコウチョロギ)
【使用部位】開花期の地上部。
【成分】タンニン(15%以下)
    サポニン
    アルカロイド:

      ベトニシン
      スタキドリン
      トリゴネリン:血糖値低下で報告がある。

【効能・効果】
〇頭痛
〇片頭痛
〇神経痛
〇肝臓障害
〇挫傷
〇切り傷


ヘナ
 ■排除命令
「植物染料「ヘナ」による染毛効果があるかのように虚偽の表示をして染毛剤を発売したのは景品表示法違反(優良誤認)に当たるとして、公正取引委員会は2007年6/26、化粧品メーカーのコジット(大阪)、ゲンキ(大阪)、三宝商事(東京)、純ケミファ(東京)の4社に再発防止などを求める排除命令を出した。
公取委によると、各社は2003年~2007年にかけて染毛剤を販売。包装箱に「髪にやさしい天然インドヘナ配合」「天然の植物色素で髪や頭皮を傷めず自然な色に」などと表示した。
しかし各社の商品の実際のヘナの配合量は最大でも全体の0.5%程度ときわめて低く、染毛効果はヘナではなく合成色素によるものだった。
国民生活センターが2006年9月、市販の12商品を調査、半数でヘナ成分が検出されなかった。」日経



ベニテングタケ AMANITA MUSCARIA
     (参照→用語:神経毒)
=テングタケ科。亜高山のカバノキ属(シラカンバ・ダケカンバ)の樹下に多い。
◎毒性は実はそれほど強くはなく、むしろ催幻覚性が問題となる。

◎有毒成分:
<1>イボテン酸:
①殺ハエ作用----「ハエトリキノコ」の別名あり。
②うま味を呈する。グルタミン酸ナトリウムの約10倍。
<2>ムシモール
<3>ムスカリン:
①ムスカリンは初めベニテングタケから得られたのでその名があるが、含量はアセタケ属InocybeやカヤタケClitocybeのほうが多い。
②副交感神経を興奮させ(薬理学的にはムスカリン様作用と呼ぶ)、縮瞳、流涎、発汗、呼吸困難、徐脈などの症状を引き起こす。
③中枢症状として錯乱や幻覚を生じ、多量の服用によっては死を招くことが知られている。 (講談社「天然の毒」p39~40)

◎中毒症状:
アルコール中毒やベラドンナ中毒に似ている。
食べてから15~30分でうとうとして、酒に酔ったようになる。
2~3時間後には、痙攣、精神錯乱、幻覚、視聴覚障害が出た後、深い眠りにおちる。
24時間以内に回復することが多い。
致死率1%以下。

◎日本で、乾燥や塩漬けして食用としていた地方もある。乾燥しても毒作用は5~6年残る。

◎ムスカリン
「中毒症状は、食後30分程度で発汗・流涎・催涙が止まらず血圧降下・視力障害をきたす」




ベチバー vetiver、vetivert
【学名】Andropogon muricatus
◎精油は、濃褐色で、極めて粘性が高い。

【効能・効果】
〇人を深くリラックスさせる


ヘチマ(絲瓜)
⇒熟果を採集し、乾燥(絲瓜)後、これを黒焼きする(絲瓜霜)。     

【効能・効果】
○かぜ:
*生の果実の絞り汁に砂糖を加え煮て飲む。
○月経過多:
  種子を煎服。
○五十肩:
  果実の乾燥末を10g/日飲む。
○痔:
  果実の黒焼き末4~10g/日、酒で飲む。
  果実の黒焼き末を水orゴマ油で練って塗布する。
○湿疹:
  果実の黒焼き末4~10g/日、酒で飲む。
  果実の黒焼き末を水orゴマ油で練って塗布する。
○せき:ヘチマ水を飲む。
○疝気:
  果実の黒焼き末4~10g/日、酒で飲む。
○喘息:
  生の果実の絞り汁に砂糖を加え煮て飲む。
  「ヘチマの花、艾葉」煎服。
○痰:ヘチマ水を飲む。
  “痰1斗糸瓜の水も間に合わず”《正岡子規》
○痘瘡:
   果実の黒焼きを作末し、塗布する(著効)。
○乳汁不足:
   果実の黒焼き末4~10g/日、酒で飲む。
○浮腫:
        果実を煎服(著効)。
○虫牙痛。
  「温米醋でうがいし、又、絲瓜を焼いて作末して、こすりつける。」
○腰痛:黒焼き
○ねぶと:黒焼き
○リウマチ:
   葉の黒焼き末を酢で練って塗布。
   

