日本人は・・・腎臓の組織が少ない

2017年、東京慈恵医大チームが米医学誌に報告。

日本人の腎臓は、尿を作るために重要な「ネフロン」という組織の数が少ない傾向が見られるという。

日本人に慢性腎臓病患者が多いことと関連しているという。

腎臓は血液に含まれる老廃物をあつめて尿をつくっており、ネフロンはその中心的な機能を担っている。

研究チームは、50~80代で死亡した日本人男性27人から提供された腎臓を解剖し、ネフロンの数を調べた。

 

1つの腎臓に含まれる数は、血圧が正常な9人で平均64万個と判明。

90万個とされる欧米人の2/3程度だった。

高血圧の9人は39万個

慢性腎臓病の9人は27万個だった。

2017年10月12日