割れても・・くっつくガラス

自己修復するガラス

東京大学の相田卓三教授と学術支援専門職員の柳沢佑氏らは、割れても押しつけるとくっつく特殊なガラスを開発した。

 

30秒ほどでくっつき、28℃なら1時間で元通りの強度になる。
サイエンス(電子版)に掲載。

二酸化ケイ素を主成分とする通常のガラスは割れると、分子の結びつきが切れてしまい、高温で溶かさないと修復できない。

 

開発したガラスは「ポリエーテルチオ尿素」という有機化合物でできている。

 

水素原子が硫黄や酸素といった他の原子と結びつこうとする性質を利用。

 

2017年12月18日