<れ>つらい症状

【病状れ】 

 

レイノー病 Raynaud disease    

《対称性壊疽》     またレイノー症状は膠原病にかかっている患者によく見かける症状で、寒冷時や手を水に浸けた時などに指先が白くなる現象をいう若い女性に多い。手足特に指先がひどく痛み、患者の色は蒼白からだんだんに暗紫色となり、ついには壊疽となる。両側に同時に起こる。(漢方診療医典)  

【処方名-五十音順】      

■桂枝人参湯    

■当帰四逆湯    

■当帰四逆加呉茱萸生姜湯

本方は動脈壁のケイレンを緩解する効があり、本方を持続して用いることによって、症状が軽快する(漢方診療医典)

■当帰拈痛湯

レイノー病が進行して、壊疽になろうとしている傾向の者に用いる。これで壊疽にならないですむことがある。(漢方診療医典) 附子理中湯 胃腸虚弱で、食欲不振、腹部軟弱のものによい(漢方診療医典)  


レジオネラ症

=レジオネラ菌による肺炎に似た症状を引き起こす。

◎レジオネラ菌が繁殖し、エアロゾル化された空気を吸うことで体内(特に肺細胞内)に入り、発症する。潜伏期間は2~10日間。レジオネラ菌は40℃の水中で繁殖し、70℃の熱湯で死滅する。

◎レジオネラ菌が確認された場所:        

クーラーの冷却塔

噴水

循環式風呂

超音波式加湿器

蓄熱式給湯器

◎レジオネラ菌は通常の検査で発見できない。 一般の培養検査では見つからない。特殊な培地を用いた検査が必要。 遺伝子診断が必要。

◎症状:    

・高熱・下痢・嘔吐 ・幻覚・意識不明

◎治療:    

レジオネラ菌は、肺の細胞内で繁殖するため、通常の抗生物質(たとえばペニシリンなど)では効果がない。なぜなら通常の抗生物質は細胞内にまで入り込めないから。

■女児死亡-------水中出産で 「名古屋市内の自宅の24時間風呂で今年6月、水中出産で埋めれた女の赤ちゃんがレジオネラ菌に感染し、生後8日目に名古屋第2赤十字病院で死亡していたことが28日、分かった。病院や名古屋市衛生局によると、6月中旬に生まれた赤ちゃんが生後8日目に突然、心臓が止まっていることに母親が気づき病院に運んだが、既に死亡していた。 病院が調べたところ、体内から検出された菌がレジオネラ菌に似ていたため、風呂の湯を検査、レジオネラ菌を検出した。」1999.10.29《日本経済新聞》」

■繁殖しやすい浴槽内 「静岡県の温泉で4月、レジオネラ菌に感染したお年寄りが肺炎で死亡するという報告があった。「温泉が好きで良く行くのですが、どこの温泉でも菌がいるのでしょうか? レジオネラ菌は、身の回りの土壌や淡水中に存在する細菌で、温度が20摂氏以上になると増え始める。特にゴミで汚れたり、閉鎖された空間内で循環する水中で増殖する。具体的には、空調設備の冷却塔内や、給湯器、24時間循環風呂などである。 空気と一緒に、菌を含んだ細かい水粒子(エアロゾル)や土ほこりを胚が吸い込むことによって感染する恐れがあり、肺炎や風邪症状のポンチィアック熱を引き起こす。 一昨年、東京都内の特別養護老人ホームの24時間風呂で、お年寄りが集団感染し、1人が肺炎で死亡。今年4月にも、静岡県のリゾート施設の温泉で9人が感染し、うち72歳の老人が死亡。 「公衆風呂のジェットバスやお風呂のお湯を使ったシャワーは、浴槽内で増殖した菌が周囲に飛び散り、肺から吸い込みやすいので注意が必要だ」と、大阪府立公衆衛生研究所の環境微生物室研究員の山吉孝雄さん。

■市販水にレジオネラ 「鹿児島県生活衛生課は25日、飲料メーカーの垂水池田温泉が今年5月に製造したミネラルウォーター『温泉水99』からレジオネラ菌を検出した、と発表した。」2000.7.26《日本経済新聞》 →2003年11/17、垂水池田温泉の「日高啓太郎」氏からFAXで記事を割愛してほしいとの依頼がありました。よって温泉名を○○で表示することにしました。