◎ヘチマ水の作り方:
「地上1mで切った茎を1升ビンに突っ込んでおけば、根から水を吸い上げ、2~3日で1杯になる」。
  【参考】
   ○富山県大島町で栽培が盛ん。



ペトリファイド PETRIFIED WOOD
=ペトリファイド・ウッド(化石樹)
◎あなたを安定させ、仕事のストレスを除く。
◎責任者の地位にいる人は、デスクの上に置くと良いでしょう。
◎引っ越しに伴う不安を和らげる。
◎体力を回復させ、ヒップと背中の症状を改善(D・L・メラ)

◎応用:

〇不安定
〇不確実性。
〇情緒的な安定を与える。


ベニバナ
ベニバナ赤色素
(ベニバナの花から得られた、カルタミンを主成分とするものをいう。) カーサマス赤色素 フラボノイド
フラボノイド色素
紅花赤
紅花色素 キク科ベニバナ(Carthamus tinctorius LINNE)の花又はこれを発酵若しくは酵素処理したものより、黄色素を除去した後、室温時弱アルカリ性水溶液で抽出し、中和して得られたものである。主色素はカルタミンである。赤色を呈する。 着色料 Carthamus red
ベニバナ黄色素
(ベニバナの花から得られた、サフラーイエロー類を主成分とするものをいう。) カーサマス黄色素 フラボノイド
フラボノイド色素
紅花黄
紅花色素 キク科ベニバナ(Carthamus tinctorius LINNE)の花より、室温時~微温時水で抽出して得られたものである。主色素はサフラーイエロー(サフロミン)類である。黄色を呈する。 着色料 Carthamus yellow




ペパーミント
【学名】Mentha piperita
【英名】Peppermint
別名melissa(メリッサ)
  (セイヨウハッカ)
【使用部位】開花期の地上部。
【成分】

<1>精油(0.4%以下):
*メントール:

 ①抗菌作用
 ②駆虫作用
 ③アルコールに溶かすと白癬菌に有効。
 ④塗布すると冷却効果と麻酔作用とその部分の血流を増加させる。
*メントン
*酢酸メチル
*メントフラン
*リモネン
*シネオール
*ビサボレン
*イソメントール
<2>フラボノイド
<3>カロチノイド
<4>ベタイン
<5>アズレン:抗炎症作用があり潰瘍に有効。
<6>ロスマリニン酸
<7>タンニン

【効能・効果】
◎鎮痛・鎮痙作用はあるが、鎮静作用がない。
<1>消化器系の平滑筋に対し抗痙攣作用がある
        ①疝痛
        ②鼓腸
<2>胆汁の分泌を促す。
<3>肝臓の充血
<4>冷却効果がある。
<5>精神的疲労
<6>頭脳を明晰にする
<7>[ラベンダー]:鼻の通路と副鼻腔をクリアにする
  頭痛、片頭痛

◎整腸作用があり、大腸の働きを活発にして便通を良くする。
  

【注意】
<1>精油を長期化使用してはいけない。睡眠の正常なパターンを混乱させるから。
<2>乳児には使用しない。
<3>ホメオパシー薬剤を使用している時には使用不可。ホメオパシー薬剤を解毒 してしまうから。
<4>ホメオパシー薬剤から遠く離れたところで保管が必要です。
<5>夜使うと、眠れなくなる。

