体内でがん治療薬を合成

2016/08/13

効き目の強い薬をがんのある場所で作り出して副作用を減らす研究を、東京大学、筑波大学のチームがはじめた。

人体製薬工場の新技術として動物実験で原理を確認した。

東京大学の片岡一則名誉教授、安楽泰孝助教らは、直径1万分の1㍉以下のカプセルを特別な素材でつくり、血管を通じてがんに送り込む。

カプセルに封じ込めたタンパク質の反応で、がんだけに有効な合成が進む。

患者には薬の合成に必要な毒性の低い物質を投与するだけで、副作用を大幅に減らせる。

筑波大学の長崎幸夫教授らは、微小なカプセルを開発した。

カプセルに入った鉄イオンが触媒となって殺傷能力の高い活性酸素ができる。

 

2016年08月13日