■1時間で判定 「栄研化学は9日、西川ゴム工業と提携し、吸水設備や浴槽などの水に含まれるレジオネラ菌を簡便に検出する試薬を共同開発すると発表」2001.4.10《日経産業新聞》 2004年に発売、48検査分で12万円2004.3,23《日経産業新聞》

■冷却槽や噴水にも注意 「今夏、宮城県の温泉施設で発生したレジオネラ菌に集団感染は7人の死者を含む約300人に達した。風呂の湯を循環させる会館の濾過器などで菌が繁殖したのが原因。専門家は「水を溜めて利用する装置ならどこでもレジオネラ菌の温床となりうる。衛生管理の徹底が重要」と語る。 レジオネラ菌はアメーバなどの微生物に寄生、普通は土壌や河川にいるが、土ぼこりなどで運ばれ、給湯器や循環式風呂などでも増殖する。濾過器や配管内壁のヌルヌルしたゼリー状のものが微生物の塊で、そうした中には大量にいる場合が多い。 国立感染症研究所などが調査した全国237カ所の温泉や銭湯のうち、64%の151カ所でアメーバが見つかった。「アメーバが増殖しているということはレジオネラ菌を含め多くの細菌が繁殖している証拠」 レジオネラ菌が増殖した温泉施設で、打たせ湯などで発生する水しぶきを吸い込んだりすると、主に肺などに侵入して増殖する。 感染しやすいのは 新生児 40歳以上の男性、 喫煙者 糖尿病などに罹っている人 ただ、誤って風呂の水を飲んでも「感染することはほとんどない」と斎藤厚琉球大学医学部教授は話す。人から人へと直接感染することもない。 仮に感染しても、体の免疫力が強かったり、菌数が少なく、菌が弱っていれば、発熱・筋肉痛・倦怠感を感じる程度で約1週間で自然に治る場合がある。胸部レントゲン写真でも肺炎のような像は見られない。 こうした軽症ですむ人は感染者の約2割。残りの8割は肺炎に似た症状を示す。悪寒や高熱に始まり、激しいせき込みや胸の痛みを感じるようになる。放置すると1週間程度で死に至ることも多い。 「初期症状は普通の肺炎に似ており、医師がレジオネラ菌の感染を疑って検査をしない限り、見抜けない可能性が高い」(斎藤教授) 診断がつめば治療は比較的容易で抗菌薬を使えばほとんど完治する。ただ、通常の肺炎を薬が違い。菌検出に2週間以上かかる。問診などで感染が疑われたら、感染を想定して治療方針を立てることが重要だ。 対策の第1は菌の増殖を抑えること。 1.打たせ湯を使わない。 2.湯の出口は浴槽の水面より下に設ける。 3.気泡発生装置の使用は十分な管理が前提。 4.温泉水の貯湯槽は60℃以上に設定すること。 2002.9.17《日本経済新聞》

■ホタテ貝殻で 「汚水処理剤開発ベンチャーのコーワ(釧路市)はレジオネラ菌を抑制する除菌抗菌剤をホタテ貝殻から採取した。 オホーツク海沿岸から調達したホタテの貝殻を沸騰水に入れ不純物を除去し、温度調節と特殊な触媒で製造し直径1cm以下の破片にした。 国が定めたレジオネラ菌の衛生管理基準は100ml当たり10個未満。実験では100ml当たり2万個の菌が発生した場合でも、ゼロになった。」2002.10.14《日経産業新聞》   

■客船で感染 「日本クルーズ客船(大阪市)の大型客船「ぱしふぃっくびいなす」に乗船した際、レジオネラ菌に感染、重い肺炎にかかったのは同社のずさんな衛生管理が原因などとして大阪府の辻泰三さん(71)とその妻が、2003年10/1、計1億1千万円の損害賠償を求める訴訟を大阪地裁に起こした。 訴えによると、夫婦は昨年12/28~今年1/6の日程で同社主催の台湾周遊クルーズに参加、辻さんは展望浴場を利用した。ところが、旅行後半から気分が悪くなり、帰宅後の1/12、呼吸困難で救急車で運ばれ、レジオネラ菌が検出された。 辻さんは一時意識を失い、現在も介護なしでは生活が不自由な状態という。」2003.10.3《日本経済新聞》

 

 