■高脂血症を抑制
「小川香料と日本大学はハーブの一種であるペパーミントに「高脂血症」を抑制する効果があることを動物実験で確かめた。高脂血症は血液中のコレステロールや中性脂肪などが多くなり動脈硬化などの原因になる。」2000.10.30《日本経済新聞》
【ハーブ】
 老化予防
「消化不良と胃腸疲労を緩和する優れたハーブ。ガンや心臓病などを予防する抗酸化物を含有」



ヘビ
◎毒:
「ヘビ毒には、大きく分けると神経毒と出血毒(溶血毒or血液毒ともいう)とがある。このほか、心臓毒・細胞素・溶血素などの成分が含まれており、毒ヘビの種類によって成分が微妙に違うので、咬まれたときの症状はそれぞれ違う。
例えば、クサリヘビ類は主成分は出血毒なのだが、かなりの量の神経毒も含んでいるため、始末が悪い。
神経毒は主として神経障害を起こす。具体的には
<1>瞼が重くなる、
<2>唇がしびれる、
<3>唾液が出る、
<4>物を飲み込めなくなる、
<5>眼球を動かしにくくなる、
<6>首の筋肉が麻痺する、
<7>体中の筋肉が麻痺する、
<8>呼吸が困難になる、
<9>昏睡状態に陥る、
<10>心臓が麻痺する。
といったものである。

咬傷のあった個所に痛みは普通感じない。

主に、コブラ類やウミヘビ類などの後牙類などがこれを持っている。

出血毒は血液などの細胞、血管組織、内臓などを破壊する。真っ先に咬傷のある部分が破壊されるので大きく腫れ、普通、激痛を伴う。腫れと痛みが全身に広がっていき、皮下出血、吐き気、唇のシビレが現れる。クサリヘビ類やマムシ類がこれである。」(今泉忠明著「猛毒動物の百科」データハウス発行より)

◎毒の種類:
「αートキシン」
   アマガサヘビ
  エラブウナギ
類似の毒物:クラーレ。

■空飛ぶヘビ
「東南アジアの熱帯雨林に生息するヘビの一種が、羽や皮膜もないのに滑空するメカニズムを、米シカゴ大学院生が詳しくしらべ、ネイチャーに発表した。
体を平たくして幅を約2倍に広げ、腹側を少しへこませて飛行機の翼のような形にする他、S字型に体をくねらせて飛ぶ方向を制御するのが特徴だという。同大学院生のジョン・ソチャさんは2台のテレビカメラで立体的にヘビを撮影し分析。ヘビは最初、頭を下にしてJ字型にぶら下がり、体を平たくして滑空を開始。スピードがつくと、体をS字型にくねらせ進路を変えた」2002.8.11《日本経済新聞》
■なぜ、怖がる?
「人がヘビを怖がるのは本能か、後天的な学習か?
心理学者の間で1980年代からよく知られた観察結果がある。実験室で生まれ、ヘビと遭遇した経験の無いサルは、ヘビを恐れない。このサルに野生ザルがヘビにおじけづく後谿を見せると、途端にヘビを怖がりだす。これから「ヘビ恐怖=学習説」に軍配が上がった。
“しかし、やはり本能らしいのです”と語るのは名古屋大学大学院情報科学研究科の川合伸幸准教授。川合さんは京都大学霊長類研究所の柴崎全弘研究院らと共同で、実験室生まれのサルがヘビの写真に素早く反応することを突き止めた。
2年前、新説も登場した。米カリフォルニア大学デービス校のリンネ・イズベル教授によると、ヘビへの恐怖は霊長類の視覚システムを進化させる原動力となった。ほ乳類から霊長類が進化した1億~6000万年前、口の大きなヘビや毒蛇の勢力が急拡大。私たちの先祖はヘビと熾烈な生存競争を繰り広げ、身を守るために視覚が進化したという。「果物を見つけるために視覚が発達した」とする従来の定説に反する意見。




