ストレスは・・不安から始まる

1956年アリゾナ州のナホバインディアン居住区で近代医学が健康にどんな影響を与えるかの徹底研究がなされた。

 

この地はその時まで全く孤立した地域であった。

 

6年後の調査ではたしかに結核の死亡は減少したが、全体として、感染症を除くと余命(寿命)にはあまり変化がなかったということである。この中で乳児の死亡率は確かに減少した。しかし驚くことにこの地域以外で、この研究の対象として選ばれた未開発地域でも乳児の死亡率は減少してしまった。

 

つまりこの地域へ行けば必ず治療を受けられ、治してもらえるという気持ちが病気を減少させたのである。

 

ストレスなどは気持ちのもちようだと経営者は語る。

会社の経営が順調の時はどんなに忙しくてもストレス症状を見せなかった。
つまり血圧上昇とか胃潰瘍などは見られなかったのである。

 

それどころか忙しさも楽しんでいるような様子さえ見えた。

 

しかし会社の経営、社内の人間関係に問題が起こると急にストレスの症状を呈す人が多くなったのである。
 

 

このことはサル山のサルを見るとよく分かる。

サルにはボスザルというのがいて、これはメスの支配、食物、住居のいずれも自分で勝手に決められる。これに対し、下っ端のサルは食物を食べていても、ときにボスにとられてしまったり、メスも支配出来ず、好きなメスをボスに取られたりする。

 

このような時には、ストレスはすべて下っ端のサルに集中する。

 

ところがボスが弱ってきて政権交代の時期が来ると若手の元気のよいサルがこれに挑戦する。何匹かの若手ザルはときには協力してボスザルを追い払ったりするのであるが、そのあとすぐ若手ザルの間に戦国時代が来る。あるサルは数日間ボスの地位を奪うが又すぐ奪いかえされたりする。

 

こうなると一時的にボスザルになったサルにストレスのすべての病状が現れる。


 

2016年11月12日