既存の薬がオートファジーを活性化することが分かった

現在、何らかの薬として使われている中の、16種の薬剤がオートファジーを活性化することを見つけた。

東京大学の水島昇教授らの成果。

 

オートファジーは細胞内で不要になったタンパク質が分解され、再利用される現象のことで、今年のノーベル賞受賞のテーマだった。

 

研究チームはオートファジーが起きるときに使われるタンパク質に蛍光物質をつけて光らせ、細胞内にどれいくらいあるかを正確に測る技術を開発した。

 

すでに承認されている約1000種類を培養細胞に加えたところ、16種類で光るタンパク質が減少した。

これらの薬がオートファジーを促進したため、このタンパク質が使われて減ったとみられる。

 

これまでに、オートファジーを抑制するとみられていた薬も3種類が含まれていた。

成果は11/4のモレキュラー・セル(電子版)に発表。

 

神経変性疾患などでは、異常なタンパク質が細胞に蓄積することが原因とみられている。

 

 

2016年11月05日