ペヘレイ
■人気
「霞ヶ浦で南米ラプラタ川原産の外来魚「ペヘレイ」が新たな釣り物として脚光を浴びている。ペヘレイは1966年、アルゼンチンから移入され、霞ヶ浦では一気に網に掛かる量が増えた。」



ヘマトコッカス
ヘマトコッカス藻色素
(ヘマトコッカスの全藻から得られた、アスタキサンチンを主成分とするものをいう。)   カロチノイド
カロチノイド色素
カロテノイド
カロテノイド色素 コナヒゲムシ科ヘマトコッカス(Haematococcus C.A. AGARCH)の全藻を、乾燥後、粉砕したもの、又はこれを、二酸化炭素で抽出したもの、若しくは室温時含水エタノール、エタノール、アセトン、ヘキサン若しくはこれらを2種以上混合したもので抽出し、溶媒を除去したものである。主色素はアスタキサンチンである。橙色~赤色を呈する。 着色料 Haematococcus algae colour





ペヨーテ
【基原】サボテン科ウバダマサボテン属。原産地はメキシコ。アメリカのテキサス州南部~メキシコの東シエラ・マドレ山脈一帯に分布。見かけはミニチュアカボチャの様にずんぐりし、緑青色の表面には、沢山のイボイボがあって、お釈迦様の頭のようだ。
【学名】Laphophora williamsii
【英名】Peyote
【和名】烏羽玉
【成分】メスカリン
【作用】精神錯乱、幻覚、嘔吐、運動障害
そのまま食べたり、お茶にして飲むと、LSDのように強烈な幻覚を引き起こす。
◎アメリカでは幻覚性麻薬として、かなり以前から取り締まり対象になっている。
◎メキシコ
「では日本円で約\150。カリフォルニア大学で文化人類学を専攻していたカルロス・カスタネダは、メキシコのヤキ・インディアンで、ペヨーテに詳しいという呪術師ドンファンに電子入りし、その後の10年間の体験を《呪術/ドンファンの教え》を出版した。
◎メスカリン
「幻覚を引き起こすのはメスカリンというアルカロイドで、「幸福感」だけでなく、中枢神経をマヒさせ神経障害も起こさせる。そして、多くの幻覚性薬物と同じように、「受け入れられない」 と、激しい吐き気に襲われたり、頭痛・めまいなどを起こし、たちの悪い二日酔いのままジェットコースターに乗せられるような気分になる。しかし、それになれてきたり、「受け入れられる」と、体中の力が抜けて、あたりにはまばゆい映像や音が響き、得も言われぬエクスタシーがやってくる。




ベラドンナ Atoropa belladonna
【基原】ナス科ベラドンナ属
【学名】Atropa belladonna:アトロパ・ベラドンナ。
【英名】Deadly Nightshade
【作用】幻覚、譫妄、精神錯乱

◎ブルガリアでは、昔からルド・ビレ(気違い草)、スタロ・ビレ(昔草)と呼ばれている。ベラドンナは高所、森の日陰、木材を伐採した跡、灌木地などブルガリアならどこでも見られる。
「毒性分が特に多いのは[果実]だが、花や葉、種子、根などにも含まれている。」
【成分】
アルカロイドの一種。(コリン作用を遮断してしまう)
*l・d-ヒヨスシアミン
*アトロピン・・・致死量[経口](750mg/kg)
*スコポラミン
  

