環境DNA分析で成果

秋田県立大学と神戸大学のグループは、絶滅危惧種であるコイ科の淡水魚「ゼニタナゴ」の成魚を、秋田県の雄物川で確認した。

川の水に流出した微小なDNAを調べる「環境DNA分析」という手法を使って発見した。

ゼニタナゴが雄物川で見つかったのは11年ぶり。

研究グループは、2016年8月、雄物川の水を99カ所で採取し、ゼニタナゴの表皮や糞(フン)から出たDNAが、採取した水中に含まれていないかを調べた。

2017年11月14日