カリウム

カリウムは細胞内液の主要な陽イオン(K+)であり、体液の浸透圧を決定する重要な因子である。


また、酸・塩基平衡を維持する作用がある。


神経や筋肉の興奮伝導にも関与している。


健常人において、下痢、多量の発汗、利尿剤の服用の場合以外は、カリウム欠乏を起こすことはまずない。


日本人はナトリウムの摂取量が諸外国に比べて多いため、ナトリウムの摂取量の低下に加えて、ナトリウムの尿中排泄を促すカリウムの摂取が重要と考えられる。

 

また、近年、カリウム摂取量を増加することによって、血圧低下、脳卒中予防、骨粗鬆症予防につながることが動物実験や疫学研究によって示唆されている

 

 

カリウムは、主として細胞内に分布し、摂取されたKの85~90%は腎臓で排泄される。


腎障害時には血清Kの異常を生じやすい


血清K値の異常は
[神経]
[筋肉]
[心臓]
の働きに重大な影響を与えることがあり、血清Kが7.0mEq/L以上の場合は突然心停止をきたす不整脈や伝導障害が起きる緊急事態である


血清K値は体内K総量を反映してはいないので同時に心電図を測定することが大切。

2016年11月05日