【作用】
ひとみ(瞳孔)を大きくする。
理由:瞳孔の大きさは、虹彩と呼ばれる部分にある[括約筋]と[散大筋]とい う2種類の筋肉で調節されている。
1)筋肉を縮める括約筋:アセチルコリンを伝達物質とする副交感神経に支配 されている。
1)神経の末端から放出されたアセチルコリンが括約筋を収縮させて縮まる。 アトロピンは、括約筋のアセチルコリン受容体に作用して、その働きを妨 害し瞳孔を大きくする。
「瞳孔を大きく開かせるのは、とこうにアトロピンというアルカロイドで、まかり間違えば命に関わる猛毒成分である」
オウム真理教のサリン事件で有名になったが、有機リン系化学物質の中毒を起こすと、[瞳が小さくなる]、いわゆる縮瞳となる。また、涙や涎が止まらなかったり、嘔吐、下痢、情緒不安や異常な興奮、昏睡やケイレンといった症状(ムスカリ作用)を引き起こすが、そんなとき、アトロピンが投与が生死を分ける」
◎ベラドンナは昔イタリアの婦人たちが瞳のパッチリとした美人になるために利用 したと言われる。 bella“美しい”donna“婦人”

◎『ブルガリア療法』=『ラエフ療法』
1928年、カザンラッック近くのシプカ村出身の民間療法者であるイワン・ラエフが、予備テストを行った後、嗜眠病(パーキンソン病)の治療に、ベラドンナの根を利用するよう提案した。この考えは、世界各地の病院でテストされて良好な結果を得た。
以下の疾患に使われる:
        不眠
        夜尿症
        眼病
     





 ベーラム (bayrum)
(参照→「高山病」「オイゲノール」)





ペリドット PERIDOT
=クリソライト(貴橄欖石)の透明緑色部をこう呼ぶ。
◎マグネシウムと珪酸からなる鉱物。

硬度:[61/2~7]
産地:アリゾナ州のアパッチ族の領有地内
  北海道様似群様似町幌満
◎透明なオリーブグリーン色の宝石で、オリビンOlivineとも呼ばれています。
中世には、“緑のクリソライト”ととも呼ばれました。
◎太陽の宝石。隕石の中からも発見される。

◎(D・L・メラ)
<1>副腎機能を強める
<2>筋肉の衰え
<3>肝臓病

◎応用:情緒的なストレスに反応しすぎる時。
ストレスを解消するために体のエネルギーにバランスを取る。

◎リーディング(レノーラ・ヒュイット)
「明瞭さと美の性質を持つ。性質はとても軽く、エーテリック」
「体の癒しではなく、霊の癒しに用いる。」
「霊的な恐怖を減じる」
「すでに霊的な域に達している“とても軽い”人々に良い。」
「中枢の前方につけるか、喉の基底部につける」

◎リーディング(ドロシー・メラ)
「自分の恐怖心や罪悪感から来る暗闇を明るくする太陽石として使うことが出来る」
   

◎リーディング(ジュリア・ロルッソ)
「アトランティス、古代エジプト、アズテク、インカ、トルテク文明においては、肉体組織の鎮静剤、浄化剤、バランス剤として使われた。それはこの緑色の宝石の中に多く含まれている黄色い成分が冬至に人間の心を刺激し、発達させるばかりか、バランスと感情の静まりを得させるのに必要であった。」
「ペリドットは消化中の食物の吸収を助け、腸の炎症や潰瘍を防ぎ、鬱積した感情を和らげる」
   

◎リーディング(遠藤昭則)
「ペリドット歯茎に作用する。」
「だが、肩が凝っている時には、使わないほうがいい」



 ベリル (緑柱石)
(参照→「緑柱石」)
◎種類
「アクアマリン」
「エメラルド」
「ゴーシェナイト」
「ビクスバイト」
「ヘリオドール」
「モルガナイト」
「レッドベリル」


ベルガモット
【学名】Monarda didyma
【英名】Bergamot、bee balm、Oswego tea
  (タイマツバナ)
【使用部位】葉・花・精油。
   精油は果実の皮を圧搾するだけで得られます。
【成分】精油の活性成分:

