赤ちゃんの泣き方で

泣き方のバリエーションで判断

 

明和政子・京都大学教授らのチーム。

生まれて間もない赤ちゃんは、泣き声の音域が広く、泣き方のバリエーションが豊かなほうが、言語や認知機能の発達が良好と発表。

 

明和教授は
“脳の成熟が泣き声に反映されている可能性がある。泣き声の分析が発育状況の予測に役立つかもしれない”と語る。

研究チームは、京大病院で妊娠37週未満に生まれた早産の赤ちゃん77人、満期を迎えて生まれた30人の赤ちゃんが授乳の前に泣いた声を録音し、音域の変動や泣き方の複雑さに着目して解析した。

 

さらに、それぞれの赤ちゃんが1歳半になった頃、花や車が描かれたカードや、積み木などを示し、話せる言葉の多さを調べることで言語や認知の能力を検査した

 

2018年01月05日