インスリンについて

インスリン

 

肝臓を巨大な工場兼倉庫と考えると(人間の肝臓の仕事を現在の生産設備で補うには東京都全体の面積が必要となる

 

肝臓は食事で摂取した栄養素を加工し、余分なものは保存、さらに需要に応じて出荷している。

 

この制御コンピューターがインスリンだ。

 

糖尿病ではコンピューターの調子が悪いうえに、糖質・脂質・タンパク質が多く運ばれてくると、出荷要請がないのに、次々に糖分を出荷してしまう

 

 

そこで生産調整が必要になる。

そのために入庫量を減らし、不足する原料を確保する食事療法が必要になる

 

その上で、コンピューターの修理に取りかかる。

すなわち運動療法です。

 

 

歩行習慣が糖尿病を予防し、改善することが解明されている

インスリンは全身の細胞にブドウ糖を取り込ませる

 

インスリンが細胞膜受け皿と結合するとシグナルが細胞内に伝わり、細胞の中にある『糖の運び屋(糖輸送担体)』が細胞膜に顔を出し血中のブドウ糖を取り込む。

 

歩行による筋肉の伸び縮みは糖輸送担体の動きを良くする。

 

従って、糖尿病患者でも歩行習慣を身に付けると、糖輸送担体がわずかなインスリンを効率よく利用して筋肉に糖を取り込む結果、血糖値が下がる。


「両親が共に糖尿病で、糖尿病の遺伝的素因を強く持つと思われる姉妹の例がある。姉妹のうち姉は3人出産後に糖尿病を発症したが、妹は30歳を過ぎても未だ発症していない。

 

ところが興味深いことに、糖質負荷のインスリン分泌反応は、姉妹間に幼少時から現在まで全く差がない。


では、妹の発症を抑えている要因は何か?。それは妹の職業がジャズダンスのインストラクターであることである。

つまり、妹は規則的に運動を行っていることで、インスリン分泌が僅かであってもその働きが良好で、糖尿病の発症が抑えられていることになる

 

2017年01月11日