*酢酸リナリル
*リモネン
*リナロール
*タンニン酸
  

【効能・効果】 

◎鎮痛・鎮静・鎮痙作用がある。
<1>抑鬱作用:

①フレッシュで強い香りがし、高揚効果がある。最高の抗ストレス精油です。
②緊張しやすい人
③ラベンダー
④ゼラニウム
<2>不安症:

①神経性食欲不思に有効。
②強迫観念にとらわれて、食べ過ぎる人に有効。
<3>泌尿器管の感染症:

*膀胱炎(頻発性)
*尿道炎
*膣掻痒症
<4>おでき:温湿布する。
<5>熱っぽい症状の時に冷却効果がある。
<6>イヌ・ネコを植物に近づけないよいうにする。
<7>顔面ヘルペスを起こす単純疱疹Ⅰ型ウイルスを抑制する。
<8>帯状疱疹の痛みを緩和する。
<9>スキンケア
  

【注意】
<1>ベルガモットは日光に対する皮膚の感受性を増大させる。(数日間続きます)
<2>未稀釈のまま肌の露出している部分に使用不可。
  

【参考】
<1>アロマセラピストはこの精油を抑鬱状態の特効薬とみなしている。又、体の抗菌力を強める効果がある。
<2>アロマセラピーに用いるのはミカン科のベルガモットオレンジである。



ベロニカ
【学名】Veronica beccabunga
【英名】Brooklime、water pimpernel
【使用部位】地上部。
【成分】タンニン
      配糖体
      その他の未詳成分
【利用】薬用にはしない。



ペンギン
◎コウテイペンギン
水深500mまで潜れる。30分近く潜れる
○ペンギンの最大潜水深度
ガラパゴス・・・32m
コガタ・・・・・69m
アデリー・・・180m
ロイヤル・・・226m
キング・・・・343m
エンペラー・・564m→鳥類の中で最高の記録。

潜水中のペンギンは腹部の体温を下げているという。



ヘンルーダ Ruta gravelens
=ヘンルータ=「ルー」
◎光過敏症を引き起こす成分「フロクマリン類」を含有。




米泔(べいかん)
=コメ(米)のとぎ汁
   ○鱉瘕に。
     「熟した赤黍米の米泔を使う。」


米醋(べいそ)
   =きず。生酢のこと。
【薬能】
☆《古方薬品考》
“その味酸、苦、収斂にして、能く下降す。故にその力、毒気に勝ち、瘡爛を消す”
☆《古方薬議》

 “味酸温、癰腫を消し、水気を散じ、血運を破り、塊、堅積を除き、食を消す”


榠櫨(べいろ)
⇒木葉果実木瓜に似た果。
○飲食を消化させ、酒毒を消し、呑酸を止め、痰をなくす。
     「いつもかじって飲み下す。」

 

碧海水
○宿食と下腹の張っていたものが吐き出される。
     「1~2合飲む。」


壁銭
○喉痺・隻乳蛾を治す。
「壁銭高1箇を焼いて作末し、患部に吹き入れる。」
○小児の吐逆に良い。
○金瘡による出血が止まらないとき。
「搗いて汁を瘡の上にたらすと良い。」

 


