腸から尿酸を排出

防衛医科大学校の松尾洋孝講師らは、特定のタンパク質に血液中の尿酸を腸から排出する働きがあることを解明した。

成果は、英科学誌サイエンティフィック・リポーツに発表。

 

腎臓から尿酸をほとんど排出できない腎不全の患者で調べると、特定のタンパク質の機能を低下している患者は尿酸値が高くなっていた。

 

研究グループは細胞の内から外へ物質を運ぶタンパク質「ABCG2」に注目。

 

腎臓で血液中の尿酸を排出できず、人工透析を受けている腎不全患者106人で調べた。

 

機能が低下したABCG2の機能が低いと尿酸値が高かった。

 

腸に加えて、腎臓からの排出も下がった可能性がある。

 

急性腸炎では脱水が原因で高尿酸血症になるとされていたが、ABCG2の機能低下も関わっていることが分かった。

 


2016年09月02日