レックリングハウゼン病

■原因は遺伝子の異常 「59歳代、女性。19年前にレックリングハウゼン病で耳鳴りや難聴になり、主に脳神経科や耳鼻科・眼科の診察を受けています。この病気について聞いても難聴のため医師の話がよく分かりません。 ドイツ人医師レックリングハウゼン氏が発見した病気で、神経繊維腫症といい、慢性で遺伝性の病気です。 カフェオレ色の斑点や、ソバカスのような色素斑をはじめ、いろんな腫瘍(はれもの)などの皮膚病変が、皮下の末梢神経に沿って、ゆっくりと発育します。 神経繊維腫は、神経幹(神経の根元)のどこにでも起こり、耳神経や頭蓋内にも腫瘍が出来るため、症状はいろいろあります。 難聴以外にも、中枢神経、目、骨、関節などに病変がでてきます。 原因は、染色体17番にある遺伝子異常で、それによって生まれるタンパクも突き止められています。 常染色体優性遺伝といわれている神経繊維腫は、1988年5月から神経難病疾患として特定疾患の対象になりました。住んでいる都道府県の保健福祉事務所、あるいは保健所から書類を取り寄せ、かかりつけの医師に記入してもらって申請してください。」  

 

レット症候群

■女児だけの神経難病 「女児10000~15000人に1人の病気で、1966年、オーストリアの小児科医レット博士が報告した。絶えず手をもむ、手を振るなど手の運動が特徴。生後半年~1年半で発病、言語機能に障害が現れる。『自閉症』や『脳性マヒ』と誤診されることもある。 昨年秋、患者のX染色体の遺伝子に異常があることが見つかった。 日本レット症候群協会:(冨井直樹代表)043-238-8898」2000.1.9《朝日新聞》

■女児に言語障害や運動能力低下 「生後1歳半ば頃までの女児に発症し、知能の遅れによる言語障害や運動能力の低下などをもたらす難病、「レット症候群の国際会議が7月24日から4日間、長野県軽井沢町で開かれる。 国際会議はスウェーデン・ベルギーなどで開かれてきたが、アジアでの開催は初めて。約20の国・地域から400人ほどの参加が決まり、韓国・フィリピンなどアジアからも約30人が招待される。 レット症候群は1966年、オーストリアの小児科医、アンドレアス・レット博士により初めて同国の医学誌に報告された。 進行性の中枢神経疾患で、急に言葉を発しなくなったり、両手をもみ合わせるような動作を繰り返すのが主な特徴。 昨年9月、初めてX染色体上に原因遺伝子があることが突き止められたものの、治療法の開発は進んでいない。女児の10000~15000人に1人の割合で発症すると言われ、国内の潜在患者は約5000人と推定されている。 日本では小児慢性特定疾患の対象となっており、医療費の自己負担分に補助が出るが、症状が一般には知られていないことから『自閉症』や『脳性マヒ』と誤診される例も多く、十分な対策がとられていない。 主催者であるレット症候群国際会議組織委員会の会長を務める瀬川小児神経学クリニック(東京・千代田)の瀬川昌也院長は、「新しい治療法、育児に対する的確なアドバイスなどを探っていきたい」と話す。 娘が満3歳を迎えた頃にレット症候群と診断された日本レット症候群協会代表の富井直樹さん(48)は、「日本だけでなく世界各国の患者の家族の不安を少しでも和らげることができれば」と会議に期待を寄せている」2000.7.7《日本経済新聞》

 

レーバー先天性黒内症

■遺伝子治療が有効 「2008年、米フロリダ大学やペンシルベニア大学、国立眼科研究センターなどのグループは、、生まれつき網膜が光を受けとるのに必要なタンパク質が正常に作られない難病『レーバー先天性黒内症』に対する遺伝子治療を実施し安全性と有効性を確認した。 21~24歳の男女3人の患者の網膜に、治療に必要な遺伝子を組み込んだアデノウイルスを注入。大きな副作用もなく、わずかながら光を感じるようになったという。 遺伝子治療では免疫抑制剤を使わなかったが、注入した遺伝子が作り出すタンパク質に対する拒絶反応は出なかった。」  

 