紅麹(ベニコウジ)
=紅麹とは、
「お酒や味噌・醤油などを作る時に使用される麹の一種ですが、一般の麹と異なり鮮やかな紅色をしているので紅麹と呼ばれています。古くから中国・台湾で紅酒・老酒などの原料として利用されています。国内では沖縄で「豆腐よう」と呼ばれる豆腐の発酵食品が琉球王朝時代の上流社会でわずかに生産され、病後の滋養食として珍重されていました。」
【効能】
1.コレステロール低下作用(モナコリンK)
コレステロールが増えすぎると、動脈硬化が進行し、脳卒中や心筋梗塞になりやすいと考えられています。紅麹には、このコレステロールを低下させるモナコリンKと呼ばれる成分が含まれています。モナコリンKは、この体内でのコレステロールの合成を阻害します。
「遠藤章氏らは、この紅麹からモナコリンK(mevinollin、lovaastatin)などのコレステロール合成阻害酵素を発見しています。」
「コレステロールは、アセチルCoAを出発物質として、20数段階の反応を経て合成されます。この中で、HMG-CoA(3-hydroxy-3-methylglutaryl CoA)からメバロチン酸(mevalonate)への還元が最も遅い反応で(律速段階と呼ばれています)、この還元反応に関与する酵素をHMG-CoAレダクターゼ(reductase、還元酵素)と呼びます。このHMG-CoAレダクターゼの作用を阻害すれば、コレステロールの生合成が抑制されます。そしてさらに、合成が抑制されると、肝細胞まく上のLDL受容体が増加するため、血中からのコレステロール取り込みを増加させ、血中のコレステロール、特に悪玉コレステロールと言われるLDL-コレステロールを低下させることが出来ます。モナコリンKは、このHMG-CoAレダクターゼを特異的に阻害し、一般的な使用量で、コレステロール値を20%ほど低下させます。近年、高コレステロール血症に使われているスタチン系薬剤(メバロチン(三共)、リポバス(万有)などは、この紅麹のモナコリンKをもとに開発されたものです」
「アメリカのFDA(食品医薬品局)が、紅麹には医薬品に匹敵するコレステロール低下作用があるので、サプリメント(栄養補助食品)としての製造・販売を禁止しようとしました。しかし、サプリメントのメーカー側が異議を唱え、裁判に訴えました。その結果、自然成分を使った栄養補助剤であるというメーカー側の主張が認められ、紅麹のサプリメントはOKとなりました(1999年2月の判決)」
2.痴呆に対する効果
最近、アルツハイマーの予防にスタチン系薬剤(メバロチンやリピバスなどのコレステロール合成阻害薬)が有効であるという報告がありました。
3.ガン抑制作用
紅麹の赤い色素であるモナスコルブリンに、胃がんを抑制する作用があることが、日本大学薬学部の研究により明らかにされました。
4.糖尿病改善
遠藤章氏らにより、血糖を下げる効果も確認されています。
「24時間絶食させたラットにデンプンを与えて負荷をかけます。2つのグループに分け、片方のグループには紅麹を食べさせてから血糖値を測定します。すると、デンプンを与えただけのグループと比べて30分後で約23~33%、1時間後で約19~29%、血糖が低下するというデータが出ています(PAT.NO1318012)」
5.血圧降下作用(γーアミノ酪酸(GABA、ギャバ))
紅麹にはγーアミノ酪酸という血圧を降下させる成分が含まれています。1996年には、グンゼの紅麹に含まれるγーアミノ酪酸が血圧を下げるとして、特定保険用食品の「関与する成分」として厚生労働省の外部団体である(財)日本健康・栄養食品協会で認められました。
6.健胃作用
「紅麹は古くなら漢方薬でも利用されています。《李時珍》の《本草綱目》にはその効能を「消食活血、健脾燥胃」と記載しています。すなわち、消化を助け、血の巡りを良くして。内臓を強くし、胃を爽快にします。

ベニコウジ黄色素
(ベニコウジカビの培養液から得られた、キサントモナシン類を主成分とするものをいう。) モナスカス黄色素 紅麹
紅麹色素
モナスカス
モナスカス色素 子のう菌類ベニコウジカビ(Monascus purpureus WENT.)の培養液を乾燥し、粉砕したものより、微温時弱塩酸酸性エタノールで抽出し、中和して得られたものである。主色素はキサントモナシン類である。黄色を呈する。 着色料 Monascus yellow
ベニコウジ色素
(ベニコウジカビの培養液から得られた、アンカフラビン及びモナスコルブリンを主成分とするものをいう。) モナスカス色素 紅麹
モナスカス 子のう菌類ベニコウジカビ(Monascus pilosus K.SATO ex
D.HAWKSWORTH et PITT, Monascus purpureus WENT.)の菌体より、室温時~微温時含水エタノール又は含水プロピレングリコールで抽出して得られたものである。主色素はモナスコルブリン及びアンカフラビンである。赤色を呈する。 着色料 Monascus colour

