2歳女児の心臓に本人の組織で作った血管を使い治療

京都府立医科大学の山岸正明教授チームの成果。

女児は生まれつき、心臓から肺に血液を送る肺動脈がない。

さらに、心室の壁に穴が開いている。そして、心臓の血管が足りないという3つの心臓病を罹患し、酸素吸入が必要な状態だった。

 

チームは、女児の腹部の皮下に、小さなシリコンのチューブ(直径6㍉、長さ5㌢)を埋め、その周囲を覆うように筒状の組織が形成されることを利用して血管を作り、取りだした。

この血管を加工(幅15㍉、長さ30㍉、薄さ0.2㍉)し、肺動脈の患部に移植し、心室の壁の穴を補う手術を実施(2015年4月)した。

血流が正常化し、4歳になって退院した。

 

 

2016年11月10日