レビー小体型認知症

一種のタンパク質からなるレビー小体が大脳皮質に広がると認知症が出てきて、幻視や妄想などを伴う。

■幻視

“頭が変。ぼんやりするようになっった”と言って、無気力になり、横たわって過ごす時間が増えていった。 “向かいの家に、5~6人の職人さんたちが来て白壁と焼け板を外して修理を始めた” “そんな人来ていないわよ”私が否定すると、 “そうやって、隣のおじさんと口裏を合わせているのね” 大手の病院へ“脳波に異常なく認知症ではない”と言われた。その5ヶ月後岡山県笠岡市のきのこエスポアール病院を訪れた。 院長の佐々木健医師は “レビー小体型認知症ですね”とすぐに診断。 “家の人は幻を否定したり、本人を責めたりしないでください。ありのままを受け入れてください。ほかの人には見えない便利な目を持っているのですから”と、アリセプトを処方された。 アリセプトを飲んで3日後に“頭がスッキリした”を母親。だが、 “庭に黒人が寝ころんでいて、氷水が欲しいと言うので持っていったら、もうおらんのじゃ” “畑でダンサーたちが白い布を広げながら白鳥の湖を踊っていた。あんたには見られんから悔しかろう” 漢方薬の抑肝散を処方されると幻視も消えてきた。しかし、カゼを引いて、続けていたアリセプトを止めて、手元のあった市販のかぜ薬を飲み出した、その途端に、連日夜中に起こしに来るようになった。 “亡くなった主人や弟夫婦、それに子供たちも来ているからあんたも早く来て”とせかす。 ある夜は、物音がするので部屋をのぞくと、布団の上で筆をとって色紙に和歌を書いていた。 別の日は、孫のつもりでイスに話しかけていた。 医師は、“かぜ薬の成分が原因。体力が低下した高齢者に効き過ぎて、意識が低下し、譫妄がでたのでしょう”  

 

レプトスピラ症

■モモンガから 「2005年4月、静岡市駿河区のペット輸入販売業者の従業員が、ペット用に輸入したアメリカモモンガ約100匹の管理をしていた。そのうちの1人が発熱や血尿などの症状で市内の病院に入院。検査の結果、レプトスピラ菌の感染が判明し、9月に静岡市の保健所に感染症発生の報告があった。 レプトスピラはネズミやモモンガなどの齧歯類の多くが保菌しているとされる。感染者の菌を遺伝子検査した結果、アメリカモモンガからの感染と分かった。」2005.9/26《日経》  

 

レム睡眠行動障害(RBD)

(参照→「RBD」)

■大人の夢遊病 「睡眠中はノンレム睡眠とレム睡眠を90分間隔で繰り返している。ノンレム睡眠は脳は休んでいて、体が活動している状態で、脳ははデルタ波になっている。レム睡眠は脳が活動して、体は休んでいる状態で、脳波がベータ波になっている。 夢遊病は子供だけに起こり大人には起きないが、脳幹部にある運動抑制機構が何らかの原因で働かないときに、夢遊病のような行動をとることがある。 覚醒時は、大脳からの刺激が、運動連合野→運動野→脊髄→と伝わって運動行動が出来る。そして睡眠中は脳幹部にある運動抑制機構が働いて、夢の中と同じ行動をさせないようにしている。ところが大きなストレスや大量の飲酒などで、抑制機構が働かない場合に、レム睡眠行動障害を引き起こす。  冷汗  

【処方名-五十音順】      

■桂枝加竜骨牡蠣湯    

■当帰四逆加呉茱萸生姜湯  

 

冷感症 frigidity  

⇒女性の場合のオーガズムに達することが出来ないこと。   

◎性的な機能でなく、楽しむことができない。身体的原因がない点でインポテンツと区別されます。 

【芳香療法】    

ジャスミン    

ネロリ    

イランイラン    

クラリセージ    

サンダルウッド  

【漢方療法】   

■五積散(下半身寒冷)  

 

 

冷心痛(れいしんつう)    

⇒冷気に当たったり、冷たい物を食べ過ぎて起こる心痛。心下部が引きつるように痛み、下痢・しぶり腹となる。  

【処方名-五十音順】      

■建理湯    

■厚朴温中湯    

■五積散  

 

冷房病 cooling disorder    

⇒冷房室内に居住するための不適応症候群。  

【処方名-五十音順】      

■五積散    

■真武湯    

■当帰四逆湯    

■当帰四逆加呉茱萸生姜湯    

■苓姜朮甘湯

 