紅色色素で、水、エタノール、プロピレングリコールに溶けるが、油脂には溶けない。
 pHによる色調変化は少なく、熱にも安定で、銅以外の金属イオンの影響も受けにくい。しかし、耐光性は弱い。
 アンカフラビン(Ankaflavin)は黄色、
モナスコブリン(Monascobrin)は赤色、
モナスコブラミン(Monascobramine)は紫色である。




(べつ)
=スッポン
○痢疾のあと脱肛したのを治す。
「普通食べる様に煮て、生姜と砂糖を少し入れて作羹して食べる。」
○痩せを治し、肥らせる。
「肉で汁えお作り、甲を焼いて酒で服用。」
○脱肛に。
「頭を(炙)末して米飲で調下する。」
○骨熱を治す。
○湿痺に。
「肉に五味を合え、汁をつくって食べる。」
○酒疸を治す。
○小児の骨蒸と労痩を治す。



鼈甲(べっこう)TRIONYX CARAPAX
【処方名】:[鼈甲][別甲][甲]
【基原】スッポン科(Trionychidae)シナスッポンTrionyx sinensis Wiegmannの背及び腹甲。
【性味】味は鹹、性は寒  
【帰経】肝・脾・腎経。
【分類】補陰薬。
【薬性歌】“鼈甲酸平嗽骨蒸 散消腫除痞崩”     
【効能・効果】
<1>骨蒸労熱・労嗽に用いる。
<2>瘀血を去り、
<3>脇下の痞堅・崩漏を治す。
     

◎解熱、強壮、駆血剤
<1>骨蒸労熱(肺結核)
<2>久瘧瘧母(慢性マラリア)
<3>癥瘕経閉

◎五色の漏下を治す。
「乾かし黄色く焼いて作末し、1銭を酒で飲む。次にその肉を汁を煮て常 食する。

◎骨節間の労熱を治す。
「甲を黄色くなるまで炒って作末し、1銭を酒で調下し、肉は汁を作って 食べる。」

◎陰蝕瘡と陰頭に。
「甲を焼末して卵の白身で調合して塗る。」

◎虚労・熱労を治す。
「甲は作末して丸服。煎服。」

◎癥瘕・痃癖を治す。
「黄色くなるまで炒って作末し、1日2回、2銭づつ調服。」

◎温瘧・老瘧を治す。
  

【修治】
◎(醋炒):醋を塗って炙り黄にする。


紅縞めのう=サードオニキス SARDONYX

 
片芩
=片黄芩
【効能・効果】
○肺の熱を治す。
 「丸剤・煮服・粉末でも良い」
 

片子薑黄
【効能・効果】
○治気の最好薬。冷気と痛を止める。
  「粉末でも煎じても良い。」

 

萹蓄(へんちく)
○性は平、味は苦、無毒。
<1>長くなった疥瘙
<2>疸痔
<3>三虫
<4>熱淋
<5>小便の通りを良くする。
    

[薬性歌]“蓄味苦掻疥息 疽痔児蛔女陰蝕”
【効能・効果】
○三虫と茴虫を殺し、虫痛を鎮める。
「煮て汁を取って、空腹時に1升ぐらい飲むと虫はすぐ下る。」
○五淋・小便不通を治す。
「水辺に紫花が咲いた萹蓄根の汁を取って醋2合を混ぜ、空腹時に1盃飲む。」
○大小便の不通を治す。
「水辺に咲いた紫花の汁を絞って1盃頓服。」
○熱黄を治す。
○小児の回虫痛を治す。