冷膿瘍 cold abscess   

《寒性膿瘍》   

⇒熱膿瘍と異なり、急性炎症症状を欠き、結核菌が膿に含まれている。  

【処方名-五十音順】      

■控涎丹    

■保元湯

◎「白芥子・肉桂・炮姜・鹿角膠・熟地黄・麻黄・甘草」   

◎蒼朮   

◎肉桂(血脈を疎通する。百薬を宣導する)      

◎鹿角  

 

厲風(れいふう)   

=癩病のこと。  

 

冷淋   

⇒小便すると痛み、ブルブル震える。  

【処方名-五十音順】    

■生附湯[2]    

■木香湯  

 

歴節風(れきせつふう)    

(→痺)(→痛風)   

⇒痛みが全身のあらゆる関節をめぐるもの。    歴節風を古方にも痛痺といい、今も痛風という。昔の痛痺が今の痛風である。痛風の病勢が全身に動くのを歴節風といい、虎に噛まれたような感じがするので、それを白虎風と名付け、痛みは必ず夜に激しく感じるのは、陰から運行するからである。 歴節風の病勢は、頭がボーッとして吐き気があり、脂が混じってきて体全体が痺瘟し、その腫が脱落するようにだんだん脱落して、その痛みが牽掣するのと同じように屈伸できない。酒を飲んで風に当たるor汗をかいて水に入るor皮膚が空する時に、気を付けないと、風寒湿の邪が関節に遍歴し、血気とともに攻搏して起きる。その痛みが牽掣のようなときは寒が多いことであり、肢節の間に黄汗が出るのは風が多いことである。   

◎歴節疼痛忍ぶべからず、屈伸するを得ず、短気自汗出ずる者、名づけて歴節風という。

《弁要》

<1>[蒼朮][南星][川芎][白芷][当帰][酒芩]を使い。       

①病が上にあれば:+[羗活][威霊仙][桂枝][桔梗] ②病が下にあれば:+[牛膝][黄柏][木通][防已]  <2>痛風:

[大羗活湯][蒼朮復煎散][防風天麻散][疎風活血湯][四妙散][潜行散][二妙散][活絡丹][竜虎丹][五霊丸]    

<3>歴節風:

[神通飲][定通散][虎骨散][加減虎骨散][麝香元][乳香黒虎丹][乳香定痛丸][捉虎丹]    

<4>肢節腫痛:[霊仙除痛飲]    

<5>痰飲痛注:

[芩夏湯][控涎丹][消痰茯苓丸][半夏芩朮湯]   

【処方名-五十音順】      

■加減虎骨散(痛みが昼夜止まらない)    

■活絡丹(一切の痛風、筋脈の拘攣・沈痛)   ■虎骨散(百節がしびれ、あちこち痛む)    ■五霊丸(風冷で気血が閉じ、麻木・疼痛)   ■四妙散(痛風が走注する)    

■麝香元(疼痛が遊走し、虫が歩くようで、夜激しい)    

■神痛飲(歴節風)

■蒼朮復煎湯(風・湿・熱の疼痛)    

■潜行散(腰以下の湿熱・走痛)    

■捉虎丹(一切の痛風で癱瘓・麻木、寒湿脚気) ■疎風活血湯(四肢と関節が刺痛・赤く腫れる) ■大羗活湯(風・湿が攻搏して肢節が疼痛、屈伸出来ない)    

■趁痛散    

■定痛散(風毒が皮膚と骨髄の間を攻注、あちこち痛み、夜激しく、筋脈が拘攣し屈伸出来ない)  ■当帰散(寒湿痛風)    

■二妙散(湿熱・痛風・筋骨の疼痛)    

■乳香黒虎丹(すべての風寒湿による骨節・全身の疼痛)    

■拈痛散    

■半夏芩朮湯(湿痰流注・肩臂痛)    

■防風天麻湯(風・湿の麻痺で走注疼痛、or偏枯、or暴瘖)    

■麻黄湯(汗のない歴節風)     

■竜虎丹(痛風が走注して麻木、半身疼痛)   ■霊仙除痛飲(肢節が疼痛)  

 

 

裂肛(れっこう)   

=「切れ痔」「裂け痔」   

⇒排便の際に便にこすられて、肛門の粘膜が切れて激しい痛みや出血もみられる。  

 

連鎖球菌性毒素ショック症候群

(参照→ 劇症溶連菌感染症 )

 

 膁瘡(れんそう)   =脛骨部位にで